怠惰なる生活を送っている私は、
今日は今日とて午後2時頃まで惰眠を貪っていたわけですが、
入り口のドアをノックする音で目を覚ましました。
覗き穴から誰が来たのか見てみると知らない中年男性がいます。
覆面ポリスメンでも無さそうだし、制服を着ていないので宅配業者でもない。
部屋の修繕を頼んだ覚えもないし、
さて居留守でも使うかと3秒程度迷った挙句、
寂しさから人恋しくあり、
話くらいは聞いてみようとドアを開けてしまいました。
どちら様で?
尋ねる私に聖書だとか、
イエスの死を記念する為に月末に近くのホールで無料のイベントがあるので
そのチラシをどうぞとか…。
さぁ困った。
とりあえず、無料といわれても聖書なんて受け取った日にゃ~、
目をつけられてしまう可能性もありそうで怖いし、
「アッラーの神しか信じてません。イ~シャラ~」
などと冗談を言えば十字軍が我が領土を蹂躙するやもしれません。
丁重に聖書は断りつつチラシだけは受け取り、
「土曜日は忙しいので、暇があれば~」
などと適当に言い訳をして帰ってもらいました。
他人様が何を信じようと自由なので、
それに意見するつもりはありませんが、
私が宗教などというものは信じないのも自由なわけです。
許可を得てポスターなどを貼っておいて、
それを目にした人が自主的にイベントに参加するとかであれば無問題。
ただ訪問販売めいた誘いは勘弁願いたいです。
『郵便受けにチラシを入れて立ち去る』
というのが受け入れられるリミットで、
今回の押し売りは私にとってリミットブレイクしてたんですよ。
他者を巻き込まない信仰であれば大いに結構な話、
それは宗教だけに限った話ではありません。
学生さんなどであれば
クラスメイトに
「この娘、かわいいから」
などとB級の乳揺れだけしか見所のないアイドル(?)のイメージビデオなどを押し付けられたり
「この人面白いから」
などとワンパターンなリズム芸のコンビ芸人のライブDVDを押し付けられて
翌日に感想を求められたりするのと同じで、
褒めれば次の物を出して洗脳を強めようとしてくるし
ケチをつければ怒りだすようなものと同じかな?