二人は嫌…二人が二人でいるために、みんなを壊してしまうから…。
2人きりになって、良い雰囲気になったとき海己が航に言うセリフから。
きちんと原作(海己シナリオ)をプレイしてからアニメを見てみました。
まぁ色々とありますが、
作画は伝説のキャベツアニメと比べて良い方向に持ち直していると思われます。
3週遅れていていますが、一応見ているので
簡単にアニメ版の海己シナリオのあらすじと感想を。
◆あらすじ◆
航と海己は幼馴染だが、
航の父親と海己の母親が駆け落ちしてしまった事で、
表だっては接触していない。
海己は自分と父親を捨てて家を出た母親にトラウマを持っていて、
夏の夜に行った百物語で宮穂の言う『二人残された兄弟の物語』を聞いて思い出してしまい
夏祭りの夜にはぐれてしまい一人の恐怖に震えているところで、
航に見つけ出されて事なきを得た。
お盆になり、お互いに家族と会いに行く航と海己。
寮への帰り道、
いつものように待ち合わせて帰る二人は突然の夕立でびしょ濡れになり、
一人が恐いという海己の部屋で距離を微妙な距離を保ったまま一夜を明かす。
学園長と教頭の悪巧みにより、
祖父に航が女子寮に住んでいる事がばれてしまい、
釈明する航に対して、
いつも味方してくれた祖母までもが今回は寮から出るようにと航を諭すが、
航は自分が寮に住む事を認めてもらうために寮生たちを巻き込んで動き出す。
航の祖父にバレた事で、
航と寮で同居している事を父親に話しに行く海己だったが、
父親の悲しむ顔を想像してしまい言えず…。
生徒会長に立候補しようと思った航は、
そんな海己を「俺たちは逃げない!」と説得し生徒会の副会長に推挙して、
就任演説でお互いの親御を呼んで海己の成長した姿を見てもらい、
両家の和解へと導き、航が寮で暮らす事を祖父に認めさせた。
◆感想など◆
色々と変更点が目に付きますが、説明不足な点が多々ありますよね。
気になった点は下記に…。
何故一方的に海己の羽山家が悪く言われるのか?
>航の星野家が名家で祖父が島の実力者だから
海己の母親と航の父親の過去について説明無し
>二人の生まれる前に島の外で交際していたが、祖父の反対でご破算に。
二人が駆け落ちしたきっかけの説明なし
>航と海己が仲良くしていることで再燃
夏祭りで茜と一緒にいる理由と、”あわせ石”についての説明
>カット
お盆の帰り道に夕立に巻き込まれた理由
>道草をくってたから
濡れた後、二人きりになって
>海己攻略でないので指を微妙に絡めるシーンはカット
女子寮に住んでいることが祖父に知られる理由
>交際を認めてもらうために自分から話に行くはずですが、学園からバラされてしまう
父親に航の事を話せない海己
>タダれた関係になっていないので、航のオシオキは無し(笑)
海己の家庭農園のジャージ姿
>少し期待していた原作で絵の無かった”タオルでのほっかむり姿”無し
親御さんを呼ぶのが新生徒会の就任挨拶
>カケオチすると騙して学園祭に呼ぶはずでしたが、フラグが立っていないので変更?
海己を生徒会の副会長になった結果
>寮の同居ではなく、寮の存続が結果のはず?
親御さん同士は和解
>二人の島の中での立場は変わらない?祖父の影響力で変わる?
海己の部屋に刻まれた相合傘
>学園長の名前のエピソードは無し
一番気になったのが、
海己を生徒会の副会長にするためのエピソードを引っぱりすぎた点でしょうか。
原作ではアッサリと流して、
その後の学園祭で仲間達が作ったウェデングドレスを着た海己と航が
オクラホマミキサーか何かを踊るとかそういう方向で、
最後に部屋に相合傘を刻んで島から海己が出て行って、
数年後に二人の結婚式で、めでたしめでたしなんですよね。
海己フラグがピンピンと立っていて、
航・好き好きオーラを放っている話にもかかわらず、
二人きりは拒み続け寸止めに終わり、航クンは蛇の生殺し状態。
思いっきり海己が魔性の女に見えてしまいました(笑)
次は、さえちゃんシナリオなので、
一応録画している分をみる前に原作のさえシナリオをクリアしてみようと思います。
OPとEDの主題歌と劇中BGMは悪くないと思います。
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