人間失格よ!!
パチスロに熱中して娘の静に興味を示さない母親に対して、
ブチギレた沙衣里センセイが宣告したセリフより抜粋。
作画監督さん、もう少し頑張って~!!
としか言えない
『この青空に約束を~ようこそつぐみ寮へ~』
なのですが、
静のエピソードは恐らくは大トリだろう海己へつなぐ中継ぎのはず。
それほど期待せずに後編を待ちたいと思います。
◆あらすじ◆
航が補習をサボって土手で昼寝をしていると麦藁帽子が飛んでくる。
その帽子の持ち主と思われる女の子はサトウキビ畑に消え、
残った帽子には『藤村静』の名前が…。
気になった航はその後も土手を訪れるが、
なかなかその少女を見つけることが出来なかった。
もう諦めかけた雨の降る日に偶然にも少女と再会した航は、
喫茶店へと連れて行き静を家まで送る事になったが、
静の家はゴミ屋敷と化していた。
父親は仕事で家を空け、
母親はパチスロに狂い、
学校にも殆ど通っていない…。
静の境遇を知った航は、
つぐみ寮へと静を連れ帰ってしまうのだった。
海己の作った料理を食べて眠ってしまった静を一晩寮に泊めて翌日、
航と沙衣里は静の両親に会いに行く。
父親は仕事の事しか頭に無く、静の事を母親に任せっぱなし。
そして母親はパチスロに夢中で沙衣里の言葉を聞き流すばかり。
熱くなった航を止めるかと思った沙衣里は、
その母親の態度に怒り
「アンタそれでも人の親?」
と啖呵をきって静を寮で預かることになった。
時は流れ春になり静は学園へ入学。
夏になり寮のメンバーで海へと遊びに行った帰り、寮の前ではあの男が待っていた。
◆感想など◆
あらすじを細かく書く必要があるかどうかも疑問になってきました。
もっと大雑把に書くと、
『育児放棄された静が寮で暮らすまでのお話』ですね。
親がいるにもかかわらず孤児のような静という存在を見た航は、
過去の自分と重ね合わせて放っておけなくなり…。
オーソドックスな使い古された展開ですが、
使い古されるという事は使う価値のある展開なのです。
やはり前回の宮穂エピソードよりは面白い感じもしますし(笑)
ちょっと違う話ですが、
これって【家族計画】の茉莉シナリオに近いものですよね。
アニメ化に際して話をどれだけ省略されたのかは不明ですが、
もう少し上手く調理すれば、
もっと切なさを溜め込んで良いエピソードに昇華できそうな気もしますけどね…。
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