【コードギアス 反逆のルルーシュ】 # 3話 偽り の クラス メイト # を見た。 | Mix Fruit Strategy

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日々の徒然と、遊んでいるゲームや深夜アニメの短い感想など記載予定。
書きたいことを適当に書いてます。気に入ったらまた来てください。
スパム行為が多いのでコメントは認証後に公開となります。

2話の記事から、個人的には一番注力しているコードギアス感想記事。
今回も文字数制限ギリギリまで書いているが、
あくまでも自己満足の為なので、
ついでに喜んでくれる読者がいれば幸い。


オープニングとエンディングの歌の背景のアニメーションに、
ネタバレっぽいヒント満載に思うのだが…。


初出の名前については、公式サイトから情報を###引用###で、
個人的な長い推測は##推測・解説##という形で。



◆ストーリー詳細など◆

◆OPテーマ曲◆

FLOW

COLORS


◆STAGE 3 偽り の クラス メイト◆


◆前回のラストの続き
クロヴィスからの放送に戸惑うブリタニア人たち。
回収すべき【ガス(=C.C.のこと)】も残っているのだが、
エリア11総督から直々の玉音放送の為に渋々従う。

カレン達レジスタンスは、一命を取りとめ解放された。
見上げるのは夕陽に染まるクロヴィスの乗る巨大な指揮車だった。



◆クロヴィスのいるコンダクトフロア
クロヴィスに銃を突きつけるルルーシュ。
ルルーシュを日本占領の時に死んだと思っていたらしいと思っていたクロヴィス。
二人以外誰もいない玉座の間。


<<ルルーシュ回想シーン>>
銃撃されるルルーシュの屋敷。
シャンデリアを壊され、灯りが消えた屋敷では
母親は機関銃を乱射され血まみれになりながらも、
階段の踊り場でナナリーを庇い絶命。
ナナリーは瞳孔が開いたまま、指先がヒクヒクと動いていた。
ルルーシュは階段の上でショックを受けて身動きとれずにいた。
<<回想終わり>>


ルルーシュ 「そう、母さんは殺されたからだ。
母の身分は騎士候だったが、出は庶民だ。
他の皇女達にとっては、
さぞや目障りな存在だったんだろうな!
しかし…だからといってテロリストの仕業に見せかけてまで、
母さんを殺したな!!」


脅えるクロヴィスは必死に答える。


クロヴィス 「私じゃない!!私じゃないぞ!!」
ルルーシュ 「なら、知っている事を話せ!!
俺の前では誰もウソをつけない!
誰だ?殺したのは!」


母が殺されたことの真相についてギアスの力を使い、
ルルーシュはクロヴィスに尋問する


クロヴィス 「第二皇子シュナイゼルと、第二皇女コーネリア。
彼等が知っている。」

ルルーシュ 「アイツらが首謀者か?…そこまでは知らないか…。」


ギアスの力からクロヴィスを解放し、
ルルーシュの母殺しを必死に否定し命乞いするクロヴィス。


クロヴィス 「腹違いとはいえ、実の兄だぞ!」
ルルーシュ 「奇麗事で世界を変えられないから…。」


ルルーシュはトリガーを引きクロヴィスの命を奪った。



◆翌朝のアッシュフォード学園の生徒会
居眠りしていたルルーシュの頭を紙を丸めた筒でポンポンと叩くミレイ。
置き去りにされたことに文句を言うリヴァル。
一人コツコツとコンピューターにデータを打ち込むニーナ。
予算審査をガッツで終らせようと言う生徒会長のミレイ。
ミレイのガッツの魔法に一人かかったシャーリーは、力こぶを作りガッツポーズ。
そんなシャーリーの胸を見て
「立派じゃん、トップとアンダーのバランスが良いよね~」
とセクハラ発言のミレイ。
胸を隠すシャーリーと覗き込むリヴァル。
そんなこんなで、無事に予算審査を終えることができた。


###リヴァル・カルデモンド:
ルルーシュの悪友。愛車のサイドカーにルルーシュを乗せて、学外まで遊びに出かけることもしばしばある###
###ミレイ・アッシュフォード:
ルルーシュの先輩で、アッシュフォード学園の生徒会長。
悪戯好きの性格のため生徒会メンバーを翻弄することもよくあるが、
いざという時には頼れるお姉さん。祖父がアッシュフォード学園の理事長###
###ニーナ・アインシュタイン:
アッシュフォード学園生徒会メンバーの一人。
おとなしく研究好きな性格###



◆教室に戻る生徒会の面々
ノートパソコンで
新宿の様子がニュースで流され、
30分も離れていない新宿でテロがあったことに驚く生徒たち。


ルルーシュ 「昨日、この件で電話したんだよ!
知り合いからリアルタイムで聞いてて…。」


ルルーシュは前半は本当で、後半は嘘をついて答えた。
<おかしい…何故あの情報(クロヴィス暗殺)を隠す?>


銃殺した事を思い出し、吐き気を催すルルーシュはトイレに駆け込む。


<クロヴィスの死を隠すということは、混乱を防ぐためか?
しかし、それをやるという事は、発表するとき…。>

ルルーシュ 「ふん…。我ながら細い神経だな!」


##新宿から30分以内で、緑のある土地が広がっているところを考えると
新宿から西に行った【立川】あたりが考えられる##



◆車の中のジェレミアとヴィレッタ
この程度の検問では
クロヴィス暗殺犯は捕まらないだろう
と話し合う。
純血派でなんとかしようと言うヴィレッタに、
ジェレミアは「私がなんとかする」
ヴィレッタの逸る気持ちを抑えつけた。



◆教室に戻るルルーシュ
見慣れない女子生徒に違和感を感じるルルーシュは、
巻き込まれる原因となったトレーラーで見た女と気がついた。。
<そうか、引っかかった訳だ…。>


カレン・シュタットフェルト…
体が弱いらしく、たまにしか学校に来ない。
成績優秀でシュタットフェルト家のご令嬢だから、
金もあるし性格も穏やか…。
というリヴァルの評価。
昼食時の中庭でカレンが蜂を手刀で叩き落す。


カレン 「あぁ~イライラするっ!
病弱なんて設定にしなきゃ良かったぁ!!」


その瞬間にルルーシュは居合わせた。

<やはり、あの時の女だ…。>

サンドイッチを咥えるカレンを睨みつけるルルーシュ。
ルルーシュはギアスの力を使い、カレンに尋問する。


ルルーシュ 「昨日、新宿でグラスゴーに乗っていたな?」
カレン 「はい。」
ルルーシュ 「どうしてテロを?」
カレン 「私は日本人だから。ブリタニアの血も半分入っているけど…。」
ルルーシュ 「ハーフ!?しかし、何故そこまで?」


正気に戻ったカレンは再び猫を被る。


カレン 「私に何か?」
ルルーシュ 「もう用は済んだ。念のため…。」



再び左目のギアスの力を使い念を込めた


ルルーシュ 「新宿の事は何も言うな!」
カレン 「え?新宿ってどういうこと?どうしてそんなこと言うの?」
ルルーシュ 「教室に戻れ!」
カレン 「あなたが質問に答えてくれたらね!」
<効かない!?どういうことだ、これは?>


ギアスの力がカレンに効かず困惑するルルーシュを助けたのは、
校舎の2階から声をかけてきたシャーリーだった。


シャーリー 「ルルー、カレンさ~ん!
次、理科準備室だよ!急がないと~!」
ルルーシュ 「ヤッベ!実験器具出さなくっちゃ!!」


オッチョコチョイを装い、カレンの前から離脱するルルーシュ。

<しくじった!?しかし…>



◆学園・ルルーシュとナナリーの居住区
ナナリーはメイドの柴崎咲世子に折鶴を作ってもらっていた。
ナナリーは目が見えないので、指先でその感触を確かめる。
テーブルの上には咲世子の作った折り紙が幾つもあった。
「日本人って器用なのね!」
咲世子を褒めるナナリーは、足音に気がつきルルーシュの帰宅を知った。


ルルーシュ 「ごめん!遅れちゃって!」
ナナリー 「お帰りなさい、お兄様。」
咲世子 「お帰りなさいませ。」
ルルーシュ 「ただいま…ナナリー、咲世子さん。」




◆バトレー将軍と研究者達
将軍はC.C.についての報告を研究者達に告げる。


バトレー 「諸君も知っての通り、計画はすべて失敗した。
故にこの研究所を破棄する。
成田に場所を用意した。全て移す。
記憶が無いとは言え、

私は参謀達がクロヴィス殿下の元を離れたのは事実だ!
私は本国へ戻され、責任を問われるだろう。
その際、皇帝陛下に秘密で

この実験を進めていた事が知られると…。」



デスクの上には実験試料とC.C.を実験台として何らかの機械にくくりつけている写真が散乱していた。



◆ルルーシュとナナリーの食事
ルルーシュはステーキを食べやすい大きさに切り分け
ナナリーの前に置いた。
ナナリーは先ほどまでの折り紙の話を
少し興奮気味にルルーシュに話す。
口元からポタージュが垂れそうになるナナリーを気遣い、
すぐに口元をハンカチ(ナプキン?)で拭くルルーシュ。

昨日の夜、心配していた事をルルーシュに伝える、
折鶴を大事そうに両手で優しく包み込んだナナリーは言う。



ナナリー 「この鶴を千羽折るとね、願いが叶うんですって!
もし、お兄様に叶えたい事があるのなら…。」

ルルーシュ 「いやぁ…オレは…。ナナリーは?何か無いのかい?」
ナナリー 「うーん…優しい世界でありますように!」
ルルーシュ 「オマエの目が見えるようになる頃には、きっとそうなっているよ!」
ナナリー 「本当に?」
ルルーシュ 「約束する!」


<そうだ…。
俺たちには選択できる未来が限られている。
ここで匿われていると言っても、
アッシュフォード家がいつまで後ろ盾になってくれるか…。
素性がバレたら、
シャーリーやリヴァル達だって離れるだろうし…。
行く末は、政治の道具か陰謀の餌食だ。
作らねば!
ナナリーだけでも幸せに過ごせる世界を!>


ナナリーは自分の小指をルルーシュの小指に引っ掛けた。


ナナリー 「この前、教えてもらったの!ニッポンの約束の仕方。
♪嘘ついたら針千本飲~ます。指切った♪」



指きりをして笑顔になるナナリー。
針千本は怖いな…と、おどけるルルーシュ。


ナナリー 「だから嘘ついたらいけないんですよ?」
ルルーシュ 「大丈夫!オレは嘘をつかないよ。」
<オマエにだけには…。>



◆ C M ◆


◆翌朝、アッシュフォード学園
学園内を流れる小川に映る自分の左目を見て考えるルルーシュ。
<これだけが、オレの武器だ。知らなくては…使い方を!>

そこでルルーシュは通りかかった先生にギアスの力を試す。


ルルーシュ 「先生、今度の論述試験の問題教えてくださいよ!」
先生 「エディンバラの屈辱と、新大陸への遷都。北南戦争についてだ。」

<この力、無くなったわけではないのか…。>


再びギアスの力を先生に試すルルーシュ


ルルーシュ 「先生、今度の論述試験の問題教えてくださいよ!」
先生 「冗談言ってないで真面目に勉強しろ!
オマエはやれば出来るんだからな!」

ルルーシュ 「は~~い!」

<やはりな!同じ人間には一度しか効かないってわけか…。>


ルルーシュはギアスの力について、一つ学習できてダークな笑いを浮かべた。


##エディンバラの屈辱/北南戦争:

どちらもリアル世界の史実には無い。

類似ワード【カノッサの屈辱】は、教皇が破門した王様に謝罪し跪く事件。

類似ワード【南北戦争】アメリカの南北戦争のこと。奴隷制に反対した北が勝利。

以上の2点から、教皇を屈服させたイギリスか、それに近い国(ブリタニア?)で、

その点からブリタニア皇帝は宗教的な教皇も兼任していると思われる。

ブリタニア=アメリカではなく、

イギリス(もしくは、イギリス系の国)の支配が続くアメリカ大陸に【遷都】して、

奴隷制のあるかもしれない南が勝利しアメリカ統一したイギリス系の架空の帝国と推測できる##


◆アッシュフォード学園の屋上
レジスタンスの扇と通信するカレン。


『どうだい…久しぶりの学校は?』
カレン 「窮屈…。昨日なんて歴史の授業だしぃ~。
ねぇ、そっちに戻った方が?」

『今は軍の警戒が厳しい。

暫くはそこでほとぼりを冷ますんだ。』
カレン 「でも、あの声(ルルーシュの声)の事だって」
『声だけじゃ探しようが無いよ…。
それに、カレンが学生やっている方がナオトも喜ぶ。
新宿の事は暫く忘れろ!また連絡する。』


レジスタンスの隠れ家には日の丸の国旗があり、
カレン・扇ともう一人が映った写真がある。
これがカレンの兄でナオトだろう。

<新宿…わかっているけど…。>

カレンはハっとして、
昨日のルルーシュが『新宿の事は何も言うな』と言っていた事を思い出した。

<まさか、あの時の声…。>



◆授業中のルルーシュとカレン
教師からの質問に答えるルルーシュと、
それを筆箱に隠した鏡で見るカレン。
<似てる、か…。いや、声の記憶なんかアテにならないけど…。>


ルルーシュは答え終わり着席する時に、
カレンが鏡越しに見ていたことに気がつく。


ルルーシュ <与えたのは新宿という情報だけだ。しかし…。>
カレン <もし、私の正体を知られていたら…。>
ルルーシュ <早い内に>
カレン <処理しなければ!>


##教師の話に
デューダー朝・エリザベス一世とあるので、
イギリスの歴史についての授業であるだろうことがわかるが、
私の資料によるとデューダー朝は1485年から1603年まで続いた。
江戸幕府が始まる年に終ると覚えると良いだろう。
エリザベス一世の死んだのが1603年で、
その後ステュアート朝に変わり、
半世紀も起たないうちに清教徒革命が起こるので、
この教師が言っていた隆盛を極めたという
歴史は

リアルな現在とは微妙に違うことが窺える##




◆クラヴィスの棺を運ぶ車
護衛のナイトメアが車の周囲を囲む。
昨晩のうちに研究所の全てを成田に移したことを
車の中で電話で確認したバトレー将軍。
「申し訳ありません、殿下…。」
困り果てたバトレーだった。




◆アッシュフォード学園、放課後
鞄に荷物を入れたルルーシュは、
シャーリーの誘いを断り
カレンの席の前に移動し声をかけた。


ルルーシュ 「ちょっと付き合ってくれないか?話したい事がある。」
カレン 「えぇ…誘ってくれると思ってた。」


シャーリーは驚き、
カレンの周りにいた女子生徒達は「キャー」と黄色い声を上げる。




◆クラヴィスの棺を運ぶ車
護衛のナイトメアが
ジェレミアの指揮するナイトメアに倒され、
バトレーからクラヴィスの棺を奪還する。
「あなたがこれ以上、殿下のお傍にいるのは許されない!」


◆学園・生徒会専用クラブハウス
誰もいないだろうクラブハウスで話をしようとしたルルーシュ。
しかし、生徒会のメンバーが既に集まっていた。

ニーナの失くした探し物を見つけるシャーリー。
中腰で探し物をしていたので、腰痛を訴えるリヴァル。
奥から手料理を運び込むミレイ…。


ルルーシュ 「あの…何ですか、これ?」
ミレイ 「知ってて連れてきてくれたんじゃなかったの?
カレンさん、生徒会に入れるから!
お祖父ちゃんに頼まれちゃってさぁ~。
『体のこともあるから、普通に部活は難しいだろう』って…。
あ…私、生徒会長のミレイ。ヨロシクね!」


次々とカレンの元に生徒会メンバーが駆け寄り、自己紹介を始める。
書記のリヴァル。水泳部と掛け持ちのシャーリー。モジモジと答えるニーナ。
そして車椅子にのったナナリーがケーキを持ってやってきた。
ルルーシュの妹としてナナリーを紹介するミレイ。

困惑していたカレンだったが、
ナナリーを見つめるカレンは穏やかな笑顔だった。



乾杯と称して、シャンパンを持ち出したリヴァル。
規則にうるさいシャーリーはシャンパンを取り上げようとするが、
リヴァルはルルーシュにシャンパンをパス。
受け取ったルルーシュだったが、
シャーリーが奪いに飛んできたために、
その衝撃と弾みでコルク栓がカレンに向かって飛んでいく。

カレンは手刀でコルク栓を叩き落したが、
シャンパンを頭から浴びてしまい、
シャワーを浴びて着替えることに…。



◆シャワー室のカレン
ルルーシュはカレンの着替えを持ってシャワー室に入ってきた。
シャワーカーテン越しの会話。



カレン 「速いのね…。男子寮まで行って来たんでしょ?」
ルルーシュ 「オレ、ここに住んでるから。」
カレン 「え?」
ルルーシュ 「寮で暮らすのは、妹には難しくてさ…。
理事長の厚意でここに住まわせてもらっている。」

カレン 「そう…。」
ルルーシュ 「それじゃ…。」



立ち去ろうとするルルーシュを呼び止め、
洗面台に置いているポーチを取ってもらう。
手渡された瞬間にルルーシュの手首を掴み、
ポーチから隠しナイフをむき出し尋問するカレン。



ルルーシュ 「思ったより活発なんだな?」
カレン 「あの日、新宿にいたの?」
ルルーシュ 「何の事だ?」
カレン 「とぼけないで!何故『新宿』って言ったの?」
ルルーシュ 「『新宿』だと、何か都合が悪いのか?」
カレン 「質問に質問で答えないで!!
答えはイエスかノー!
それ以外は聞きたくない!!」


一瞬の静寂。
そんな静寂を切り裂く電話のベルの音が鳴った。


ルルーシュ 「出ないと誰か来ちゃうけど…いいかな?」


受話器を取るルルーシュ。
そしてカレン宛ての電話であると言い、カレンに受話器を渡す。
カレンはポーチの隠しナイフをすぐに取れるように
バスタブの縁に置いて電話に出る。



カレン 「もしもし…。」
電話の声 『無事だったようだな、Q-1!』


電話の声に驚き、
掴んでいるルルーシュの腕を確認し、
カーテンの隙間からルルーシュを確認し、
喋っているのがルルーシュでないことも確認。


<違った?>


電話の声 『明後日の十六時、旧東京タワーの展望室。一人で来い!』
カレン 「オマエは誰だ!!停戦命令を出させたのは…」


カレンは話の途中だったが一方的に電話は切られた。


カレン 「おい、切るな!!」


受話器を引っ張るカレン。
弾みでシャワーカーテンが全開になってしまったが、
興奮しているカレンはすぐに気がつかない。


ルルーシュ 「何だ、停戦命令って?随分物騒なお友達だな…。」
カレン 「あ…今のは…その…。」
ルルーシュ 「当てようか?ゲームの話だろ、ネットとかさ…。」
カレン 「えぇ…そうなの。私、家に篭りがちだから…。」
ルルーシュ 「だから忠告したんだよ…。
新宿の事は言わない方が良いって…。
いるんだ…。
君みたいな人に、わざと画像とか見せたがるヤツらがさ!
ところで…見えてるんだけど…。」


カレンはやっとカーテン全開でルルーシュと話していることに気がつく。
しゃがみこみ、胸を隠すカレン。
ルルーシュは「誰にも言わないから」と言いシャワー室から出て行った。


カレン 「違ったんだ…。」


##東京タワー展望室というのは、
CLAMP初期の名作【レイアース】の3人が出会った場所##



◆操られた咲世子
ボイスレコーダーのボタンを押す咲世子。
『無事だったようだな、Q-1』

ギアスの力で暗示をかけられた咲世子が、
カレンにボイスレコーダーを使い電話をかけていた。
それが事の次第だった。



◆生徒会クラブハウスの廊下
歩きながらカレンに生徒会の仕事の説明をするルルーシュ。
男女逆転祭・絶対無言パーティー・水着で授業…
ミレイ会長の趣味で付き合わされる覚悟をしておくように、
そう説明し終えた時のことだった。
ナナリーに大ニュースがあると知らされる。
クロヴィスが殺された事を告げるニュース映像。
ジェレミアが演台に立ち、視聴者に向かって呼びかけた。


ジェレミア 『クロヴィス殿下は薨御された!
イレヴンとの戦いの中で、
平和と正義の為に殉死されたのだ!
我々は悲しみをおして、
その意志を継がなければならない。』


そして新しいニュースが飛び込んできた。
アナウンサーが告げた。


女子アナ 『実行犯と見られる男が拘束されました。
発表によりますと、
逮捕されたのは名誉ブリタニア人です。』


映し出される場増には、つい先日顔を会わせたばかりの旧友の姿が…。

<まさか!!>

両脇を抱えられ連衡される旧友は、
無実を訴えているようだが
護送兵に頬を殴られて静かになる。

女子アナ 『枢木スザク一等兵。
容疑者は元イレヴン。
名誉ブリタニア人の枢木スザクです。』


##薨御(こうぎょ)=皇太子などの皇子やその弟などの親王の死に使う言葉。天皇・皇后・皇太后の死には崩御を使う##



◆◆エンディングソング◆

ALI PROJECT

勇侠青春謳



◆次回・STAGE 4  その 名 は ゼロ◆


◆感想・雑感色々◆
放送の順に感想と雑感をツラツラと書いていく。



オープニングの歌って思いっきりネタバレしてるような…。
他にもまだ登場していないキャラも多数出ていて、
色々な想像ができるのは、まだ物語が序盤故の楽しみでもある。
最初(ナナリーの前)に映る女の人とか
【監督 谷口悟朗】の表記の背景に映っている女の人とか、
まだ公式ページにもそれらしいキャラ紹介は無いので気になる。


ルルーシュの母親を殺したのは
第二皇子シュナイゼルと第二皇女コーネリアではなく、
知っているという所がミソだろうか?

実際に二人が殺しているという可能性もあるが、
二人を指示できる人間の第一皇子=皇太子が黒幕という考え方もできる。
皇太子はとても好人物で、
それを蹴落とすための第二皇子の暗躍というパターンもありうるが…。
第二皇子が動くということは、
それ以下の人間の指示という可能性は限りなく低く、
殺される前のクロヴィスも
ルルーシュのギアスの力で操られながら答えなかったことを考えると、
犯人はどちらかということになると思う。
もしくは皇太子と第二皇子の母親による指示という可能性もあった。


ナナリーの足と視力の障害は、
母親が殺された時のトラウマが一つの可能性。
銃撃による銃弾で下半身不随になって、
頭上から降ってきたシャンデリアのガラス片で目を傷つけた可能性も一つ。
恐らくどちらかだろう。
このあたりは、まだ判断できないので、暫く静観。


「奇麗事で世界を変えられない」と実兄のクロヴィスを射殺するルルーシュと、
軍内部から正式な手順を踏んで変革しようとしていたスザク。
見事に好対照で面白い。


ミレイのセクハラ発言やカレンのシャワーシーンなど、
深夜番組だけあってお色気も所々で出してくるところを見ると、
毎回小出しにしてくる可能性もあるが、
ガンダムSEEDでも無意味な乳揺れシーンとかあったことを考えると、
それほどでもないのかもしれない…。
よくわからん。



新宿から30分以内の緑の多い学園という位置づけは、
やはり西東京と見たほうがいいのかな?
1話で都心の貴族の屋敷にチェスの代打ちに行った帰りに
新宿を通って学園に帰る時に巻き込まれたと考えれば辻褄は合うと思うし…。



新宿の事でシャーリーに電話したことを、
サラっと嘘で誤魔化すあたり、
ルルーシュはシャーリーをさほど信用していないことも想像できる。



ルルーシュがカレンの登校に気がついて気にかけたときの
シャーリーの反応を見ると、
あれは間違いなくルルーシュに好意を持っているだろう。
その事を利用して腹黒いルルーシュは何かしでかしそうな気もするが、
まだまだそれも予測の段階。


ギアスの力は、
一人に一度だけ強制的な催眠術をかける力と考えられる。
前回は明かされなかった回数制限が新情報で、
その事でカレンに怪しまれるが咲世子をギアスの力で操作して、
その難を乗り切ったわけだ。
2話終了時点で、
咲世子・カレン・ヴィレッタの3人には
もう使えないということになるのかな?
1日1回とか、間隔を開けると復活するというオチの可能性は低いかな。


そんなメイドの咲世子だが、ただのメイドなのか?
イレヴンなのでレジスタンスと繋がっているのか?
それともブリタニアからの回し者なのか?
ブリタニアでもルルーシュ達に味方していた人からの遣いなのか?
可能性は4つあり、
今度何かあれば一つずつ塗りつぶして正体を探ることができそう。
ただのメイドっぽい気もするが、
何気ない人物が鍵を握っている場合も多々あるので油断はできない。



バトレー将軍がC.C.で行っていた実験は皇帝に知られると不味いとのこと。
ここから予想できることは今の所は少ない。
C.C.の秘密が分からないだけに、
前回の2話の感想で予想した程度しかわらないので、ここでは割愛。
2話感想 を参照


ナナリーにはベタベタのシスコンであることが判明したルルーシュ。
ナナリーだけには嘘をつかない。
きっと母親のこともあってナナリーだけは絶対に守ると決意したのだろう。
今のルルーシュなら、
ナナリーを守るためにクラスメイトや生徒会メンバーすら殺しかねない気がする。
ルルーシュとナナリーに血の繋がりが無い義妹だと、
個人的に萌えポイントになるが、おそらく実妹だろう…。



カレンの兄の名前がナオト(漢字表記なのか不明)と言う事は、
カレンの本当の表記は『可憐』とか『華憐』とかかな?

ジェレミアとヴィレッタという純血派は過去に何かをしているような気がする。
カレンがブリタニアと日本人のハーフということは、
ハーフ=混血のカレンの兄・ナオトを粛清して、
それを怨んでいるから令嬢であるのにレジスタンスに身を投じたのだろうか。


そんなカレンに妹の存在を知られてしまったルルーシュ。
今後ナナリーがアキレス腱になる可能性が考えられるが、
とりあえず当面の疑いは晴れたので大丈夫かな?
ナナリー可愛いね。


シャワーシーンでナイフを使って脅すカレンに対するルルーシュだが、
ナイフを使っての尋問に、
あっさりネットゲームの話題にして引き下がるのは変に思える。
逆に尋問するくらいでないと、
後々冷静になったカレンに怪しまれるキッカケの一つになりかねないような気がする。

というか、シャワー室にQ1がいると知っている時点で、

謎の声の人物も限られるとその時点で思いつかないカレンは、

学校の成績は良くても、あまり頭の回転が良くないというか、柔軟性が無いのかも?


東京タワーの展望室に集合というのは、ちょっと笑えたネタかな。
どれだけの人間が【魔法騎士レイアース】を知っているのかは不明だが、
異世界セフィーロに旅立っていくことは当然だけど無いだろう。



クロヴィスの棺を将軍から奪った純血派の決意は、
その後の放送で一端は示されたが、
スザクをスケープゴートにして、
名誉ブリタニア人狩りや混血の排除を推し進めて、
純血主義を貫く事なのかな?


クロヴィス死亡の演説を皇太子が行って、
「諸君らの愛してくれたクロヴィスは死んだ!何故だ?」
「坊やだからさ!」
というネタはきっと色々な人が書いていそうなので、
今後はスルー。
どうしても1stガンダムと絡めたくなるのは悲しい性だ。

次回出てくる仮面の【ゼロ】だが、
オープニングソングのアニメでバレバレだ。




アニメ【コードギアス】公式サイト


blog内関連記事:1話感想 2話感想

アニメ感想記事目次:放送中放送終了


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