存在詞の過去連体形
(→存在詞とは
参照)
■≪存在詞の過去連体形≫の形
◆例 「私の心の中にいた人」
(ネマム ソゲ、私の心の中に)
(イットン サラム、いた人)
(ネマム、私の心)
の
(ネ、私の)
は、
(ナエ、私の)
の縮まった形(縮約形)、
(マム、心)
は、
(マウム、心)
の縮約形になります。
(ソゲ、中に)
を分解すると
(ソク+エ、名詞:中+助詞:~に)
で、「中に」になります。
ちなみに連音化と有声音化で「ソゲ」と発音します。
(→連音化
参照)
(イットン サラム、いた人)
の
(イットン、いた〇〇)
が
(サラム、名詞:人)
にかかる存在詞の過去連体形の表現になります。
この場合
(イッタ、存在詞:ある・いる)
を過去形にして
(イッソッタ、あった・いた)
そして
(トン、過去の連体形語尾:~した)
をつけて
(イッソットン サラム、いた人)
とする表現もよく使われます。
(→過去形
参照)