②こういうときはどうするの? Q&A | 初音ミク Project DIVA F F2nd エディット譜面作成講座     《DIVA - NOTE》
  
Q.音取りをしてるんですが、ターゲットがどうしてもバラバラの間隔に入力されます。

A.BPM測定でリズムをしっかり刻むことができた人なら、
楽曲開始時間の調整に問題がある可能性が高いです。
『③楽曲開始時間を設定しよう』 で紹介した方法のように、
時間差を使ってズレを調整してもずれる場合は、
時間差を1/2, 1/4, 1/8・・・した時間で開始時間を微調整していきましょう。
拍の位置を示した縦線のところにターゲットが入力されるようになればOKです。

それでも合わない場合はBPMが違うか、小数点の曲の可能性が高いです。
フリーソフトでBPMを計測してみましょう。

準備編 ①BPMを設定しよう
準備編 ③楽曲開始時間を設定しよう
研究編 ①BPMが小数値の曲の場合の設定







Q.1拍目は太い黒線にきちんと合わせないとダメですか?開始時間の調整が大変で・・・

A.太い黒線に合わせなくても譜面を作ることは可能です。
『③楽曲開始時間を設定しよう』 の4枚目の画像のように、
1拍分の間隔がしっかり等間隔に取れていれば大丈夫です。
ただし、配置プリセットの使い勝手や、わかりやすさの面からすれば、
黒線上に揃えてから作る方が断然良いです。

準備編 ③楽曲開始時間を設定しよう






Q.角度のキツい斜め配置をしたいのですが・・・

A.『縦半マス・横1マス』 の割合を 『縦1マス・横半マス』 に入れ替えて配置すると簡単にできます。
長い連打のところでこの配置をするのは難しいですが、使い勝手はなかなか良いです。
16分音符を入れたい場合はドット移動を使って、
間隔を1/2した 『縦半マス・横12ドット』 で配置します。

配置編 ⑤斜め配置をしてみよう






Q.斜め配置をしたんですけどなんかズレて見えます

A. 途中で同時押しや△ボタンにボタンを換えていると、
ターゲット間隔が詰まって見えたり開いて見えたりします。
気になる人はドット移動で微調整してみましょう。

また、ミスによって本当にずれてしまってる場合もあります。
斜め配置をする部分でターゲットを入力していない部分が途中にあると特にミスしやすいです。
『③ターゲットの間隔を確認しよう』 の画像のように、
わざとターゲットを入力していないところにも同時押しを入力して、
斜め配置をし終わってから同時押しを消す方法がミスを少なくできます。
ドット移動を使い出すと更にミスしやすくなるので、この方法を使うことをオススメです。

配置編 ③ターゲットの間隔を確認しよう






Q.配置プリセットを使って軌跡を統一させたいけど、同じ小節で違う種類のプリセットは使えないの?

A.できません。配置プリセットは1小節ごとに適用されます。
同じ小節の中で、例えば横と斜め配置を使いたい場合は、
どちらかの軌跡は手動で設定しないといけません。
こういう場合は、手動では軌跡を設定しにくい斜めの配置の方を、
配置プリセットを使って軌跡を統一させて、
軌跡を手動でも設定しやすい横配置は、マス目をしっかり見て手動で軌跡を設定しましょう。

配置編 ⑥ターゲットの軌跡を設定しよう その1
配置編 ⑦ターゲットの軌跡を設定しよう その2
応用編 ⑥軌跡の角度調整







Q.BPMが低い曲のエディットをしてるのですが、譜面がゴチャゴチャして見えちゃいます。

A.低BPM曲は軌跡の設定が重要です。
軌跡が飛んでくる他のターゲットと重ならないようにしましょう。
余裕があれば軌跡の角度調整をすると綺麗に見えてきます。
逆にBPMが高い曲はターゲットの間隔が重要になってきます。
設定は難しいですが、どうしてもという人はドット移動によるターゲット間隔の変更を試してみましょう。

応用編 ⑥軌跡の角度調整
応用編 ⑦変化を付けた軌跡の角度調整
研究編 ③ドット移動によるターゲット間隔の変更







Q.BPMが高い曲をエディットしようとしたのですが難しすぎます・・・

A.BPMが高いと音取りの段階から難しく、ドット移動ができないと配置も大変なので、
初めて譜面を作るという人は高BPM曲は避けた方が良いでしょう。
BPM140~180くらいが、譜面が作りやすい目安なので、
どうしてもという場合を除いて、最初はこのくらいのBPMの曲でエディットすることをオススメします。

研究編 ③ドット移動によるターゲット間隔の変更






Q.再現譜面を作ろうとしたんだけど、もしかしてEDITは縦に配置できる範囲が狭い・・・?

A.狭いです。1マス~2マス程度、下側への配置可能範囲が狭くなっています。
おそらく画面左下にあるソングエナジーゲージ(ライフ)に被らないように狭くなったのだと思われます。
収録譜面やAC再現譜面を作る場合は縦方向のターゲット間隔をドット移動で狭めるなどして、
上手いこと調整しないと、ターゲットが入りきらないことがあります。
公式の再現譜面を作ろうとしている人は注意しましょう。

研究編 ③ドット移動によるターゲット間隔の変更






Q.円形配置をしたいんですけど・・・

A.円形配置をよくエディットで使われている譜面付エディット職人さんの、
そもろさんが解説記事をブログに書かれています。
非常にわかりやすく解説されていて、軌跡についても考察されていますので、
円形配置をしてみたいという人は参考にしてみてください。

『そもろなんだからねっ』
公式譜面から譜面配置を研究する-円形配置- http://somoroblog.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
公式譜面から譜面配置を研究する その2-コントローラー配置- http://somoroblog.blog.fc2.com/blog-entry-17.html
etc.

Spcial Thanks そもろさん






Q.BPM変化曲でエディットしたいです!

A.譜面エディットで最も難しいテーマです。
BPM変化曲の譜面を作ったことのあるエディターさんに話を伺いましたが、
テストプレイとメトロノームを駆使して、気合で設定するという話が多かったです。

伺った話の中で、徐々にBPMが変化する曲の設定方法は、
変化する前と変化し終わったところのBPMを把握して、
間のにある小節は、次の小節の1拍目のタイミングが合っているかでBPMを判断して、
変化した後に、曲に間が開いているようなところは、
後に来る小節の1拍目を合わせるためだけの調節用の小節を作っている、
というエディターさんもいらっしゃいました。

他の方法を提案するとしたら
BMS (PCで動作するフリーの音楽ゲーム) などで表示されているBPMを参考にするくらいでしょうか。
作りたい曲の譜面がBMSなどで配布されてなければいけませんが。

とにかく、時間・根気・曲への愛・自分のリズム感を信じることが要求されます。
相当な覚悟の上で挑んでみてください。

Spcial Thanks スさん みむさん ピジョンさん