寛解のステップ | 白血病だって100まで生きてやる。

白血病だって100まで生きてやる。

21歳で慢性骨髄性白血病と診断され、2年以内に分子遺伝的寛解達成!
留学先で風邪で入院し、採血したらまさかの白血球26倍(26万個)。
すぐにマルク(骨髄穿刺)でその日のうちにたった一人で外国語で病名告知されました。

そろそろ忘れないうちに、治療の記事も書いていこうと思います。



このブログを前から見てくださってるかたはご存知でしょうけれども…、


私、まぁぁああああ゛ったく(=全く)、主治医先生から治療についての説明を受けていないので(T_T)


ネットや薬の冊子などで得た私の知識で…、

三つの寛解に向けてのステップに分けて簡単に説明します。

これからの記事もこのステップに沿って書いていこうと思います。


ちなみに


◎寛解…がん、特に白血病の治療において、一時的・継続的にがん細胞がなくなること。

(私の電子辞書より。)


↑私は、つまり、グリベック(抗がん剤)飲みながら、数値が落ち着いている・低いっちゅうことやと私は思ってます。


何度も言いますが↓のは辞書と本の情報なので、

最新&詳細を知りたければ、主治医先生に聞いてください~

私は質問したら「勉強熱心やねぇ~」ってスルーされましたww

どんだけ説明めんどくさいんだww


さて、


慢性骨髄性白血病の治療において、ステップは三つ!

(以下、ノバルティス社"タシグナ"の冊子を参考に書きました)


ステップ①


血液学的完全寛解(CHR Complete Hematologic Response)


*条件*


・白血球数が一万を下回る

・血小板も数値が基準値に戻る

・白血球分画における幼若顆粒球が見られない

・かつ好塩基球比率5%未満

・脾臓がはれていない



ステップ②


細胞遺伝学的完全寛解(CCyR Complete Cytogenetic Response)


*条件*


・骨髄中のフィラデルフィア染色体の、陽性細胞の割合が0%



ステップ③


分子遺伝学的効果(MMR Major Molecular Response)


*条件*


・Amp-CML法という細胞の検査で、白血病細胞が50コピー以下


↓からの~↓


分子遺伝学的完全寛解(CMR Complete Molecular Response)


*条件*


・高感度RQ-PCR法やnested PCR法で2回連続BCR-ABL遺伝子が検出されない




ってウチいったい何回コンプリートせなあかんねん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

て感じですが…

(注: 血液・細胞・遺伝子で計3回のコンプリートです)


っということで…


特に白血病でない人は

なんのこっちゃ分からんかもしれませんが…



大丈夫!! 私も完全には説明できない!!←おい!!

(例えば、好塩基球は白血球の中の一細胞だとは知ってるのですが、それ以上は知らない…)



とりあえず私は


血液が元に戻って~

細胞上の検査で白血病の細胞が消えて~

もっと細かい遺伝子の検査で悪い細胞が消えればいいんやろ~


って思ってます…


ちなみに


タシグナの冊子に


「MMR一年以内で達成すると8年以上は慢性期維持されまするよ」


と書いてございますが…


私って今どこまで達成したんだっけ…(←おいぃ!!!!!!!!!!!!



次の通院で確認してきます…

ちょうどこないだの検査結果出るしね…



以上CMLの治療についてでした。