今日はトースター焼きのレッスンでした。
ここで業務連絡・・・ノート忘れた方はご一報ください。

トースターの利点と活用方法を中心にお話しました。
でも私のトースターのすゝめは
「高加水の平焼き&バゲットのパン」
というコンセプト。
ハード系の下火がないと上手に出来ないパンこそトースターが家庭用の機材の中で一番最善の方法だと考えています。

アルーチではどうしても加水80のバゲットを伝えています。
普通のコンベクションのオーブンはかなりカスタマイズしないと焼けません。

でもトースターなら焼けるよ!!と本当に思うんです。
そりゃ
パン屋さんの業務用の大きな釜→ミック→トースター
と非力になるのは仕方ないのですが、構造はかなり似ています。
・風が回らない
・下火が強い
この2点がハード系のパンを焼く大切な要素なんです。
それをいろいろなパンを焼きながらああでもないこうでもないお話していました。

今日の生徒さんはとても上手なパンを持ってきてくださいました。
本当に私も石釜のオーブンじゃこんなに上手に出来ないよ~というパンでした。
お見事!!(画像取ればよかった)。

復習のペイザンを持ってきてくださった生徒さんも、生地に程よい甘さが残り艶っぽいクラムとの相性がとても良かったです。
本当に上手に作れるようになって復習して下さってうれしい。

上の写真もそうですが、私がグダグダ話すことをノートにしっかり書いてくださって。
ヘタなこと言えないな(-_-;)
間違えていたら「先生違う事口走ってます」と教えて下さい~。

  
 ランチのフガス
前回のトースター焼きと変えてしまおうかとおもったのですが、
「美味しかったと聞きました!ランチメニュー変えないでください」と言われたので・・・あと2回のトースター焼きもフガスがランチになります♪

 

デュラム小麦のガレット
 
断面が黄色でしょう!!
スライスしてサンドイッチにすると美味しいですよ~
トーストするとカリカリっとする。蜂蜜との相性も良い♪
(いや・・蜂蜜は何に合わせても美味しいか(-_-;))

 
リュスティックは旨い!!私はリュスティックは猛烈に焼き込みたい。
でも、今日もお伝えしましたが、
「いつ食べるの?」

私は断面の写真が好きですが、他の方から送られてきた画像で見るのは内層もそうですが、クラストの厚さをチェックしています。
クラスとの厚さと色ですかね。
その厚さによって「00な食感かな」とか、外が薄い色なのにこんなにクラストが厚いのは・・・とか判断しています。

皆さんも、いしきして切った断面のクラストの厚さをチェックしてみてください。そして、内層ボコボコにこだわりすぎない。
パンの味がどうなのかという本質をちゃんと考えて下さい。

デザミをみて本当にそう思った。
昨日も書いたけどまた今日も 
ぎゅーーぎゅーーーにこれでもかって詰まってますよね。
でもすごく柔らかいんですよ(もちろん外は差し歯が絶対に折れます)。

いろいろなパン作りたいですね。
シニフィアンのペイザンのようなあの艶っ艶なクラムも作りたいし、
根本シェフのように気泡が細かく沢山入っているけどしっとりモッチリそれでいて火通り良い焼き込む美味しさのパンも作りたいし、
デザミのような酸味が無くて濃い味のパンも作りたいし!!
でも酸味のあるガッツリ美味しい旨いパンはガーデンハウスクラフツかパーラー江古田に買いに行こう♪

あ!! 
 でしたよ~♪
 

 
 

 「手作り『ジュース酵母』のパンレシピ」(河出出版社) 岡本智美 著