皆さま、おはようございます!
山形県は米沢八湯の秘湯・滑川温泉で
唯一の温泉宿である福島屋さんの宿泊記、続きです。
(前回分もぜひチェックくださいね)
【米沢八湯】滑川温泉・福島屋さん(混浴つき!)に泊まってみた(前編)
山形線・峠駅から送迎バスで揺られること15分、
午後2時近くに福島屋さんに到着しました。
福島屋さんは午後2時からチェックインが可能です。
この時刻からお部屋でくつろげるのは嬉しいですよね。
本当に大自然の中にある1軒屋という感じ。
軽トラックの隣に見えるのが、福島屋さん名物の自家水力発電所です。
ちょっとだけ視線を動かした先に青いジムニーが見えますが、
自分が宿泊した日は残念ながら水力発電所は故障中で、
こちらから電力を賄っておりました。
小型のタンクローリー車が燃料の補充に訪れてましたけど、
福島屋さんに冬季休業(11月4日より4月末頃まで)があるのは
インフラ整備の問題があるからなのかもしれませんね。
さてさて、お部屋に案内された後は何をしましょう?
読書?ネット?(館内では無線LANが利用できます)昼寝?
やっぱり温泉でしょう!
…ということで、着いて早々ですが入浴することにしました。
いやいや、これを目的で来たんですから。
長い廊下を突き進み、お風呂がある場所へと向かいます。
福島屋さんでは3つのお風呂が楽しめます。
露天風呂の岩風呂と檜風呂、それに内風呂ですが、
男女別の利用時間の他、貸し切りになる時間もありますので、
日帰り入浴(500円)を楽しむ際には、
事前に時間の確認をしていた方がいいかもしれません。
こちらの扉の奥に露天風呂があるみたい。
右側に見えるのが檜風呂の脱衣所で、
左側の階段を進んだ先に岩風呂があるようです。
まずは手始めに、檜風呂を楽しみましたよ。
この時刻は混浴です!
…と言っても、誰も入浴してませんでしたが。
檜風呂の脱衣所は男女兼用。
女性の方はちょっと気を使うかもしれませんね。
事前に予約しておけば安価で貸し切ることも出来るそうですので、
家族やカップルで来る時は、その方が得策かも。
そしてこちらが檜風呂。
水温はさほど熱くなく、長い時間、ゆったりと入浴が楽しめました。
それにしても、川のせせらぎを耳にしながらの入浴、
この檜風呂に入れただけで大満足です。
でもでも、福島屋さんのお楽しみはこれからですよ。
次は名物の岩風呂に入浴します。
一旦、服を着てから岩風呂に向かいます。
岩風呂の脱衣所は別にありますので、間違ってもフリチンで歩かないように。
こちらの岩場の通路を伝った先が岩風呂のようですね。
おっ、岩風呂が見えてきました!
岩風呂の脱衣所は男女別…
すでにご入浴中の温泉マニアさんの話によれば、
福島屋さんは「秘湯を守る会」の会員旅館らしい。
秘湯として認められるための基準はかなり高いらしく、
今現在、全国で200近くの温泉旅館さんしか会員になれていないそうです。
その中でも福島屋さんはレベルの高い位置にあるとか。
このロケーションを見れば納得な話ですよね。
あとは内風呂が残ってますが、それは後ほど…
温泉を楽しんだ後は夕食です。
小食なお客様向けのメニュー(5品)もあるようですが
自分がそれを頼むはずもなく、通常のお食事(8品)を戴きました。
どれもこれも美味しかったのですが、
あまりに馴染みのないお味でしたので聞いてみたら、
すべて川魚で作ったお料理だったんですって。
お魚はイワナにアユ、コイだそうですが、
この山奥では海のお魚が入手できるはずもなく、
獲った川魚を新鮮なうちに調理しているんだそう。
どれもこれも、ここでしか食べられないお料理ばかりです。
宿泊の際は、夕食付きのプラン選択は必須ですからね。
またまたダラダラ書きすぎました。
次で最後にしますので、もうちょっとだけお付き合いのほど。
(続きはこちらです)
【米沢八湯】滑川温泉・福島屋さん(混浴つき!)に泊まってみた(後編)
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