皆さま、おはようございます!


山形県は米沢八湯の秘湯・滑川温泉で

唯一の温泉宿である福島屋さんの宿泊記、続きです。

(前回分もぜひチェックくださいね)

【米沢八湯】滑川温泉・福島屋さん(混浴つき!)に泊まってみた(前編)


f10319/滑川温泉・福島屋さん

山形線・峠駅から送迎バスで揺られること15分、

午後2時近くに福島屋さんに到着しました。

福島屋さんは午後2時からチェックインが可能です。

この時刻からお部屋でくつろげるのは嬉しいですよね。


こちらがお部屋から眺めた風景です。
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本当に大自然の中にある1軒屋という感じ。

軽トラックの隣に見えるのが、福島屋さん名物の自家水力発電所です。

ちょっとだけ視線を動かした先に青いジムニーが見えますが、

その奥にある古風な建物がディーゼル発電所でした。
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自分が宿泊した日は残念ながら水力発電所は故障中で、

こちらから電力を賄っておりました。

小型のタンクローリー車が燃料の補充に訪れてましたけど、

福島屋さんに冬季休業(11月4日より4月末頃まで)があるのは

インフラ整備の問題があるからなのかもしれませんね。

さてさて、お部屋に案内された後は何をしましょう?

読書?ネット?(館内では無線LANが利用できます)昼寝?

やっぱり温泉でしょう!
…ということで、着いて早々ですが入浴することにしました。

いやいや、これを目的で来たんですから。

長い廊下を突き進み、お風呂がある場所へと向かいます。
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福島屋さんでは3つのお風呂が楽しめます。

露天風呂の岩風呂と檜風呂、それに内風呂ですが、

男女別の利用時間の他、貸し切りになる時間もありますので、
日帰り入浴(500円)を楽しむ際には、

事前に時間の確認をしていた方がいいかもしれません。
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こちらの扉の奥に露天風呂があるみたい。

スリッパを履き替えてれっつらご~!
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脱衣所が意外に遠い。
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右側に見えるのが檜風呂の脱衣所で、

左側の階段を進んだ先に岩風呂があるようです。

まずは手始めに、檜風呂を楽しみましたよ。

この時刻は混浴です!

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…と言っても、誰も入浴してませんでしたが。


檜風呂の脱衣所は男女兼用。

女性の方はちょっと気を使うかもしれませんね。

事前に予約しておけば安価で貸し切ることも出来るそうですので、

家族やカップルで来る時は、その方が得策かも。
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そしてこちらが檜風呂。

気持ち良すぎて、ヤバいよヤバいよ!
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ふ~っ、至福の時です。
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水温はさほど熱くなく、長い時間、ゆったりと入浴が楽しめました。

それにしても、川のせせらぎを耳にしながらの入浴、

至高のヒーリングですよね。
f1032a/滑川温泉・福島屋さん

この檜風呂に入れただけで大満足です。

でもでも、福島屋さんのお楽しみはこれからですよ。

次は名物の岩風呂に入浴します。


一旦、服を着てから岩風呂に向かいます。

岩風呂の脱衣所は別にありますので、間違ってもフリチンで歩かないように。

こちらの岩場の通路を伝った先が岩風呂のようですね。
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おっ、岩風呂が見えてきました!
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岩風呂の脱衣所は男女別…

といっても、仕切りは気休め的なモノのようです。
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すでにご入浴中の温泉マニアさんの話によれば、

福島屋さんは「秘湯を守る会」の会員旅館らしい。

秘湯として認められるための基準はかなり高いらしく、

今現在、全国で200近くの温泉旅館さんしか会員になれていないそうです。

その中でも福島屋さんはレベルの高い位置にあるとか。

このロケーションを見れば納得な話ですよね。

あとは内風呂が残ってますが、それは後ほど…
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温泉を楽しんだ後は夕食です。

小食なお客様向けのメニュー(5品)もあるようですが

自分がそれを頼むはずもなく、通常のお食事(8品)を戴きました。
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どれもこれも美味しかったのですが、

中でもビックリしたのがお魚のお料理です。
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あまりに馴染みのないお味でしたので聞いてみたら、

すべて川魚で作ったお料理だったんですって。

お魚はイワナにアユ、コイだそうですが、

この山奥では海のお魚が入手できるはずもなく、

獲った川魚を新鮮なうちに調理しているんだそう。

どれもこれも、ここでしか食べられないお料理ばかりです。

宿泊の際は、夕食付きのプラン選択は必須ですからね。


またまたダラダラ書きすぎました。

次で最後にしますので、もうちょっとだけお付き合いのほど。


(続きはこちらです)

【米沢八湯】滑川温泉・福島屋さん(混浴つき!)に泊まってみた(後編)


最寄り駅はコチラです。

【まったり駅探訪】奥羽本線(山形線)・峠駅に行ってきました。(平成24年9月16日)