皆さま、こんにちは！
今朝はちょっとだけ画像が多めです。
覚悟してくださいね。
篠ノ井線・姨捨（おばすて）駅です！
こちらの駅、鉄道ファンの間では超有名な駅なのですよ。
理由はふたつ。
まず駅から眺める景色の美しさ！
日本三大車窓のひとつにも数えられていて、
特に晴れた日の夜景の美しさは絶品なんですって。
そしてもうひとつは、現役のスイッチバック駅だということ。
こちらについては以前にブログにも書いてますので、
チェックして頂けるとありがたいです。
篠ノ井線の最高のアトラクション！姨捨駅のスイッチバックのこと。
この日は、しなの鉄道・千曲駅から姨捨駅に向かったのですが、
途中にある千曲川の冠着橋から眺めた姨捨駅は、
こんな高いところにありますのよ。
山のてっぺんに見える赤丸印の辺りが姨捨駅です。
一見、遠そうに見える姨捨駅ですけど、千曲駅からクルマで１３分。
タクシー移動でも十分に駅巡りが楽しめちゃう距離でした。
では、姨捨駅に向けてれっつらご～！
碓氷峠どころではない急傾斜が続きます。
雪が積もってなくて本当に良かったね。
ほどなくして、篠ノ井線を渡る踏切に到着。
振り向けば…そこには姨捨駅があったのさ。
スイッチバックのポイント越しに見る姨捨棚田。
自分、あまりにもの美しい景色に手で丸を描いてる訳ではありませんからね。
こうして無事に姨捨駅に到着しました。
この日は１２月３０日。
年の瀬が間近かだというのに多くの撮影者がいらっしゃいました。
さすが人気の高い姨捨駅です。
姨捨駅は明治３３年、篠ノ井線の開通とともに開業しました。
姨捨駅は２５パーミルの勾配が続く区間のど真ん中にあって、
蒸気機関車の給水を目的に開業した駅なんだとか。
現在の駅舎は昭和９年に建てられた２代目駅舎だそうですが、
モダンな感じにリニューアルが施されておりまして、
本当に居心地の良い駅舎でしたの。
姨捨駅は相対式ホーム２面２線構造です。
以前はこの先に給水施設と、
速度超過の列車を停めるための引き上げ線があったようですけど、
姨捨駅に停車する列車のほとんどが電化された今では
これら設備は不要となり撤去、
線路も駅から見えるこの位置で終端を迎えます。
さて、先に書きました日本三大車窓の件ですが、
姨捨駅の東側ホームには、こんな場所があるのですよ。
そこはまさにお立ち台！
鉄道ファンじゃなくても、
高いところが大好きなお馬鹿さんじゃなくても、
誰もが思わず立ってみたくなるような展望台ですよね。
ここからはどんな眺めが楽しめるかというと…
この壮大な景色、写真じゃ上手く伝わらないっす。
この景色のどこに何があるかは、
しっかりとこの案内看板が紹介してくれます。
姨捨駅の眺めは完全に観光地レベルですのよ！
奥には善光寺平や川中島古戦場が見れて、
手前には姨捨棚田が広がっていて…
目を凝らすと、しなの鉄道を行き交う列車まで見えちゃうのです。
そんな自分は足元を走る列車ばかり気にしてましたけど。
ちなみに姨捨の棚田は
「田毎の月」とも呼ばれている名月スポットなんだとか。
そういえばホームには、
「面影や 姨一人泣く 月の夜」
という芭蕉の句の碑が立ってましたっけ。
夜景を楽しむために、姨捨駅を再訪したいですねぇ。
さて、姨捨駅で時間を過ごしていた自分ですが、
姨捨駅でしか見ることが出来ないこんな駅名標や、
明治時代の煉瓦造りのホームを見て
お腹がいっぱいになってしまいましたの。
すると、自分が仙台から来たことを知った地元のおっちゃんが、
姨捨のいろんな名地を丁寧に教えてくれたんです。
ところが自分、本当に姨捨駅の魅力に酔い過ぎまして…
次回、姨捨に訪れた際は、
教えてくれた場所に向ってみたいと思います。
それにしても信州の皆さん、
本当に気持ちのいい方ばかりですね。
そんなほっこりタイムを過ごせた姨捨駅の駅探訪でした。
☆追 記☆
リゾートビューふるさとの前面から眺めた
姨捨駅のスイッチバックの動画をアップしました。 → 動画
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姨捨駅（平成25年１２月３０日）
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