皆さま、おばんです。
東京ディズニーランドのアトラクションのひとつである、
ウエスタンリバー鉄道。
混雑してる日でも、そこそこの待ち時間で乗れる上に、
所用時間も15分前後と、けっこう長く乗れるので、
TDLにいく度に必ず乗ってました。
子供が喜ぶ園内鉄道と思いきや、
マニアも「おっ!」と思わせるようなアイテムがあったりするのです。
今回は、そんなものの中で、
自分が気になったものをご紹介したいと思います。
①線路上に現れる唯一の分岐線。
これは気付かれる方も多いでしょうね。
場所は、プレーリードッグが顔を出してるところの近くなんですけど、
この分岐線、列車が4編成分、
まるまる格納出来る検修庫まで延びる引き込み線なんですよ。
ちょっと雑ですが、ウエスタンリバー鉄道の配線をトレースしてみました。
中央に見える鉱山がビッグサンダーマウンテンで、
右下にある検修庫に延びる分岐点が画像下部にあります。
検修庫をアップで見てみると、なかなか立派な建物なんですよね。
開園時からある3編成分に加えて、
平成3年に増備された1編成を加えた、4編成分の検修庫が並びます。
入庫の際、列車は推進運転をされるんだとか。
深夜に行われる、蒸機によるオープンデッキの推進運転…
ファンだったら、絶対に萌えちゃうシーンですよね、きっと。
②スティルウォーター・ジャンクションのアイテム。
ウエスタンリバー鉄道には、
スティルウォーター・ジャンクションと呼ばれる通過駅があります。
この駅をじっくり眺めると、何やらすごそうなものがあるんですよ。
これ、最初は精巧な模造品かと思ったんですけど、
ひょっとしたら、米国の軽便鉄道の本物のカブースではないかと。
台車を見ると菱枠構造になっていたり、
板枕ばねや車軸箱などは、
本物の鉄道用台車のもの、そのものなんですよね。
手すりの形状やデッキの手ブレーキなんか見ても、
本場のカブース、そのまんまです。
ちなみに本線で活躍するウエスタンリバー鉄道の客車とは、
連結器の形状も違っていて、
こちらはウエスタンリバー鉄道で活躍中の客車のものです。
もし本物のカブースだとしたら、
国内で見れる貴重な米国形車両だと思った次第です。
あと、カブースの写真の下に写る車輪は、カーブス用のものではなく、
鉱山用トロッコか何かのものだと思うのですが…
謎は深まります。
スティルウォーター・ジャンクションの駅舎ですが、
もちろんウエスタンリバー鉄道の定期列車は停車しません。
こちらは精巧に造られた駅舎なんですけど、
構内に積まれた枕木を見ると、廃品の枕木だったりします。
実際にどこの路線で使用された枕木なのか気になりますね。
いつかここを、歩いて見てみたいんですけど。
年中無休のTDLでは無理な話ですよね。
飯田線や五能線ちっくな沿線風景が楽しめる関東の秘境路線・
ウエスタンリバー鉄道。
ジャングルや原住民の皆さま・恐竜たちにばかり見とれてないで、
たまには車両や路線のことも気にしてあげてくださいね。
ウエスタンリバー鉄道、楽しすぎて続きの記事を書いちゃいました。