皆さま、おばんです。


東京ディズニーランドのアトラクションのひとつである、

ウエスタンリバー鉄道

混雑してる日でも、そこそこの待ち時間で乗れる上に、

所用時間も15分前後と、けっこう長く乗れるので、

TDLにいく度に必ず乗ってました。


子供が喜ぶ園内鉄道と思いきや、

マニアも「おっ!」と思わせるようなアイテムがあったりするのです。

今回は、そんなものの中で、

自分が気になったものをご紹介したいと思います。


①線路上に現れる唯一の分岐線。


これは気付かれる方も多いでしょうね。

場所は、プレーリードッグが顔を出してるところの近くなんですけど、

伝わるかしら?
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c05015

この分岐線、列車が4編成分、

まるまる格納出来る検修庫まで延びる引き込み線なんですよ。


GoogleMapを見ると、その様子がよくわかります。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c05058

ちょっと雑ですが、ウエスタンリバー鉄道の配線をトレースしてみました。

中央に見える鉱山がビッグサンダーマウンテンで、

右下にある検修庫に延びる分岐点が画像下部にあります。


検修庫をアップで見てみると、なかなか立派な建物なんですよね。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c05057

開園時からある3編成分に加えて、

平成3年に増備された1編成を加えた、4編成分の検修庫が並びます。


入庫の際、列車は推進運転をされるんだとか。

深夜に行われる、蒸機によるオープンデッキの推進運転…

ファンだったら、絶対に萌えちゃうシーンですよね、きっと。


②スティルウォーター・ジャンクションのアイテム。


ウエスタンリバー鉄道には、

スティルウォーター・ジャンクションと呼ばれる通過駅があります。

この駅をじっくり眺めると、何やらすごそうなものがあるんですよ。


カブース(車掌車)
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c05059

これ、最初は精巧な模造品かと思ったんですけど、

ひょっとしたら、米国の軽便鉄道の本物のカブースではないかと。


台車を見ると菱枠構造になっていたり、

板枕ばねや車軸箱などは、

本物の鉄道用台車のもの、そのものなんですよね。

手すりの形状やデッキの手ブレーキなんか見ても、

本場のカブース、そのまんまです。


ちなみに本線で活躍するウエスタンリバー鉄道の客車とは、

連結器の形状も違っていて、

併結自体が出来なさそうですし…
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0505a

こちらはウエスタンリバー鉄道で活躍中の客車のものです。


もし本物のカブースだとしたら、

国内で見れる貴重な米国形車両だと思った次第です。

あと、カブースの写真の下に写る車輪は、カーブス用のものではなく、

鉱山用トロッコか何かのものだと思うのですが…

謎は深まります。


駅舎
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0505b

スティルウォーター・ジャンクションの駅舎ですが、

もちろんウエスタンリバー鉄道の定期列車は停車しません。


こちらは精巧に造られた駅舎なんですけど、

構内に積まれた枕木を見ると、廃品の枕木だったりします。

実際にどこの路線で使用された枕木なのか気になりますね。


その他にも、木製の給水塔があったりと、
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0505d

いつかここを、歩いて見てみたいんですけど。

年中無休のTDLでは無理な話ですよね。


飯田線や五能線ちっくな沿線風景が楽しめる関東の秘境路線・

ウエスタンリバー鉄道


ジャングルや原住民の皆さま・恐竜たちにばかり見とれてないで、

たまには車両や路線のことも気にしてあげてくださいね。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c0505c


ウエスタンリバー鉄道、楽しすぎて続きの記事を書いちゃいました。

続・東京ディズニーランド・ウエスタンリバー鉄道をマニア目線で眺めてみた。

続・続・TDL・ウエスタンリバー鉄道をマニア視線で眺めてみた。