「うちの息子(中3)は、小説家になりたいっていうんです。
だったら、勉強しなさいっていつも言うんですけど、しないんですよ。
家で、ネットばかり見てるんです。
それにしては、成績は、中の上なんで、やれば絶対できると思うんです。
どうしたら、勉強してくれるかってところで悩んでいるんです」
てな質問を受けました。
なんでも、小説家になるためには、たくさんの知識があったほうがいい。
だから、勉強したほうがいいという、ことなんですが、
こういうの、思い込み(ビリーフ)って言います。
小説家になるために一番必要なのは、勉強ってことはありません。
でもこういう発想をする人、多いんですよ。
特に、勉強をやってほしいと思っていると、
隙あらば、勉強に結び付けて、子供を説得しようとする。
「本人が○○になりたいっていうから、
やり方を教えているのに、
丸っきり、やろうとしない。
なんで!?」
てな感じ。
でもこの「なんで!?」って質問、惜しいんだ(*^-^*)
「僕、小説家になりたいんだ」
「へ~、そうなんだ。
なんで!?」
とにっこり聞くと、
その理由から本気度がわかったりする。
5回くらい「なんで!?」を繰り返すと、
本当の理由がわかると、なんかの本に昔書いてあったな~。
これをね、
「僕、小説家になりたいんだ」
「へ~、そうなんだ。
じゃあ、勉強しなさい」
とやっちゃうと、うわべだけの薄~いコミュニケーションになって、
行動しないことに腹を立ててしまうんですね。
こういう会話を「氷山の一角話法」というんです。
ビリーフという氷山が、ぶつかり合っているようなもんです。
もしかしたら、息子は、
小説家=女にもてる
というビリーフがあるかもしれない。
そうして、お母さんには
小説家=知識がいっぱいある
というビリーフがあるなら、
噛み合わないよね。
自分のビリーフに、気づくのって難しいんだけど、
なんか、うまくいってないな~と思ったら、
うまくいってないことに対して、
例えば、
「勉強って何でしょう?勉強って、なんではないでしょう?」
って質問をしてみればいいよ。
そうすれば、ビリーフに気づきやすくなると思うよ。
======================================
でも、もっと気づきやすくなる方法があるよ。
インスピレーション力を身に着けるってやり方だ。
ライフ・デザイン・メソッドの一日集中クラスは、そのためのメソッドが体感できる。
興味ある方は、ここ、クリックしてみて。➡一日集中クラス