昨日の記事で予告した自律神経の整え方。
鍼灸治療やアロマテラピーを受けて頂くのも良いのですが、ご自身で簡単に出来る方法が一番ですよね。
桜美林大学教授の山口創先生が書かれた
『からだの無意識の治癒力ー身体は不調を治す力を知っている』
という本に、「腕マッサージ」が紹介されていました。
やり方
↓
“①肩から手の甲までを、5秒数えながらゆっくりと撫でる(1秒に5センチ程度の速さで)
②撫でる手は、適度な圧をかけて、毛の流れに沿って上から下への一方向で撫でる
これを3分間やれば、効果が表れてきます。”
↑は、眠くなりそうな雰囲気なんですが、
実は過緊張の際に、“快適な覚醒状態”に戻してくれる作用があるそうです。
「腕マッサージ」は、
皮膚にある「C触覚繊維」を刺激する事によって、脳の視床下部(自律神経の中枢)に信号が届く仕組みになってるようです。
そういえば鍼灸学校で、銀の鍉鍼(ていしん。刺さない鍼)を使って腕を擦った時に、凄く気持ちが良いと言われた事を思い出しました。今更ながら、納得...。