高野山の続きです。
「総本山金剛峯寺」で私たちが出逢った意外な方とは。。
なすびさん!!
なすびさんとマネージャーの方は、とっても親切で、誰とでも気さくに写真を撮って下さり、握手もして下さいました。
なすびさんの手は、すごく温かかったです。
その後もずっとなすびさんとご一緒の拝観となりました。
なすびさんは、何年もかかってお遍路の旅を続けられ、この高野山が巡礼最後の日だったそうです。
みくさんの「法具」をなすびさんに空海さまの様に持って頂きました。
後で気づいたのですが、この時、なすびさんが完了した巡礼の旅が、この「四鈷」に引き継がれたのでした。
なすびさんの前世は、空海さまと関わりのある修行僧のように思えました。
結局、こちらで頂いたお菓子が、私たちのこの日のランチとなりました(笑)(見所が多すぎて、お昼を食べ損ねました。)
お坊さまの有り難いお話もお聞き出来ました。
蟠龍庭(ばんりゅうてい)
金剛三昧院 多宝塔
一の橋
一の橋は正式には大渡橋(おおばし)と言い、弘法大師御廟に向かう参道入口の最初に渡る橋です。
昔からお大師様が人々をここまで送り迎えしてくれると言い伝えられています。
その為、多くの人が橋の前で合掌一礼してからお参りします。
奥の院へは、この一の橋から参拝するのが正式なルートとされています。
参道には、樹齢約700年の杉木立がそびえ、皇族、諸大名をはじめ、文人や庶民にいたるまで、あらゆる階層の人々の墓石や祈念碑、慰霊碑が約20万基を超え、建ち並んでいます。
「姿見の井戸」をのぞくさゆりさん。
でも、この日はあいにくの雨で4人は誰も自分の姿が見えませんでした。
残念っ!!(古い?)(笑)
御廟橋(ごびょうのはし)
御廟橋を渡ると大師御廟への霊域です。
撮影は出来ません。
この橋は、36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表していると言われています。
また、橋板の裏には、仏様のシンボルの梵字が刻まれているので、とても神聖な橋として知られています。
弘法大師さまは、62歳のときに御廟に入定し、それから1000年以上経つ現在も悟りの世界に入りながら生きておられると考えられています。
そのため、毎日朝6時と10時30分に御廟まで食事が届けられています。
「燈籠堂」の地下の空海さまに一番近い場所で、私たちはいつまでも空海さまとお話をしていたのでした。
非常に感慨深いものがありました。
そして、近いうちに再び高野山に来ることになるんだろうな、と感じたのでした。
私たちは、この日の為にずっとずっと動かされていた事が分かりました。
それはそれは綿密な計画の元に。。
その理由は、また後日にまとめさせて頂くかも知れません。