今回、この試練の意味するものは何なのでしょう
頼りにしていたもの、全てを失ってしまいました
何より辛かったのは、この悲しみを誰にも話せないでいた事でした
私たちの仲を知る人は、誰もいませんでした。
病院の同僚にも、絶対話せませんでしたから。
思いっきり泣く事も出来ず、泣ける場所はお風呂場と、走りながらの車の中だけでした
だから、ずっと彼の死を乗り越えられず、半年間、泣かない日はありませんでした
そんな私でしたが、やっと、友達にメールで打ち明ける事が出来たのです
たったひとりで、悲しみをこらえているのには、どうやら限界が来たようです。
5月になって、少しずつ状況が動き始めたのでした。
ちょうどその頃、娘が、大学で使うパソコン を購入しました。
それで、私は、何をひらめいたのか、彼の事をネットで検索し始めたのです。
彼は、全国に友達を持っていました。
ニックネームや、キーワードがあるので、もしかしたら、同じように彼の死を悼んでいる方を捜せるかも知れない
そしたら、やはりいらっしゃいました
何故そう思ったのか分かりませんが、私は、どうしてもその方と連絡を取らなければ、と思いました。
その方は、こちらのアメブロをやっている方でした。
プチメールがあったので、まずはそちらに連絡してみようと思いました
でも、困りました
パソコンは検索しか、やった事がないのです
アメブロに登録しようにも、メール設定が分からないのでした (ノ_-。)
誰にも聞けず、ただもう必死でやりました。
今、考えても、何が私をそんなに必死にさせていたのか、不思議に思います。
やっと登録でき、いきなりプチメしてしまいました ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
当然、相手の方は面食らったようです
プロフィールも何も書かれていない、正体不明の人から、いきなりお話がしたいと申し入れが来たのですからね。
おお、何たる無礼
そこで、プロフィールを入力し、事情を何度もメールして、ようやく彼の友達だと信じてもらえました。
こんなにめちゃくちゃ無謀な私に、その方は、ちゃんと対応して下さり、本当に優し過ぎる方でした
この場をお借りして、申し上げます。
あの時は、本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました
不思議な縁です。今は亡き彼を通じて、素晴らしい方に巡り会う事が出来ました。
そして、その出会いが、更なる出会いに繋がり始めました
私は、ブログなんて、若い人たちのやるもので、自分には縁のないものだと思っていました。
ところが、その方とコンタクトを取りたい一心で、入り込んだ世界なのに、ついでに自分も、しっかりブログを始めてしまいました。
そうすると、いろんな方と知り合う事が出来ました。
そして、ここに来てやっと、彼の死を乗り越えられたかなと思うのです。
泣く日が減って来たのです
彼は、毎日泣いている私を見かねて、この世界に連れて来てくれたのかな
彼の事を、こうして皆さんに話せるようになったのも、乗り越える事が出来たからだと思います。
ブログの世界は、住んでいる場所、年齢を問わず、いろんな方と出会えます。
私が、この世界に入れた意味が、きっとあると思います
出会いを大切にして行きたいです
皆さま、これからも、よろしくお願い致します。
追記
あの時、お世話になったお方です。
やっと、リンクのさせ方が分かりました。自力で解明、すごーい!と自分でほめる(;^_^A