第1回: 43.日本の近現代史を総括:江戸以前~江戸期
第2回: 69.日本近現代史の総括:明治~
第3回: 73.日本の近現代史の総括:日露~昭和・敗戦
第4回: 77.日本近現代史の総括:年表(ソ連建国以降)
■ソ連建国以降、詳細を含む年表
日本の軍部が暴走して戦争を始めたとか、日本悪玉論とか、戦前の日本が暗い時代だったかのような数々の嘘があります。
歴史を正しく理解すると、それらが日本を支配するための悪魔の洗脳であったことがわかります。
その当時の時代的空気を感じながら、順を追ってお読み頂く事を希望いたします。
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1917年:ロシア革命
それ以降、スターリンの手の中で世界が動く。
共産国家群優勢の世界がベルリンの壁崩壊頃まで続く。
五大国:英米仏日伊 日本が一等国に
日本を欧州紛争の調停役に取り立て
(どの国とも利害が衝突しないため)
日米英は親密な関係だった。
国際連盟発足に先立ち、日本が人種差別撤廃を提案
アメリカを味方に引き入れ、賛成多数を得たが
国内の反発を恐れた米ウィルソン大統領が却下。
:国際連盟発足
1920年頃:ソ連・スターリンの世界赤化工作本格化
日本:貴族を中心に各層に共産主義思想を入れる。
朝日新聞を利用して反米・反国際連盟・好戦的世論煽る。
アメリカ:政府や各界各層に共産主義者を送り込む
中国の敵対心を日本へ仕向ける。
日本と中華民国を戦わせ、最後は中華人民共和国が支配
1928年:張作霖爆殺事件 (ソ連のしわざ)
(ドミトリー・プロコロフ著「GRU帝国」により判明)
関東軍犯行説は全て信憑性の無い伝聞資料に基づく。しかも、
ソ連に取り込まれたり左翼に転向した人物の証言ばかり。
ソ連以外に軍縮の機運
1921年 :ワシントン軍縮会議
1930年 :ロンドン海軍軍縮条約
米英日の戦力の均衡化
(日本の対米7割は日米戦力を互角にする目的)
英米の力関係逆転。
外交力無いアメリカが覇権国になるという悲劇。
アメリカがソ連の手先に利用される。
イギリスは冷静にソ連を警戒する者が多かった。
1931年:中国大陸で日本人虐殺事件多発。日本政府は無対応。
石原完爾が独断で満州事変を起こす。
(目的は満州の日本人救出。本音は政権に打撃を与える事)
1932年:ソ連が日本共産党に向け32年テーゼ
(本格的な日本赤化工作開始・他の国には無し)
徹底した日本悪玉論・無能論・非文明国論を展開。
暗い日本のイメージを作らせ、いまだにその影響が残る。
東大中心に共産主義が拡散・浸透。
進歩的文化人を名乗る共産主義者を続々と輩出。
:関東軍(満州の軍隊)が無断で満州国建国。
若槻内閣総辞職
政党政治の機能が崩れ始め、政権が安定せず。
:リットン調査団、満州国認めず
しかし、満州の日本の権益は全面的に認めた。
(日本の利益を保障。日本にかなり配慮した)
しかし、国内世論は大反発
・国際連盟脱退派と現状維持派の対立が激化。
・朝日新聞がリットン調査団を批判、
国際連盟脱退を連日のように煽り世論が沸騰。
世論の空気が対外強硬論一色に
強硬派でなければ選挙で当選できず。
・松岡洋右(ようすけ)全権が日本孤立化阻止のため奔走。
「十字架上の日本」演説で欧米が感銘受ける。
「欧米諸国は20世紀の日本を十字架上に磔刑に処しようとしているが、イエスが後世においてようやく理解された如く、日本の正当性は必ず後に明らかになるだろう」
松岡洋右
しかし、
その努力は満州国皇帝=溥儀(フギ)の軍事行動で消し飛ぶ。
(溥儀が新たな領土を求め、現地の軍が同調)
タイミングが良すぎる。ソ連の工作か?
:上海事変勃発
蒋介石国民党軍10万人以上が停戦協定を破り日本軍を襲撃
国民党軍が上海を空爆し、民間人を大量虐殺。
2500人の日本軍が海軍と協力して勝利。
:五・一五事件:海軍青年将校による犬養首相暗殺
(陸軍も海軍も関わっていない)
1933年:国際連盟脱退を通告 (松岡洋右全権)
脱退に大反対だったのに脱退演説後、席を蹴るように退出。
(日本脱退へ誘導する工作があったと見るのが妥当)
日本と欧米との関係が悪化。
1936年:西安事件で蒋介石が毛沢東の軍門に下る。
:2.26事件 皇道派による要人暗殺事件
高橋蔵相、岡田首相、齋藤内大臣、渡辺教育総監が死去。
(陸軍・海軍は関わっていない)
政府の機能停止、戒厳令が敷かれる。
その後、
・日独防共協定推進へ急展開。
・増税につぐ増税で国民経済が悪化
・政界大混乱、数ヶ月で倒れる内閣が続く。
:ソ連のスパイ近衛文麿内閣総理大臣誕生
・近衛側近の多くがソ連のスパイ。
尾崎秀美(ゾルゲ事件首謀者:元朝日新聞記者)
風見章官房長官(ソ連系マルキスト)
西園寺公一 (中国共産党系マルキスト)
犬養健(中国共産党系マルキスト)
佐々弘雄、松本重治(朝日新聞)
・スパイ組織=昭和研究会を結成し各種工作を画策。
・テロリスト井上日召(血盟団事件首謀者)に資金援助。
・対米強硬、親ソ、日中友好を叫び、朝日新聞に世論を煽らせる。
・シナ事変の泥沼化を画策。
外務大臣を次々にクビにして和平を阻止。
・ドイツとの同盟推進、反対派の意見を封殺
天皇陛下の忠告も無視
・ソ連との関係改善を主張し、北進を中止させ南進へ工作。
・英チェンバレン首相の日英同盟復活を拒否
英国との関係が険悪化
英米との対話を困難にし戦争を長期化させる。
近衛文麿
1937年:盧溝橋事件(ソ連のしわざ)
中国大陸泥沼化の原因
日本軍のしわざだと言われてきたが、
停戦協定中だったのに、事件を起こすのはおかしい。
司令官と参謀次長が謎の病変で危篤状態だったのも変。
この事件を機に毛沢東と蒋介石の国共合作が動き出す。
・通州事件など中国人が日本人を大虐殺する事件が多発
・日本陸軍は大陸のソ連軍・国民党軍に連戦連勝で負け知らず。
おかげで米軍が中国大陸からB-29による本土空襲できず。
・国民党のスパイ・ティンパレイが日本南進化の工作に成功。
(宇都宮太郎陸軍大将=諜報責任者が取り込まれた)
スターリンが牛耳る世界情勢
・ソ連スターリン:蒋介石国民党と日本とを戦わせ毛沢東を育てる。
・ドイツは蒋介石国民党に武器供与、軍事指導。
・アメリカは共産主義者F・ルーズベルトの反日親ソ親中政権
蒋介石国民党に資金・支援物資提供。
・イギリス:反共はチェンバレン首相だけ。
・日本はソ連のスパイだらけ。
1939年:ノモンハン事件
「ソ連国境付近での日本陸軍の無謀な戦い」というのは嘘
「大東亜戦争も同じ過ちをした」との宣伝に利用するためのデマ
モンゴル・ソ連軍が満州国を挑発した国境紛争が発端
日本軍(2~3万人)が多くの要衝を突破し圧勝だったが、
ソ連は20万人以上の投入でなんとか勝った。
被害はソ連が日本の倍。
:第2次世界大戦勃発
:アメリカ、対日経済制裁を発表
ABCD包囲網を形成
1940年:日独伊三国同盟
アメリカが日本への航空機燃料、鉄鋼の輸出を禁止
1941年:日本陸軍の仏印(北ベトナム)進駐
表向きは資源確保と蒋介石軍支援のための補給路の遮断
実はソ連による工作
近衛総理直属の企画院「南に資源あり」との偽情報。
企画院が南方資源に関する嘘の調査結果を報告。
・硫黄分が多く航空燃料に使えない石油の事実を隠す。
・埋蔵量を3倍に水増ししていた。
(企画院のスパイの存在がミトローヒン文書により判明)
ソ連の目的は日本軍の北進阻止と、英米の反発を買わせる事。
フランスと日本との協議により進駐したとなっているが、
蒋介石軍への援蒋ルートを失う事を許可する筈がない。
全て、連合国とスターリン、近衛との打ち合わせによる。
:日本の仏印進駐を口実にアメリカが日本への石油輸出禁止。
ソ連の狙い通りの行動。
日本敗戦の決定的要件が成立。
:英国チャーチルがシンガポール防衛のため、米国と連携。
ソ連の狙い通り
:ゾルゲ事件:ソ連のスパイ=リヒャルト・ゾルゲを死刑
尾崎秀美(近衛側近の朝日新聞記者)を死刑
宮城与徳(アメリカ共産党員)獄死
西園寺公一を逮捕(戦後社会党左派を結成スパイ続行)
スパイ=ゾルゲ
スパイ=尾崎秀実(ほつみ)
:近衛内閣総辞職
日本の孤立を深め、絶体絶命にしておいて最後は責任放棄
:東条英機内閣成立:至上命題は対米和平
:アメリカが日本にハルノート提出
(日本への最後通牒:実質の宣戦布告)
ソ連のスパイ=ハリー・デクスター・ホワイトが作成
アジア全域からの撤退・権益放棄、三国同盟の廃棄を要求
(石油や資源を断たれた日本の全権益を奪う
=奴隷化の要求)
ルーズベルト・メモ
「日本がこれを受け入れる可能性は殆ど無いだろう、
すぐにでも起きるだろう災いに、皆備えなければならない。」
Fルーズベルト大統領
スチムソン陸軍長官の日記より ルーズベルトの発言
「日本という国は無警告で攻撃を始めることで悪名高い。
アメリカは、来週の月曜にも攻撃を受ける可能性がある。
問題は大きすぎる危険を避けながら、
日本をどう誘導していくかだ。最初の一発を撃たせるように」
スチムソンは後日の証言「日本の先制攻撃がアメリカ世論を
まとめるために望ましかった」
(厭戦気分の米国民を、対日戦争賛成の世論へと導くため)
真珠湾攻撃の5日前
日本がなかなか最初の一発を撃ってこないため
F・ルーズベルトが「偽装船舶による日本艦隊への挑発」を命令。
(海軍少将ケンプ・トーリーが米海軍学会紀要(1962年)にて公表)
真珠湾攻撃2時間前
実は米国が先に攻撃していた。(撃沈の報告の記録と証言あり)
真珠湾近海にて、アメリカが日本の小型潜航艇を撃沈。
米艦隊へは報告せず。存在するはずの母艦の調査も警戒もせず。
日本の先制攻撃の既成事実化のため真珠湾米兵を見殺し。
米国人死者2395人(うち民間人54人)
駐日大使が「真珠湾攻撃の情報を得た」との打電は1940年1月
真珠湾攻撃を既に知っていた。
大東亜戦争開戦
・真珠湾攻撃:停泊中の旧式艦がほぼ壊滅、新型艦と空母存在せず
駐米大使館が宣戦布告を出さず(ほぼ間違いなくスパイの犯行)
アメリカが「リメンバーパールハーバー」を戦意高揚に利用。
F・ルーズベルトの思惑どおり全て成功。
しかし、これほどの被害が出るとは予想していなかった
(プリンスオブウェールズとレパルス)
当時最強の戦艦が一挙に2隻も撃沈され、世界があっと驚く。
・フィリピン、東南アジアでの快進撃。
・ミッドウェー海戦の敗戦で、日米がほぼ互角の戦力へ。
・珊瑚海海戦の敗退により、戦局が大きく変わる。
米軍が航空機戦に切り替え。
・日本は参謀による情報の握り潰しが横行。勝てない戦法を命令。
悪魔が日本殲滅を画策。
スパイが現場の意見や情報を握りつぶした。
補給路が断たれ餓死者続出。
※米軍の民間船・病院船かまわず撃沈した国際法違反も災い。
1943年:大東亜会議:大東亜共栄圏によりアジア人の解放目指す
日本、中華民国、満州国、フィリピン、ビルマ、タイ、インドより
指導者が出席
1944年・インパール作戦:イギリスは負けたと思っていた
日本側の餓死者が続出した。
しかし、英国軍の戦意喪失でインドの独立が早まる。
・サイパン陥落
米軍の強姦事件多発により民間人の自決相次ぐ。
・東条内閣総辞職
・神風特攻隊出撃
悪魔の策略:日本の優秀な若者皆殺し。
特攻隊によって米軍の本土上陸を諦めさせたのも事実。
・ペリリュー島の戦い:パラオで善戦
日本軍11,000人:戦死者10,695人、
米軍 48,000人:死傷者9,800人
米軍が五倍の勢力でほぼ互角の戦い
1945年・硫黄島の戦い:
栗林忠道大将をアメリカ人が尊敬。
日本軍 22,000人:戦死者18,370人、
米軍 110,000人:死傷者28,000人
死傷者は米軍のほうが多い。
・沖縄作戦(天一号作戦)
日本軍116,000人:戦死者107,000人、
米軍 550,000人:死傷者84,000人
沖縄戦に戦艦大和投入するも沈没。
大和には救援物資、現金、生理用品まで積み、もし沈没せず
沖縄へ到着できれば物資を配った後、砲台になる予定だった。
太田実中将が「沖縄県民、斯(カ)ク戦ヘリ」の打電
「県民に対し、後生、特別のご高配を賜らんことを」
日本は沖縄を捨てたのではない。
・ヤルタ会談:米英ソによる首脳会談
ソ連の対日参戦、北方領土・千島列島・南樺太の領有を決定。
※F・ルーズベルトは開戦直後、ソ連に参戦を呼びかけていた。
UN(United Nations[連合国]:国連)創設を決定。
米英仏中ソの常任理事国と拒否権を決定。
日本陸海軍の無条件降伏。(日本国の無条件降伏ではない)
・原爆投下
・ソ連が満州を攻撃
日本兵7万人が民間人を守る為、戦車に地雷で体当たり攻撃。
ソ連は捕まえた日本兵をシベリアへ
日本女性を強姦、略奪しまくった。
・8月15日:停戦
・9月2日:ミズーリ号で降伏文書調印はアメリカの詐欺行為。
停戦の調印式なのに、降伏文書に調印させた。
ポツダム宣言では軍の無条件降伏なのに
「日本国の無条件降伏」と変えた。
ペリー来航時の旗をなびかせ、式の映像を世界に配信
負けた日本への侮辱行為を演出。
・9月2日以後、ソ連がポツダム宣言違反&国際法違反を連発
南樺太・北方領土・北千島列島を攻撃し占領
日本兵を捕らえてシベリアへ抑留
大陸の日本女性たちを強姦、略奪、暴行
・GHQによる日本占領:
占領軍による国際法違反・ポツダム宣言違反を連発
※詳細は「34.日本は総力戦を仕掛けられている!」を参照
http://ameblo.jp/arashi-toranosuke/entry-11779754568.html
1947年:日本国憲法施行(5月3日:ゴミの日 by吉田茂)
1951年:サンフランシスコ講和条約締結で日本の主権回復。
日本は独立を回復するが、占領体制はその後も続く。
北方領土放棄を明文化。
※放棄しただけ。領土決定は日ソ平和条約で。
「東京裁判の判決受け入れ」がいつの間にか、
「東京裁判そのものを受け入れ」に捏造。
つまり、総力戦を続けるとの意図を示している。
「明治維新は日本破壊のクーデター」に続きます。
http://ameblo.jp/arashi-toranosuke/theme-10080397189.html
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