ショートステイに入所してすぐに

認定調査を行い

約3週間後には『要介護3』の認定が下りた。

 

 

トントントンと公的なおぜん立てを整えてもらったら

今度はワタシたちムスコ夫婦が動き出す番。

 

老健入所のネックとなる

クスリについて

在宅診療のタムラ先生にお伺いを立てたところ

 

 

とのこと。

 

長期服用している薬は

やめ時が分からないというのはよく聞く話で

歳をとればとるほど

飲んでいるから今の状態が保てているのか

別に飲まなくても変わりないのか

その見極めが難しくなるみたい。

 

 

今まで

 

 

保ち続けてきた頑張りも

 

いつかはピリオドを打たねばならんのだが

その覚悟を

周りも当人も引き受けたくはないワケで。

 

タムラ先生から

もし、老健入所が可能となれば

『薬は中止』と了解を得た上で

 

ケアマネなーさんから紹介してもらった

老人保健施設をとしお氏が見学

申し込みをしてきたのが

4月の下旬。

 

 

しかし

老人保健施設も最期までとはいかないので

 

後日

これまたなーさんに教えてもらった

特別養護老人ホームを2箇所

見学、申し込みに。

 

・・・これはとしおさんとワタシで行った。

 

だけどね・・・。

 

 

はじめに行ったのは

家から車で3~40分くらい離れた

わりば市のはずれ。

ちょっと田舎だけど

 

 

築年数が浅いその施設は

外観も内装もとってもモダンでとってもきれい。

 

でも、ないのよ

 

音が。

 

時々利用者さんが発する「うー」とか「あー」とか言う

声は聞こえるけど

とても静か。

 

その後に行った

二つ目の施設は

少し街中にあって

1軒目に比べて少々古い。

 

それだからか

幾分にぎやかには感じられたが

 

驚いたのは

小ぶりな集会室のような部屋があって

その中央にど~んと大きな仏壇が据えてあったことだった。

 

 

 

そして

この

実に対照的な二つ介護施設に見事共通するのは

 

なんと言っても利用者のほとんどが

 

 

女性だということ。

 

それは

3年前に

初めて特養の申し込みをした→

別施設でも同じく感じたことだ。

 

女の方が寿命が長いせいなのか

それともじじの入所拒否率が高いせいなのか

その辺の理由はよく分からないけど

男性名の表札は数えるほどしかなかったような。

(実際見かけるのはおばあさんばっか)

 

そしてどちらも

じいちゃんの話し相手になる状態の人はいない。

 

出入りの盛んなショートステイとは違って

メンツもおそらく変わらないだろうし。

 

 

 

そう言いながら

取りあえず二つとも

申し込みだけはして来たムスコ夫婦。

 

だってこの先

どういう状況になるか

分からないんだもの。

 

まぁ

他にも特養は色々あるから

 

出来ればもう少し

リサーチしてみようと思っているけどね。

 

 


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