『科学は大災害を予測できるか』
(フロリン・デイアク、村井章子訳、
文春文庫)
同書を読み終えたばかりだ。
同書では、
「津波」
「地震」
「火山」
「ハリケーン」
「気候変動」
「小惑星の衝突」
「金融危機」
「パンデミック」
を取り上げている。
随所に、全く知らなかったことが
書かれていて、大変勉強になる。
と同時に、人類が生き延びている
こと自体が「奇跡」だとの思いが強ま
った。
それと、
<発生可能性> <影響の大小>
「地震」 大 小
「小惑星」 小 大
のような二つの問題があった場合、どちらを優先
すべきかという問題も存在することが分かる。
「地震」の影響が、「小」?
そうです。
「小惑星の衝突」に比べたら、取るに足りませんよ。
半径500キロの小惑星がすさまじい勢いで地球に
衝突して来たら・・・・、地球は即死するかも知れない
のですから。
やはり、手分けしてやるしかないでしょうね。
こんな風に。
Aさん:毎日、富士山の観測を行う。
Bさん:毎日、一億光年先の観測を行う。
ところで、上記以外にも、
「放射能」
「空気汚染」
が、大きな脅威となっていることは言うまでも
ない。
本当に、全途多難だ。