まさに取れたてのトマトのように
フレッシュな法律に、
『過失運転致死傷アルコール等
影響発覚免脱罪』
というのがあるらしい。
5月20日から施行されたばかり
だ。
略称は、
『発覚免脱罪』
というらしい。
どういう法律かと言えば、飲酒運転
でひき逃げをしてから、飲酒の事実
などと隠そうと工作することを罰する
法律らしい。
それで、気になるのは、漢字の使い
方だ。
とかく新しい概念については、西洋語
をそのまま借用し、外来語としてしまう
のが従前は多かった。
例えば、「オンブズマン」、「リコール」
「リバランス政策」等等だ。
この法律に関しては、あくまで、
「漢字」で押し通していることを
多としたい。
しかし、この漢字の組み合わせ、私には、
なんだかしっくり来ない。
なぜか?
「免脱」が、ひっかかる。
「発覚免脱」が、
「発覚しないように工作する」
ということであれば、
『発覚隠ぺい罪』
『発覚引き延ばし工作罪』
『発覚偽装工作罪』
『発覚目くらまし罪』
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いや、もっといいのがある。
『発覚カモフラージュ罪』
なんだ、やっぱり、西洋語外来語
じゃん。
あッ、そうか。
まあ、何はともあれ、逮捕者が既に
出たそうだ。
運転の「後」・先には、くれぐれも、
お気を付けを!