65歳を目前にして、
新しい楽器に挑戦することとしました。
何ですか?
ヴァイオリン?
チェロ?
胡弓?
三味線?
トランペット?
ピアノ?
シタール?
オカリナ?
琴?
違います。
「リコーダー」です。
今、ミカラ・ペトリがソプラノ・リコーダー
で演奏している
ヴィヴァルディの
「リコーダー協奏曲集 作品10」
を聴きながら、
このブログを書いています。
なぜ、「リコーダー」?
最大の理由は、肉体的ハンディがない
からです。
クラシックギターの音色が好きで、15年
ほど習っていたのですが、左指が動かなく
なってしまい、止めざるを得ませんでした。
指が短いという肉体的ハンディを克服
することができなかったのです。
リストは、ピアノ向きの長い指に恵まれた
が、ショパンやスクリャービンは、そうでも
なかったという話を聞いて、自らを励まし
て来たつもりでしたが、指が第二関節から
曲がってしまっては、どうにもなりません。
但し、今でも、クラッシックギター音楽から
離れることはありません。
自社で出版した、私の師、常永章先生の
演奏による、
APOYANDOレーベルの
『カルカッシギター教則本』のCD(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
を含め、いろいろなCDをとっかえひっかえ
聴いています。
日本のクラシックギターは、世界に誇る
べ水準にあります。
福田進一、山下兄妹、村治姉弟等世界一流
の演奏者がいます。
クラシックギターは、日本から、アジアに、
世界に発信すべきレベルにあります。
で、「リコーダー」に戻りますと、一人で吹い
ていてもつまらないと思っている時に、
たまたま、貼り紙を見て、
『練馬笛の音楽隊』
というサークルに入りました。
2回ほど参加したのですが、これは、これで、
すばらしい。
何が?
先生(一村誠也)とメンバーとハーモニーが。
吹く曲は、すべて手作り。
四部のハーモニーが何とも心地よい。
では、APOYANDOレーベルで、
CDでも出したら?
止めてくださいよ。
本気になってしまうから。