清水市民会館2 | 過去への旅路~Journey Through The Past~

過去への旅路~Journey Through The Past~

静岡市清水区の羊水に抱かれた一区民のひとりごと。

清水市民会館2
夕暮れの清水市民会館大ホールです。夜の帳が下りてくる前の空と点った照明が綺麗です。

2011年、清水駅東口に会館予定の多目的ホール文化施設建設に伴い取り壊わされ、もうすぐこの風景が見られなくなるのは寂しいし残念だ。元々此処は清商があった場所なので40数年ぶりにまた清商が戻って来るのだろうか?清商移転の話も何度となく消えてきたので今度も消えて欲しい限りです。

このホールもまだまだ充分使えそうで勿体ない。耐震不足を理由に取り壊そうとしていますが到底納得できるものではありません。年月を経てようやく良いホール(このホールは残響が良いと言われてます。)になって来たというのに‥。

耐震だと言うのなら海の近くに建てる方が津波や液状化など余程危険が高いのではと感じます。

たった数十年で創造と破壊の新陳代謝を繰り返すやり方がこの国の発展を支えてきたのかも知れないが、これからは古いものをもっと大切にして修復しながら末永く使用して欲しいもの。

そもそも静岡市内のJR3つの駅前にそれぞれ大ホールが必要なのだろうか?グランシップは大赤字ですし‥税金60億も掛けて創る意味を感じられない。清水は80年後半辺りから自主事業(予定まっしろ)を殆どやって来なかったが新ホール建てたら積極的にやるだか~。

まあどうせ何を言ったって建てるんだろうから最後に隅々まで一般公開して欲しいです。そのくらいはしてくれても良いだろう。
清水市民会館2-2
子供の頃から気になっているモノ。なんだろうね。


清水駅東地区文化施設基本構想・基本計画に係るパブリックコメント

http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunka/bunkasisetsu.pc.html


清水駅東地区文化施設基本構想・基本計画を策定しました。

http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunka/east-shimizu-st_bunka_kousou2.html



清水駅前に文化の殿堂(朝日新聞)

◆静岡市 11年開館予定 音楽・演劇から伝統芸能まで

静岡市は、JR清水駅東口前(清水区島崎町など)に多目的ホールを中心とした文化施設を建設する方針を決め、基本計画案をまとめた。1700席程度の大ホールと300席程度の小ホールをつくり、音楽や演劇から伝統芸能まで、さまざまな公演に対応できる設備にする。類似施設の実績から建設費は60億円前後とみられている。11年秋の開館を予定している。
建設予定地は約7700平方メートルの市有地で、現在は駐車場などに利用されている。
計画案によると、施設は延べ1万2300平方メートル。大ホールの舞台は、そでなども合わせて1100平方メートル程度で、同市葵区の静岡市民文化会館の大ホール(約1200平方メートル)と同規模にする。
音楽や演劇をはじめ、ミュージカル、オペラ、バレエ、能、舞踊など多様な舞台芸術を念頭に置き、質の高い上演ができるように音響反射板や客席の配置を工夫する。個室を含む楽屋9室、練習室5室を設ける。市民の作品発表の場となるギャラリーもつくる。
商店街のある清水駅西口地区とのアクセスを保つため、駅の東西自由通路と人工地盤で結ぶ。立体駐車場を挟んで隣接する清水テルサ(市営)には約500席のホールがあり、すみ分けしていくという。
市は、民間の資金やノウハウを活用するPFI方式で建設・運営する方針。10月をめどに民間事業者を募集。08年度に事業者の選定や設計をして、着工する計画だ。
清水区には現在、大ホール(約1500席)と中ホール(約500席)を備えた清水文化センターがあるが、大ホールは66年の開館で老朽化している。新施設は同センターの機能を引き継ぐ。
清水区の文化施設をめぐっては、静岡市・清水市の合併に伴う01年度の新市建設計画で「オペラハウス」を造るとされていた。05年の市総合計画で「多目的アリーナ」になり、学識経験者や区民らによる検討会が昨夏、「多目的な文化型」の施設とするよう報告をまとめていた。(小石勝朗)