ドクターG | そらぶろ

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果物大好き、お菓子大好きな糖尿病の母。
なんとか食生活を改善しようと手伝い中です。

「ドクターG」というNHKの番組を時々見てます。
ドクターがVTRで見せる症例を、研修医三人がつぶさに検証して病名を下す番組です。
サラッと見たら見逃してしまう症状をどれだけ注意深く見て気付くかがポイント。
研修医が最初に下した診断はほとんど間違っています。
VTRには患者が受診にいたるまでの細かい日常が収めてあり、そこにほんとな病名のヒントが隠されています。

先日ドクターが言ったのは「ウチじゃない科になるな」。

それは、外科を訪れた患者さんのほんとの病気が内科のものであったり、内科を訪れた患者さんのほんとの病気が歯科にあったりという、病気の特定には様々な方面からのアプローチが必要であるということ。

病気は何が原因か、どうしてこの症状が出るのか、上辺や医学書だけに頼るのではいけない。
患者がたらい回しにされるのは「ウチじゃない」という考えにも大きな原因がある。

研修医のみなさんは素直に聞いてました。

そうなってほしいな。
そして今ドクターである方々にも、自分の仕事を振り返ってほしいと思いました。