好き嫌い | そらぶろ

そらぶろ

果物大好き、お菓子大好きな糖尿病の母。
なんとか食生活を改善しようと手伝い中です。

昔は、親はこどもたちの食べ物の好き嫌いに厳しかったと思います。
「食べなきゃ大きくならない」から始まって「食べないならおやつ抜き」。
しまいには「じゃあ、もう食べなくてよろしい!」という感じ。
今のようにコンビニがあるわけでなく、晩ご飯どきには商店は閉まっちゃうから、嫌いなものでもモソモソ食べました。

私の知り合いは、娘さんが好き嫌いを言い出すと青ねぎを刻んでお皿に山盛りにして「それならおかずはこれだっ」と出しました。
娘さんがいちばん嫌いなねぎ。
仕方ないから、ねぎよりは食べられるものをつつくわけです。

そういう手が高齢者にはきかない。
「この年でわざわざ嫌いなもん食べる必要ない」
そう言われてしまうとなす術がない…



前置きが長くなりました。

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きのこソテー(しいたけ、舞茸、しめじ)

これは私のなので、冷蔵庫にあった3種類で作りました。

糖尿病で肥満激しい母には低カロリーで食物繊維が豊富なきのこは食べてほしい食材。
亜鉛も多く含まれるので、味覚障害の予防にもなり、つい味付けが濃くなる高齢者にはうってつけ。


でも、ここで両親の好き嫌いが…

母はしいたけと舞茸が好き。
なめこ、しめじは嫌い。
父は舞茸が好き。
しいたけ、えのきが嫌い。

二人の嫌いを省くと、好きな舞茸と、どっちでもいいエリンギしか残らない。
あまりにもパッとしないソテーになっちゃう。

「松茸は好き」と二人とも言いますが、そんなもん副菜にはできませんっ。