ビタミンCとビタミンB2,3,5,6の内服と外用が潤いのある引き締まった毛穴を実現します | 青山ヒフ科クリニック院長Dr.亀山のオフィシャルブログ

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表参道にある青山ヒフ科クリニック 院長 亀山孝一郎のブログです。

潤いのある引き締まった大人の毛穴を実現するのはどうしたらいいのでしょうか?

皮脂の分泌が増加すると毛穴は目立ちます。

皮脂の分泌を促進する大きな原因の一つがストレスです。

ストレスがあると、視床下部-下垂体―副腎皮質系(HPA系)が活性化して

副腎皮質ホルモン、CRHI、男性ホルモンなどの皮脂の分泌を促進するホルモンが増加するだけでなく

炎症を起こすサイトカインであるIL1αの分泌されます。

ストレスがあると肌への血流が低下して皮膚のバリア機能が低下して乾燥します。

乾燥肌、敏感肌を改善しようとして皮脂の分泌が増加します。

でも角層が薄いのでオイリースキンで毛穴がひらいているけれども

潤いがないというストレススキンが出来上がります。

 

このような状態を改善するには自律神経のバランスを整えることが必要です。

ストレスがあると交感神経が優位になります。

逆に副交感神経が優位になると、副交感神経より分泌されるアセチルコリンが肌への

血流が増加して皮膚のバリア機能が増加します。

コラーゲンの合成も盛んになり引き締まった肌が増加します。

 

自律神経や脳神経は細胞の発電機であるミトコンドリアが大量にあり、ATPを産生して、

ATPのエネルギ―を利用してドーパミンやアセチルコリンなどの神経伝達物質を合成、分泌しています。

上の図がミトコンドリアです。炭水化物が分解したピルビン酸、脂肪酸、アミノ酸を代謝して

高エネルギー物質であるATPを作っています。

ATPは皮膚のバリア機能を上げるセラミドやコラーゲンの合成や筋の収縮に必要です。

ミトコンドリアの中に脂肪酸が入るにはビタミンCが必要です。

ピルビン酸がミトコンドリアの中に入るにはピルビン酸が必要です。

そしてクエン酸回路での代謝の結果NADHという電子供与体が生じます。

NADHは電子伝達系に電子を与えます。

この電子が電子伝達系を走り、ミトコンドリア内の水素イオンを外側にくみ出します。

くみ出した水素イオンが濃度勾配でミトコンドリアの中に戻る時に

ATP合成酵素がぐるぐる回転してATPを産生します。

これらの反応が円滑に進むためには

ビタミンB1,2,3,5,6,7,12,などが必要です。

 

これらのビタミンB群とビタミンCを全部摂取して外用したら、神経細胞、皮膚細胞を含む

全身の代謝が良くなるのではと考えました。

実際に僕自身飲みだしたら、皮膚温が上昇しました。

体がポカポカするようになりました。

骨格筋のミトコンドリアも元気になったようです。

ゴルフのスイングスピードも上がりましたし

体幹運動をしても、トレーナーに快調ですねと言われます。

運動しても、息が上がりにくくなりました。

なんと、便秘も解消しました。消化管の運動が上がったのです。

 

毛穴レスローションにこれらの成分を高濃度配合しました。

周囲の方には、顔が小さくなった、白くなったなどの声をいただきます。

自分で洗顔すると、肌に触れたときの毛穴感が格段に低下しました。

ザラザラからツルツルです。

 

肌を含めたミトコンドリアの機能を亢進すると

乾燥肌が治り肌がしっとりする。

自律神経のバランスがなくなり過剰な皮脂の分泌がなくなる。

疲労感がなくなり、生き生きとしてくる。

などなど、いいことだらけです。

皆さんもカクテルビタミン、飲んで塗ってみませんか?

 

青山ヒフ科クリニックでは内服用ビタミンを処方しています。

カクテルビタミンを高濃度配合した毛穴レスローションは

潤いのある閉じた毛穴を実現します。