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4月14日に発生いたしました熊本県熊本地方を震源とする地震により
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

青山ヒフ科クリニック 亀山孝一郎
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2017-02-25 12:00:17

ニキビは感染症なのか?

テーマ:ブログ

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たくさんの方がニキビで悩んでいます。
なぜニキビが起こるのか?
実のところ、まだ本当のことはわかっていません。

ただ、発症に関してはアクネ菌が大きく関与しています。
アクネ菌は手足の先にはいません。
アクネ菌がいない部位にはニキビが生じないのです。
そのことから、発症にアクネ菌の存在は必須です。

しかし生じたニキビの部位を培養しても、全ての部位からはアクネ菌は出ません。
アクネ菌が全くいなくても、大きなニキビができ、激しい炎症が起こることがあるのです。
もちろんアクネ菌が存在するニキビもあります。

皮脂の分泌が増えて、皮脂を餌とするアクネ菌が増えることが発症の原因は
ほぼ間違いないと思います。
増加したアクネ菌に、表皮細胞はインターロイキン1というサイトカインや活性酸素を放出して、これを一掃しようとします。
免疫反応の初期段階でアクネ菌がいなくなても免疫反応が継続するのが、ニキビの本態ではと僕は思っています。

アクネ菌の外側にはリポポリサッカライドという物質が存在します。
この物質は丈夫でアクネ菌が残っても、存在する可能性があるのです。
250度で30分処理してやっと不活性化します。
リポポリサッカライドだけでも、アクネ菌に対してと同様の免疫反応が起こることは報告されています。
あとはIL12という自己免疫疾患で増加するサイトカインもニキビの免疫反応に関与していることが判明しています。
また抗生物質を使用しても、アクネ菌がしぶとく残る原因としてバイオフィルムという
多糖類の膜が、抗生物質の通過を許さないということもあります。



またアクネ菌はRoxPという活性酸素を無毒化する酵素も分泌しています。
アクネ菌は本当に物理的にも免疫学的にもタフな細菌です。

上記から考えるに、ニキビはアクネ菌と引き金として発症し、アクネ菌に対する免疫の過剰反応で活性酸素が悪さする疾患

と個人的には考えています。
 

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2017-02-23 12:00:02

アクネ菌は本当に必要な常在菌なのか?

テーマ:ブログ

アクネ菌は1平方センチメートル当たりの皮膚に100万存在しているそうです。
常在菌として皮脂のトリグリセリドをグリセロールと脂肪酸に分解します。
脂肪酸が皮膚を弱酸性に保ち、グロセロールが皮膚に潤いを与え他の病原性を持つ細菌の繁殖を許さない。
イソギンチャクとクマノミの様な共生生活をヒトとアクネ菌は送ってきたのです。

いまでも未開の人々ではニキビは全くないそうですが、高脂質、高糖質の食生活を

するようになったヒトでは皮脂の分泌が増え、それを餌とするアクネ菌も増加してきました。
アクネ菌がある一定数以下だとニキビは起きないのですが、ある程度増加して、皮脂が

詰まるとニキビが発生します。

アクネ菌の生存部位を調べてみたら、面白い結果でした。
手のひらと足の裏には皮脂腺がないので手のひら、足の裏にはいないだろうと思いましたが、

なんと、いない部位のほうが面積は広いのです。

上の僕の写真でニコニコマークがあるところがアクネ菌の生存部位です。
頭の中、顔、肩、胸、腕の上部、背中も全面と同じ高さ以上の部位に存在します。 
アクネ菌がいるところはニキビが生じるところです。
手足の先にはアクネ菌がいなく、ニキビもできません。
アクネ菌がいないので、遊離脂肪酸も少ないはずですが弱酸性を保っています。

おできができやすいこともありません。
グリセロールが少ないので乾燥しやすいのですが乾燥性皮膚炎を起こすほどではなく、

保湿剤をつかえば対応可能です。

アクネ菌がいない部位のほうが毛穴が目立たずいいのではと思いました。
アクネ菌は本当に必要な常在菌なのでしょうか?
素朴な疑問が湧いてきました。

もちろん、真冬の吹雪の極限状態では皮脂の分泌の多い、少ないで肌の状態は大きく

異なるでしょう。
以上のことから、普段の生活ではアクネ菌は不必要なのでニキビ治療においては抗生物質などを使用してアクネ菌を一層することも重要なのです。
 

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2017-02-21 12:00:00

食事制限をすると長生きするのは本当でしょうか?

テーマ:ブログ

腹八分の食事をしていると長生きする、よく聞く話です。
学問的な裏付けはあるのでしょうか?

極端に肥満した方は、心臓に負担をかけて長生きできないというのは周知の事実です。
では中肉中背の方が、食事制限をすると長生きするのでしょうか?
長寿のご老人は腹八分の食事と散歩しているという話はよく聞きますね。
最近、ノーベル賞を受賞した大隅先生のご専門はオートファジーです。
実は食事制限をするとオートファジーの頻度が上昇するという報告があるのです。
オートファジーは細胞内の変性した蛋白質や機能の低下した細胞内器官を分解分解して、

正常な新しい蛋白を作ることです。いわば蛋白質のリサイクリングです。

加齢とともにオートファジー活性は低下します。

これを低下させない方法のひとつが食事制限です。
食事をとるとインスリン様成長因子ー1受容体(IGF-1R)が活性化します。
このIGF-1Rはにニキビの発症にも関与しています。
この受容体が活性化すると、皮脂の分泌が増加して、表皮細胞も増殖してコメドやニキビが増加することが最近明らかになりました。
特に高糖質、脂質の食事がこの受容体を活性化します。

食事制限をするとIGF-1Rが抑制、オートファジーが誘導され、アンチエイジングにつながるのです。
やはり、飽食はいけないようですね。

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