青森県庁の喫煙室にも年95万7千円 全面禁煙化勧告に三村知事の返答なし | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

青森県タバコ問題懇談会BLOG

青森県の全面禁煙の飲食店マップ 青森県内の禁煙活動・情報

現在、県庁の喫煙室8ヶ所(分煙機20台)の維持管理に年95万7千円、今年度はそれに加えて3ヶ所の設備増強に計40万9千円が費やされています。分煙機(受動喫煙防止には役に立たないもの)は約900万円で購入したものです。もちろん、全て税金です。喫煙室の設置費用はここには含まれていません(県庁の建設費用に含まれているものと思われます)。

喫煙室や分煙機が受動喫煙防止対策にならないことは、国際条約でも国の法律(に基づく通知)でも確認済みのことです。健康増進法が施行された翌年の2004年には八戸市では庁舎内が禁煙となり、税金で購入した分煙機が撤去されています。最低でもFCTC受動喫煙防止ガイドラインが採択された2007年には青森県も全面禁煙にしていなくてはいけませんでした。その後の3年間だけでも287万円+41万円=328万円が職員に喫煙させるために費やされています。

県庁を全面禁煙にすれば、
職員および利用者を受動喫煙から守ることができるだけでなく、
職員および利用者の禁煙が促進され、ひいては県民を喫煙率を低下させ、
喫煙者の家族(特に子ども)の受動喫煙も激減させることができます。
もちろん、全く費用はかかりません。


(↑クリックしてPDFファイルをダウンロード)


-----------------------------------------------
                平成23年2月14日
                財 産 管 理 課

   県庁舎喫煙室の維持管理費等について

1 県庁舎の喫煙室及び吸煙機(分煙機)の設置状況
  8箇所20台 ※平成23年2月現在
2 維持管理費等(平成22年度)
(1)県庁舎等吸煙機保守管理業務委託
  ・吸煙機の清掃点検等
  ・年95万7千円(延べ66回。1台1回当たり14,490円)
(2)喫煙室機能強化
  ・東棟1階、3階及び5階の出入口扉への吸気口設置、排気用換気扇の増強
  ・計40万9千円
3 その他
  吸煙機(分煙機)購入費 約900万円(@約45万円×20台。H12購入)