タクシー全面禁煙化の署名にご協力お願いします | 青森県タバコ問題懇談会BLOG

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※7月末を持って署名運動は終了しました。ご協力ありがとうございました。その後の状況については追ってブログ上で情報をお伝えしていきます。

現在、神奈川、東京、京都をはじめ全国35都府県でタクシーの全面禁煙化が実施されています。一方青森県では、青森県タバコ問題懇談会の4回にわたるタクシー全面禁煙化要請にも関わらず、一部事業者の反対を理由に「2010年12月の新幹線青森開業までに」という回答のまま、利用者および乗務員の健康がないがしろにされた状態が続いております。

このままでは「定位置」である全国最下位に落ちることになりかねません。私たちはこの状態を座視できません。

すでに全面禁煙化が実現した都府県では、何のトラブルもなく利用者に歓迎されており、海外諸国では公共交通機関であるタクシーが禁煙であることは常識となっており、日本も批准している国際条約の「タバコ規制枠組み条約(FCTC)」にも明記されています。

早急にタクシー全面禁煙化を実現するために、署名運動を始めることにしました。以下の署名用紙をダウンロードしていただき、郵送またはFAXでお送りいただくか、

署名用紙(大)10名用A4版
署名用紙(小)3名用ハガキ両面

「オンライン署名」もご利用できます。こちらは「実名」のみの署名ですが、「匿名」にすると氏名は表示されません。(こちらで取得する署名データには実名が掲載されます)

以下は、署名用紙の要請文面です。

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私たちは青森県のタクシー全面禁煙化を要請します

 2007年5月に名古屋市で実施されたタクシーの全面禁煙化は、2009年4月現在、神奈川、東京、京都をはじめ35都府県で実施されるに至っています。海外ではアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリア、中国、韓国、台湾、タイなど多くの国がタクシー車内での喫煙を禁じています。青森県民のみならず県外からの来訪客は、タバコの臭いだけでなく数多くの有害物質が残留するタクシーで、気分不良や眼の刺激感、さらには喘息や心臓発作の危険性にもさらされています。

 タクシーは公共交通機関であり、受動喫煙による健康被害をより受けやすい高齢者、病弱者、障がい者、妊婦、子どもなど健康弱者が利用する乗り物です。

 特にタクシーのような狭い閉鎖空間での受動喫煙の被害はより重大で、車内での受動喫煙は労働災害といえます。タバコの煙が運転の安全性に影響を及ぼすことも確かめられています。

 WHO(世界保健機関)は、受動喫煙にどこまでなら安全というレベルはなく、分煙や換気で受動喫煙を防ぐことはできないと言明しています。健康増進法には、施設管理者は受動喫煙を防止する措置を講ずるよう努めなければならないと定められており、タクシーも対象施設に含まれています。日本も批准しているWHOタバコ規制枠組み条約(FCTC)のガイドラインにも、タクシーを含むすべての公共交通機関を完全禁煙として受動喫煙から保護する義務があることが明記されています。

 私たちは、乗客と乗務員の命と健康を守るために、タクシー事業者が速やかに青森県内のタクシー全面禁煙化を決定されるよう要請します。

◎ 呼びかけ団体:青森県タバコ問題懇談会 http://aaa.umin.jp/
◎ 連絡先:〒030-0813 青森市松原1-2-12 TEL 017-722-5483 FAX 017-774-1326

集められた署名は個人情報保護法に従い適切に取り扱い、他の目的には転用しません。