先日の花嫁着付けの裏話・・・
色んな思いを噛みしめながら書いてたら1週間経過してしまいました(^^;
今回、私が吉澤先生の結婚披露パーティで、花嫁着付けをさせていただくにあたって、レッスンの様子などを書いていたもんだから、
みなさん、我がことのように心配してくださったり、
パーティでは沢山の労いの言葉をいただき、本当にありがとうございました。
でも、なぜ私が着付けをさせてもらうことになったか、気になられている方も多いご様子で・・・。
正直、私自身も「わたしで良いのだろうか!?」と思ってましたから。
私が花嫁着付けをさせていただ最初のきっかけは去年のきものカーニバル。
決して着付けが上手とかではなくて、たまたま小石が当たったみたいなものです。
もしくは、小石を落とした人がいて、それを吉澤先生が拾って、私にパスが回ってきた・・・という感じかな。
(しかもその時は一度しか会ったことがなかった状態)
それが一年前のことです。
そして、思いがけず私がきものカーニバルで花嫁着付けショーをさせていただくことになり、1ヶ月弱の特訓で、なんとか当日を迎えました。
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その後、めでたく(きものカーニバルで出会われた)お二人のご結婚が決まり、
「もしかしたら花嫁着付けお願いするかも?」
と言われて、それなりに覚悟もしてましたが、内心(多分ないだろう)と思ってました。
が、そんなことはなくて、3か月前に正式にお話をいただきました。
(関連記事 練習用の花嫁衣裳が届きました☆ )
去年のきものカーニバルのときは日程的な都合で、他の方に花嫁着付けを教えていただいたのですが、今回はご本人に教えていただくことに。
結婚式の準備やらお仕事やらが相当お忙しい時期に、3回も時間を取っていただきました。
1回目は私もですが吉澤先生もさぞ心配されたことと思います。
この日のお稽古は何度もやり直しをして、一通り通すのに気付いたら6時間もかかりました。多分、頭から湯気出てたと思います(笑)
その後、自宅での自主練を積み、2回目、3回目ときて、ウルッとしてくださる余裕も出てきました(笑)
一方的に自分のやり方を押し付けるのではなく、私の意見を聞いたりしながらのレッスンで、新しい発明もあったりもして。
「私たちすごい」「めっちゃきれい!」とか褒め讃えながらのそれはそれは楽しいレッスンでした。
そして迎えた当日。
待ち時間はソワソワするだろうな・・・と思ってましたが、意外に余裕もあって、その場の雰囲気を楽しんでました。
メイクが一段落し、着付けの出番。
「さっ、時間計ってやー」とまるで練習の延長でした(笑)
鏡もなければ動作の一つ一つが見られている去年の花嫁着付けショーの時とは違い、
今回は、適度な緊張感を持ちながらも、リラックスしながらさせていただきました。
なんせ花嫁さん自身に衿合せなどのチェックしていただいてから次に進むので、前の着姿はおかしなことになりようがないのです(笑)
アンティーク着物なので、しわを取るときは破れそうでドキドキしましたが、それ以外は何の心配もありませんでした。
後ろに先生の目はないので、帯結びは少々心残りでしたが・・・
今までの最高記録でした(笑)
とはいえ、着付けが終わっても何となーくその場を離れられない。
パーティー開始直前まで、控室でメイクの仕上げの様子を見守ってました。
自分自身を鏡で見る時間もたっぷりあって、見てるつもりなのに、自分のことは全く目に入らず、
鏡越しにひたすら吉澤先生を映していたように思います。
そして、「ええ加減会場入りしよう・・・」と思い、吉澤先生に声を掛ける。
「一緒に写真撮っておいた方が良いよ」とカメラマンの小野田さんに言ってもらいツーショット撮影。
それまでは「今日は気合い入ってるから大丈夫!!」とか言いながら涙をこぼすことなく過ごしていたのですが、
写真撮影終わったときに、先生が私の手を握ってくださり・・・
二人とも言葉にならない・・・
開始直前の出来事です。
「あかん、泣いたらあかん!!」
とお互いに制止しつつその場を立ち去り、パーティースタート。
会場に入ったら、マメコロンのまめちゃんに「すでにひと泣きしてきましたね?」と言われまいたが、涙はこぼれてなかったです(多分)。
でも、そう言われて気付いたのですが、自分の化粧直しのこととかすっかり忘れていて、化粧崩れが泣いた後みたいに見えたかもしれません(^^;
パーティ中は感動的なシーンもたくさんあり、涙がこぼれるシーンもたくさんありました。
そして、パーティを終えて、控室に戻り、後片付けして、二次会に混ぜていただきました。
帰り際にお二人にご挨拶したとき、
「あなたがいなかったら和装で結婚式しようとは思わへんかった」
もう、そんなん言われたら泣くしかないよね。。。
反則ですわ―――(笑)
抱き合いながら泣きました。
結婚式前の大変な時にお時間いただいて、大変なときだからこそ、色んな一面を見せていただいたような気がします。
黒の引き振袖、めちゃくちゃお似合いでしたよね。
実は、「衣装こっちになりました」と写真をお送りいただいたのを見て、急遽お祝いの品を変更しました。
このボトルカバー、別の友達の誕生日プレゼントに贈ったものだったのですが、吉澤先生の衣裳がまさに黒の引き振袖だったので、同じ物に。
紋付袴もセットして。
新郎新婦お揃いの写真が手元にないので、またカメラマンさん撮影の写真が公開されたら追加しときます。
取り急ぎ、1週間遅れのアップ!!
この度は本当に貴重な機会をありがとうございました。
本当におめでとうございます
末永くお幸せに
着物の楽しさ伝えます。
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