公開!花嫁着付けのヒミツ~引き振袖編 | 輝く未来に一歩踏み出す女性の望みを叶えるお手伝い ~ 心に花咲く®学校 ~ 葵桜®きもの着付け教室 / 一般社団法人 葵桜®

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生き方講師として「心が潤う生き方」のご提案。

新たな夢や志に向かって挑戦をする女性が
安心して能力を最大限に発揮できるよう
自分を信じて行動できる秘訣をお伝えします。

「公開!花嫁着付けのヒミツ~引き振袖編」

 

そんなタイトルでやりました。

 

先週の着物カーニバルでの花嫁着付け。


 

今更ながら、舞台上のこんな写真を見て、妙に緊張・笑

 

今思えば、わたしなかなか度胸あるなー・笑

 

ここ西陣で花嫁の公開着付けですよ。

 

ヒミツも何も、一から勉強したレベルのわたしですからあせる

(タイトルも一緒に考えたんですけどね)

 


そうなんです。

普段は花嫁着付けはしてないんです、わたし。
 

20年近く前に「花嫁着付科」を卒業したとはいえ、ほぼゼロの状態。

 

花嫁着付けショーが終わった後に「普段はどこでされてるんですか?」とか色々お声掛けいただいたんですが、

 

今回のために1ヶ月で練習しました。

 

 

 

いやね。当初は遠方の方が着付けをされることになっていて、

 

 

 

わたしはアシスタントで入るお話だったのです。

 

それが1ヶ月前の急展開で、私が着付けをさせていただくことに。

 

 

なんで??って何回か聞かれました・・・

(そもそも、私が花嫁着付けショーすること自体がヒミツめいてましたしね)


えーっと、簡単に言いますと・・・

 

 

きもの六花 の吉澤暁子さんから「衣裳提供はこちらでします。松嵜さん着付けできますか?出来る限りのお手伝いもします」といった一通のメッセージ。

 

その時私は、久々に夫婦水入らずで食事をしてました。

 

たまたま主人が席を外したときにそのメッセージを見て「これはすぐに返事をしないといけないな・・・」と。

 

戻ってきた主人に「1本だけメールしていい?」

 

 

わたしの慌てた様子を見て、その日は昼間に着付け+撮影イベントをしていたので、そのクレームか何かと思ったようで

 

「どうしたん?クレームきたん??」

 

 

「違うねん。花嫁着付けの件で(アシスタントでなくて)着付けできますか?って話になって」

 

「やりますって一言答えるだけのことやろ(とニヤリ)

 

「いや、そう答えるんやけど、一応自分のレベルも正確に伝えないと迷惑かかるから」

 

そんな状況でした。

 

で、そんなアワアワした状態でひとまずメッセージを返答し、

翌日、友人の結婚式に向かうタクシーの中で、吉澤さんと電話で話す・・・。

 

 

結果・・・

「やれるかどうかやってみます」

 

 

まぁ、この時点で「やります」ですよね。

 

 

 

そんな頼りなげな私を、いつも「大丈夫、大丈夫。」と背中を押してくださった男前な吉澤先生さん。それだけで心強かったです。

 

 

 

幸い、関係者から花嫁着付けのプライベートレッスンをしてくださる先生を紹介してもらい、みっちり特訓を受けました。

 

正直言うと、精神的には今まで受けた着付けレッスンの中で一番しんどかったです。


講師養成コースも疲労困憊しましたが、その比ではなかったですね。

 

逃げ出したいのは山々でしたが、逃げ出すわけにはいきません。

 


その間、「私がやらないと!!」と身の引き締まる出来事もありまして・・・

 

 

 

この1ヶ月で、確実に男っぷりを上げました金h肉

いやぁ、男に生まれてよかったわ。

 

注:性別と見た目は女ですけど、中身は男です。

 

 

一番焦ったのは、前日、衣裳チェックをしていたら、帯がめちゃくちゃええやつで、固くてどうしようかと焦りました。

その場におられた六花のスタッフの吉永温子さん(初対面)に帯をほぐすために何度も結ばせてもらいました。

(けど固い分、仕上がりはキレイにできました)

 

 

そして、その日の夜「明日アシスタントつけれるけど、どうする?」というお話がありまして・・・

 

花嫁着付けを教わった先生からは「アシスタントつけるなら息を合わせないといけないから練習の時間が取れないなら一人でやるほうがいいですよ」といわれていたのでそのつもりでいたのですが、

 

ステージ上での着付け。

鏡がないのでちょこちょこお手伝いしていただきたい箇所もあったので、お願いしました。

 

 

アシスタントに入ってくれた六花スタッフの吉川有美さん。

私の目つきがコワイですが、普通に段取りを摺り合わせしてるところです・笑

 

前日の宴会の席でちょこっとご一緒し、当日はじめての手合わせでした。

 

わたしは出来る限りの練習もしていたし「なるようにしかならない」と開き直っていたのですが、

 

こういうとき、アシスタントの方が気使いますね・・・。

 

 

 

しかも花嫁着付けは初めてとのこと。

 

 

花嫁さんの帯幅は普段の帯とは全然違うので、最初から帯巾を出しておいて、

前板挟みこんだ状態でクリップでセットしてみたりして(初の試み)。

 

 

「へー、こんなにクリップ使うんだ」と思われた方すみません。

普段はこんなことやってません(直前に考えた)。

 

 

そんないきあたりばったりではありましたが、

細かいところをキレイに仕上げてくれて、めちゃくちゃ助かりました。

 

 

途中、すっかり花嫁着付け初ってことを忘れちゃっててごめんなさい・笑


 

ひそかに、帯揚げを忘れて次の工程に進んでいたときに、

 

紫色の帯揚げが目に飛び込んだときは女神だと思いましたよ。

 

 

最後に忘れ物チェックをしているところ・笑

 

 

 

完成でございます。

 

残念ながら、正面から全身が写った写真も帯姿もなかったのですが、

 

シルエットはどうだったんだろう??

 

 

今日は、ほとんどのシーンでわたしの後姿をお見せすることになり、

 

 

「あぁ、やっぱり斜め向いてやるべきだったな・・・」というのが一つ。

 

前日までは360度ステージなので、終始正面向いてやりましょうということになっていたのですが、

 

ありゃー、パーティションありますやん汗

 

 

 

で、「やっぱり帯を結んだところで回りましょか」となりまして、

 

本番で帯を巻き始めたときに「皆さん帯を巻いているところをみていただきと思うので回れますか?」てな話になったとき、

 

一瞬回ろうかどうしようか躊躇しましたが(今、回ったら帯が緩む?)と思い、

「帯結んでからでいいですか!」とか言うてしまいました。。。

 

やはりあのシーンでは回るべきだったかな??

 

大先輩の司会の石崎さん、大変失礼いたしました。

 

 

 

 

でも、そんなことも言えちゃう、とてもやりやすい雰囲気を作ってくださった石崎さんと吉澤さんとナイスアシストをしてくれた吉川さん。

この場を与えてくださったあずまやさん・・・。

 

そして、今回花嫁着付けを教えてくださった先生、並びに練習用の衣裳を貸してくださった御影で着付け教室の柴山浩美さん に心から感謝しています。

 

 

 

 

控え室に戻られるときに呼び止めて、慌てて撮影した3ショット。

 

足元整えるべきやったわー。

 

 

 

 

ひそかにこの日のわたしの着物は、

「単衣の花嫁衣裳の邪魔にならない着物で無地っぽいもの・・・」ということで、

実は友人が貸してくれました(言うなって言われたけど言うてしもた・笑)。


 

この色にして正解でしたね。

 

 

 

示し合わせたかのように、舞台に上がった三人の着物のトーンがほぼ同じ。

三人で写真撮ってなくて残念!!

 

三人が納まっている写真があったらどなたか下さい・・・。


 

そういえば!

今日の夜(21時から)の「あづまや きものひろば てれびじょん USTREAM放送は、「着物カーニバルin京都を振り返って」と言った内容だそうです。


ご興味のある方は、この辺りからチェックしてください。

リンク https://www.facebook.com/events/665991410115616/?ref_dashboard_filter=upcoming

 

リンク http://ustre.am/fW7c


とっても長くなりましたが・・・

着物カーニバルのこと、もう少し続きます・・・。


 


 

 

 

 

 

 

 

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