ほんとうはちゃんと書きたいのです。
思ったこともたくさんあるし。
でも、なんだかうまく書けません。
ただ、ひとつちゃんといっておきたいことがある。
私はみんなほど、アスカや、ダイナの最終回に思い入れがないので(むしろあれはあれでいいと思っている)
こんな風に続けなくてもいいんじゃないかなぁ・・・と常々思っている。
最近の後日談パラダイスで、食傷気味なこともあって、コスモスもなぁ・・・なんて思った。
(とはいえ、カオスヘッダーが山に腰かけていて、愛されていることに得も言われぬ感動があった。)
大人になった私からしたら、「ここが導入部分」「ここが絶望パート」みたいにびっくりするほど冷静に
ストーリーを分析しながら見ることのできる、メリハリしすぎた映画でもあった。
でも、でも、それでも、私は冒頭を見て思った。
無人で、希望のない地球だとしても
「あぁ、地球何だ、今度の映画は遠い宇宙のどこかの出来事ではないんだ。」
と。
ウルトラマンが地球にやってきたのだと。
そして、地球には別に何の思い入れもないくせにゼロがさらっと
「ずっと前からそうしてきたんだよ。」
的なことを言われた時に、無性に感動してしまったのだ。
それはメビウスのときに、ゾフィーがサコミズ隊長にいってくれたことみたいな。
これまでの映画で、だいぶウルトラマンが嫌いになっていたのに、
地球でウルトラマンが、人間を信じている、とさらっといったことに感動した。
いや、もっといろんなところで泣くべきだったりするシーンはたくさんあるのだろうが、
そこはくさすぎて、もうダメだった。
苦笑してた、あと3Dが残念すぎた。
チームUのあの作り方はすばらしくよかった。
あれはいい。
すっごくいい。
私がいいたいことは、たったひとつ。
「ウルトラマンサーガは、ここ数年のウルトラの映画で、本当に最高の出来。」
(超ウルトラ8兄弟には、かなわないけどね。)
終演後、トイレで男の子がママに語っていた。
「ママ、僕サーガが大好きになっちゃった。DVDがでたら絶対に買う。」
これを聞いて、トイレでちょっと泣いた。