11月4日(祝)、夜
『悠久の歴史を静かに伝え継ぐ寺社の数々
秋の宵、その荘厳な姿は光に包まれ、博多のまちに幽玄の美が広がる』
「博多ライトアップウォーク」とは、博多の長い歴史を語り継ぐ寺社を
「光の玉手箱」のようにライトアップすることにより
博多地区の魅力を発見したり、歴史的な景観に親しんでほしいとの願いを込め
2006年(平成18年)から開催されているイベントで
全10ヶ所の会場で計5日間(10月31日~11月4日)に亘って開催されました~
それでは、幽玄な世界をご覧ください
東長寺
弘法大師(空海)が唐での修業を終えて帰国した806年に創建した由緒正しい寺院で
九州八十八ヶ所霊場の一番霊場となっています
因みに弘法大師が創建した寺院の中では日本最古なんですよ~
まずは、そんな歴史の古い寺院の「本堂」と「五重塔」の競演から
息を呑むような美しさとは、正にこれのことではないかと思わせるような
美しさでしたよ~
次は、「六角堂」
この製作には、尾張の国から名の知れた匠を呼び寄せたと言われる
貴重な文化財なんですよ~
そして、最後は「五重塔」
『美しい~』
これ以外の言葉で表現することは難しいと思わせるこの雰囲気
高さ26mを誇る五重塔が厳かにそびえていました~
妙楽寺
1316年に大応国師により開山されたと言われる由緒正しい寺院で
遣明使一行が宿泊するなど大陸交渉の大事な拠点であり
名古屋名物「ういろう」発祥の地とも言われていますよ~
遣明使一行もこの道を通ったのかと思いつつ、園路を奥に歩いていくと~
厳かにライトアップされた門を潜り~
遣明使が宿泊したであろう本堂が静かにたたずんでいました~
丞天寺
承天寺は聖一国師が1242年に創建したとされる寺院
聖一国師は宋から「うどん」「そば」「饅頭」などを持ち帰り
粉食文化を広めた人と言われています
ここで素晴らしかったのは「洗濤庭」
ここには玄界灘を表現した白砂と奥には中国に見立てた緑庭が広がっていましたが
時間の経過とともに、その色合いを変えていって~
いつまでも飽きることなく眺めていました~
そして、「泉水庭」
まだ紅葉まっさかりでしたが、闇夜と光が織りなす陰影が最高でしたよ~
櫛田神社
櫛田神社は「青ブロ」にも度々登場してますが
757年に創立されたと言われる博多総鎮守なんですよ~
そして、綺麗にライトアップされた飾りを眺めつつ~
本殿に参拝
その後、奥の稲荷社に続く、鳥居を潜って~
ライトアップされた稲荷社に参拝
お稲荷さんも恰好よくライトアップされていました~
そして、飾り山笠も「ドド~ン」と飾ってありましたよ~
そして…
随分疲れていたので、大好きな「もも串」でちょっと腹ごしらえしました~
『美味~い』と言ったのは、言うまでもないですね~
旧冷泉小学校
福岡でもドーナツ現象により、今は廃校になっている冷泉小学校では
プロジェクションマッピングが行われていました~
音と映像が融合する光のショーは圧巻で~
僕にとっての「福岡ライトアップウォーク」は静かに幕を下ろしました
博多の町の幽玄の美、最高でしたよ~
掲載が遅くなりましたが、クリスマスイルミではないからね~