【行くぜ、青森編 その4】
2月25日(土)、曇り
前夜に降った雪が、街を一層雪景色にしました
雪道にも少しは慣れたつもりですが、やっぱり大変です
そして、青森駅に到着
東京に戻るのは夕方なので、8時3分発の電車で
「リンゴの町☆弘前」に向かいました
弘前へ向かう電車の窓から見えるのは、一面の雪景色
まだまだ春は遠そうですね
8時46分、漸く到着しました(650円)
弘前駅から更にバスに揺られること10分、見処満載の弘前市街地に到着しました
まず訪れたのは「青森銀行記念館」
「青森銀行記念館」は、1904年(明治37年)に五十九銀行の本店として建てられたもので
ルネッサンス様式に日本の土蔵造りを取り入れた和洋折衷の建物です
しかし、残念ながら冬季は休館で中には入れず~
残念
弘前市立観光館では、津軽藩の初代藩主津軽為信の像が飾ってありました
そして、赤い屋根がキュートな「旧弘前市立図書館」が見えてきました
しかし、足元はかなり危険な状態
こういうアイススケート場みたいな場所が非常に危険なんですね
ヨチヨチ歩きで、漸く間近に迫りましたが
図書館に似つかわしくない位、キュートな姿ですね
中は写メNGなんで掲載できませんが
ノスタルジーな雰囲気に浸れてよかったですよ
その奥にあるのは「旧東奥義塾外人教師館」です
この建物は東奥義塾の外国人教師の住居として
1901年(明治34年)に建てられたものです
そして、ここには「サロン・ド・カフェ・アンジュ」があります
屋根に積もった雪が危険そうでしたが
あまりに寒いので休憩することにしました
女性の方、お待たせしました
遂にカフェが「青ブロ」に初登場です
スイーツはこの中から選びましたよ
『突然の質問ですが、これ何だと思いますか』
普通はお茶だと思われるでしょうが、実は珈琲なんですよ
「リンゴの町☆弘前」は珈琲の町としても有名なんです
江戸時代、宗谷岬に北方警備に赴いた弘前藩士がビタミン不足により
浮腫病で亡くなるのを防止する為、薬用品として珈琲を配給したそうです
特権階級の人を除くと、日本人で初めて珈琲を飲んだのは彼ららしいですよ
この店では当時の製法に基づいた珈琲を出してるんですよ
その名もずばり「津軽藩 再現珈琲」(525円)
当時の製法とは以下の通りです
鉄鍋に珈琲の豆を入れ、炭火で黒くなるまで煎る
すり鉢に焙煎豆を入れ、よくすり潰して粉にする
土瓶にお湯を入れ、珈琲の入った麻袋を浸し、振り出しながら色の出具合を見る
湯飲み茶碗に注ぎ、お好みで砂糖を入れて飲む
蓋を開けると、麻袋が入っていました
1分後、麻袋を取り上げて飲みました
その味はとても薄く、現代の珈琲とは違う飲み物でしたが
嗜好品ではなく、薬用品として飲用するならありかなと思いました
そして、先ほど選んだスイーツは
弘前産のリンゴで作った「焼りんごのトルテ」(368円)
『こりゃ、メッチャ美味しいわ』
「リンゴと珈琲の町」に相応しい絶品の味でした
その後、お隣の「弘前 山車会館」に行きました
しかし
『あのう、怖すぎるんですけど』
魅力たっぷり、弘前編まだまだ続きます