【晩秋の鎌倉編 その3】
『かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな』
「うな重」の後に向かったのは「高徳院」
ここは、美男と与謝野晶子が詠った鎌倉のシンボル、「鎌倉大仏」を本尊とする寺院です
「鎌倉大仏」は正式には「阿弥陀如来坐像」と言い、知らない大人はいないほど有名ですね
1252年に造営が始まったと「吾妻鏡」に書いてあるそうですが、
実は完成年や造営の目的は不明で謎に包まれているらしいです
誰もが知ってる場所なのに、謎だらけなんて面白いですね
早速「仁王門」をくぐります
それにしても観光客が多くてビックリしますが、200円払い、中に入ります
流石どメジャーな観光スボットだけのことはありますね
それにしてもデカい
入口からでも充分その大きさが伝わってきます
この写メを見ていただくと、その大きさを実感していただけるでしょう
台座を含む総高は13.35m
仏身高は11.312m
仏体重量は121t
螺髪(頭髪)数は656個
と数値データは色々ありますが、いつものように疑問や感想が・・・
『重量ってどうやって量ったんだろう』
『螺髪(頭髪)数を数えた人は暇だったんだな~』
いけない、つい本音が
後ろ姿は哀愁感が漂っていますね~
突然ですが、『背中に付いてるのは何だと思いますか』
簡単すぎますか
正解は「窓で~す」
って見たまんまじゃないかと言った人、その通りです
じゃ質問を続けますね~
『何のために窓はあるんでしょう』
さぁ、どうでしょう
正解は「中に光を入れるためで~す」
実は大仏さんの中って入れるんですよ
その名もズバリ「胎内拝観」
『えっ、男なのに胎内って・・・』
もう止めましょう
拝観料20円を払い、狭い入口から中に入ります
先ほどの窓からの光以外に照明はないので全体的に薄暗く、
中は意外と広かったです
大仏裏手には、冒頭の与謝野晶子の歌碑や
李朝鮮時代(15世紀中頃)に漢陽(現在のソウル)の朝鮮王宮内に
建立された建物で1924年(大正13年)にこの地に移築された「観月堂」などがあります
見処満載ですね
そして恒例のおやつは長谷駅までの道沿いにある「鎌倉いも吉館 大仏店」
オバマ大統領が来日した際、昔鎌倉で食べた抹茶ソフトが美味しかったと
抹茶苦手な僕ですが、中々美味しかったです
この辺りには名店が多く、「鎌倉まめや長谷本店」では試食の豆菓子を一通り食べて、これまた満喫
買ったのかという質問はNGですよ
(因みに僕ではありません)
次回は「晩秋の鎌倉編」最終回です