錆色の女神/リンゼイ・デイヴィス | クロヤギ頭の読まず買い

クロヤギ頭の読まず買い

ちまちまと進まない読書をしつつ、本を買うのは止められない。

こんなに買っていつ読むん?と自分に一人ツッコミを入れつつ日々を暮らす不良主婦の読書(購入)記録ブログ

錆色の女神(ヴィーナス)―密偵ファルコ (光文社文庫)/リンゼイ デイヴィス
¥660
Amazon.co.jp (1999 矢沢 聖子 訳)

密偵ファルコシリーズ第3弾。

時は紀元71年ローマ帝政時代、皇帝お抱えの密偵頭に恨まれ、火のないところに煙は立たない?疑いをかけられて投獄されたマルクス・ディディウス・ファルコ。

あげくに母親の金で保釈され、身分違いの恋人・ヘレナにボロ部屋の家賃を払ってもらうという体たらく。

そんなファルコに成功した解放奴隷の屋敷から調査の依頼が。

贅を尽くした屋敷の当主の1人が婚約した相手は、3度の結婚の度に夫を亡くし財産を増やした赤毛の女性だった…。


金を払ってくれない皇帝の依頼に愛想をつかしたファルコが、今回は噂を聞きつけた民間人の依頼を受けることに。話のスケールが小さくなったせいか、今まで読んだ中で一番つまらなかった。


古代ローマの風俗やら、建造物やら、地理やら、そんな諸々を楽しむシリーズ。

女流作家だけに?元老議員の出戻り娘・ヘレナとの恋の行方にも結構ページが割かれてます。


いつの間にか16巻も出てるけど、全部読む自信は…ない。


地中海の海賊 (光文社文庫 テ 5-16 密偵ファルコ 16)/L・デイヴィス

¥760
Amazon.co.jp