分類変更 | あんずの⁑S★L Life⁑

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学校司書の仕事の記録と日常ブログです。
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ノンフィクションの棚を少し整理したいと思って。
ノンフィクション…916の本でも、物によっては他の 分類に変更できます。その館の状況、司書の考え次第で何とでも?

なので……


動植物的なもの、福祉的な物、伝記的なもの、エトセトラ。
ようは利用者である子どもたちが手に取りやすいように、目には入りやすいように
配架されるのが、学校図書館には求められると思うのです。

でもどうしても、ここでないと!というのはある。
闘病記のようなもの。
病気だから、医学に結びつけたいところだけど、それだとちょっと何だか変!
闘病記のコーナー作れるほど本はないわ、
というので結局916に。
中身は文学じゃないのに、顔だけ文学のふりして?並べられるのが、私は気持ち悪くて大嫌い!!
ノンフィクションも記録文学なのだろうけど、
子どもは、ノンフィクションの棚めざして本探さないと思うの。

作りごとのお話が読みたい子は、文学いくだろうし、そうでない、本当にあった話を読みたい子は文学、9類以外の棚に行くでしょう?それぞれの分野の棚に入れとけば、ついでに読むかもしれない。
本が活用されるかもしれない!?

いっそのこと、ノンフィクションの棚なんてなくしてしまいたい!!とまで思うことがあるけれど、まあ行き過ぎだろうな。

分類だけ元のままで、別置するという手もあるけど、使いすぎはよくないと聞きます。

うちの場合。戦争コーナーがそれです。
ラベルは本来の分類のままにしといて、戦争という手作りシールをつけておいてある。

子どもたちにとって、いちばん分かりやすい配架を!!
ということで、毎々頭を悩ませています。

いろいろ考えるのは楽しいけどね!