読書感想文コンクール課題図書の発表があり、私も図書館で探して読み始めました。
今日、読んだのは小学校高学年向けで『はるかなるアフガニスタン』アンドリュー・クレメンツ作。
戦争の記憶も残るアフガニスタンのいなか、山あいの小さな村。
そこにある事件が持ちあがります。
アメリカのある少女から、村に向けて一通の手紙が届いたのです。
学校の課題のために、外国の人と文通することを余儀なくされた少女アビー。悪い成績をとってしまい、このままではもう一度同じ学年をやってもらう、という通告をうけたのです。
それを回避するために、先生から課題を選ぶように、と命じられ、くじ引きしたら、この課題が当たっったのです。
ロッククライミングが好きで、山のある国に憧れの念を抱いているアビーが選んだのが、選択肢中で一番山が多い国ということで決めたのです。
アビーがしたこのことは、遠く離れたアフガニスタンの少年の心を動かします。
本当は妹が、アビーと女同士で文通をする予定でした。
それなのに、少年サディードは妹の言葉に自分の言葉を付け加え、さらには、自分自身が自分の言葉として、手紙を綴っていきます。
育ってきた環境も違えば、話している言葉も何から何まで全く違う2人だったが、文通という形で出会ってから、互いに影響しあっていく…
といった内容です。
もっと詳しく書こうと思ったけど、さすがに眠くなってきたので、やめにします。
でも、すごくよいお話でしたよ。
いろいろと考えさせられます。