見た目が肝です
ナカシマです(ナカジマではありません)
どんな職業でも見た目はとても大切です
美容を生業とするのなら
見た目で判断されることからは逃れられません
大食漢で大酒呑みの私は神様がたったひとつだけ
願いを叶えてくれるのなら、迷わず
『どれだけ食べても飲んでも変形しない顔と身体』
とお願いしたいです
ええ、笑いごとじゃなく本気で・・・
特に私たちの仕事は
まつげをデザインするというお仕事なので
お客様からもそれを求められます
もっと言うと
『それしか求められていない』
と言っても過言じゃないです
今でこそお客様から資格の有無
や使う材料の安全性を聞かれることが
ありますがごくたまにです
圧倒的に『見た目=デザイン』を気にされます
デザイン力は、きちんとした技術力が
あるというのとは、全く別物です
ヘアスタイリストが髪をきちんと切ることができる力があっても
デザインする力がなければ、野暮ったい流行遅れの髪形になったり
その方の一番魅力的な部分を引き出したりすることはできませんよね
ネイルなども、技術はしっかりしていても
アートがちょっと・・・というのと同じです
もちろん、デザインする力は正確な技術なくしてはありえないので
デザインの勉強することで技術の見直しにもなります
一般的に、まつげエクステのデザイニングというと
目の形だけにフォーカスしてしまいがちですが
鼻の高さやこめかみの広さ、
黒目の位置や前髪ありかなしかでも
作るデザインは違ってきます
もちろん、外見だけで決めても、いざまつげの生え方や健康状態、
その方の生活習慣などでできないデザインもあります
カウンセリングはまつげエクステがどういうものか
ご理解いただくだけでなく、細かいデザインを決めていくという
大事な打ち合わせをする時間でもあります
このデザインを決めるときのお客様の
ウキウキした表情を毎日拝見しますが
とっても幸せな気持ちになります
本当にまつげエクステって奥が深い・・・
まつげエクステは、ネイルのように
誰もが思いつくようなバリエーションが少ない分
デザイニングがきっちりできると
かなり他のサロンとの差別化が図れます
アントスでも、カウンセリングで
『では、次にデザインを決めましょうね~』というだけで
驚愕の表情を浮かべるお客様もいらっしゃいます
聞けば、以前のサロンは
『黒目の上が長い』か『目尻が長いか』の
どちらかしかなかったとおっしゃられます
他店からのお客様のリペアに
入ることがときどきありますが
『もしかしてフレーム立てずに入れてる?』
と疑わずにいられないような
デザインが多いです
しかも、それがとても技術的には優れていて
安全かつキレイに装着できていたりすると
残念この上ないです
お客様に
『伸びてもキレイに付いているので
前の技術者さんでとくに問題ないと思うんですが
どうしてお店替えをしようと思われたのですか?』
とお聞きすると
『う~ん、なんとなく』
『違うお店のもやってみたくなって』
とよく分かったような分からないような
あいまいな言葉を返して来られます
これが問題なんですよね
きちんとした技術があるというのと
お客様をいつもリードしていける
『新しい提案=デザイニング』
ができるというのとは別物です
だから、客離れを起こしているサロンさんの中には
『こんなに安全で確かな技術を持っているのに
なんでお客様が増えないんだろう』
と理由が見えない方が多いと思います
新規のお客様も少しずつ増やしていかないと
ジリ貧になるのは当たり前ですが
固定のお客様から飽きられてしまうというのは
本当につらいですよね
常に新しい提案をするためには
デザイニングは避けて通れない道です
同じ美容業でも、エステやマッサージと違って
ネイルやエクステは一目見て他店と違いが分かる
とても差別化しやすい職種です
そんな分かりやすい職種で
差別化を図らなくて、どこで差別化を図るのでしょうか
やっぱり、値段ですか
その先には何が待っているのでしょうか
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