臥薪嘗胆 ~マツダ訴訟裁判奮闘記~


先日、ユニオン宇部の12月定例会「ユニオンを励ます会」に、私そらみみは参加しましたことは、このブログにも書きました。


詳しくはこちら  


実は私そらみみが、この会に参加した理由はもう1つ。


それは…


私が所属しているユニオン山口も今年で発足2年目。これは私の主観ではありますが、色々な分野である意味「行き詰まり感」が感じられるところもあり、それを解決できる手掛かりが見つかるのではないかと思い、参加しました。


私はユニオン宇部のみなさんとお話しをしていくうちに、共通したあることに気付きました。


それは…


「Please show me.」


「Look at me.」


の精神を持っているってことです。


「Please show me.(あなたを見せて)」ということで相手の存在を尊重して、そして「Look at me.(私を見て)」ということで自分のことをアピールする。ユニオン宇部のみなさんには、その意思がありました。


自分の知識や経験をこれ見よがしに見せつけて、相手の考えを受け入れない。さらには論破して相手を否定するという輩が多い中、みなさんの姿勢にはとても見習うべきでした。


さらに…


「話の主語はいつも『一人称』」


ともいうことでした。


ユニオン宇部のみなさんのお話にはいつも「私は~」「私が~」という「一人称」で話をしておりました。


一見「自己中心的」な話に聞こえますが、


「仕事が~」

「世の中が~」

「○○さんが~」


という話し始めで、自分には関係ないという話し方をすることで、自分に対して正当化している、責任転嫁をしているという考えを持った人がいます。


しかしながら、話の主語に「私は~」「私が~」を持ってくることで、自分の言葉に対して責任を持つ。自分の言葉に嘘偽りがないことを証明しているということが解ります。


この日、ユニオン宇部のみなさんとお話しをしていて「みなさん凄いな…」と、目からウロコが落ちる思いでした。


場所を移し二次会の場で、今回の「励ます会」を企画したユニオン宇部の書記長さんとお話をして、その時にこう言われました。



「そらみみさん。


『組織は人』なんだけど


『人は組織』ではないんだよ。」



会社にある既存の労働組合と違ってユニオンは、それぞれ目的や考え方が違う人たちが集まってくる場所でもあります。その中でその人たちを1つにまとめるなんてことは、到底不可能に近いことかもしれません。


最初はその書記長さんも、ユニオンの皆さんをどうやって1つにまとめるか思考錯誤を繰り返していたみたいですが、その結論が…



「ユニオンの主役は執行委員ではなく、ユニオンのみなさんである。」



ということらしいです。



後々考えると当然のことかもしれませんが、その時には私も考えさせられるものがありました。



この日に私が見たもの・聞いたもの・感じたもの。


今後の私の動きに何かプラスにしていきたいと思った そらみみでした。