マツダ訴訟原告団が解散して、4ヶ月が過ぎました。


あの時の原告団メンバーは、新しい人生へと進んでいます。


仕事で頑張って結果を残し、正社員になった人。

資格を取って、独立開業をした人。

山口地域労連・ユニオン山口などの組織の中心メンバーとなって、活躍している人。


15名のメンバーが15通りの道を進んでいます。



そんな中、原告団の副団長が今年の統一地方選挙に立候補しました。


その模様は、4月2日付のしんぶん赤旗に掲載されました。



昨年末に山口県和木町へのIターンを決断して、少ない準備期間の中で奮闘されました。


私そらみみよりも一回り年上なのに、年齢を感じさせない行動力と押しの強さ(笑)。


私は仕事の都合もあり、選挙の応援に駆け付けることが出来ませんでしたが、そのところが心残りでもありました。


そして、4月26日の投票日



295票(得票率10.2%)を獲得して、見事に2位当選を果たしました。


そして日本共産党においては、山口県和木町での7年間の党議席空白を克服しました。


この当選の模様は、4月28日付のしんぶん赤旗にも掲載されました。



同じ時代に闘うことを選んだ「戦友」として、このニュースはとても嬉しく思い、また、新たに元気を頂いたような感じがします。


町議会議員としてこれからが大変だと思いますが、あの長くて厳しい裁判を最後まで闘って乗り越えてきた実績があるから、どんなことでも乗り越えていけるはず。


ぜひとも頑張ってほしいです。

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12月13日 山口県労連 非正規労働者部会 結成総会が行われました。



最初に、全労連 非正規センター事務局長による記念講演が行われました。



「『金は天下の回り者』と言うが、私たちの懐を通らないと景気は回復しない」という言葉が印象的でした。



一口に「非正規労働者」と言っても、私たちのような派遣労働者・パート・アルバイト、公務員では「臨時職員」、教育の現場では「非常勤講師」など、たくさんの種類があります。


それぞれの立場で問題があり、その問題解決のために各組織が独自に運動を展開しており、いわゆる「縦割れ」の現状が起こっております。


私そらみみも、これまでの裁判活動の中で全国非正規集会などに参加し、たくさんの人と交流してきましたが


本当に「派遣労働者」の現状が解っていないなぁ


という実感もあれば


私自身、他の非正規の現状を解っていないなぁ


と、思い知らされることもありました。


今回、山口県労連が先頭に立って「縦割れ」の縦の壁を取り払い、現実を直視して「どう見て」「どう考え」そして、どう行動していくかを取り組み、非正規労働者の権利確立のために運動をしていくことは、とても画期的です。


そして裁判活動の中で、私そらみみは


非正規労働者の問題は、労働者全体の問題なんだよ。もっと大きな枠組みでやりなさい


という助言も頂き、労働者全体で取り組んでいかなければならないという想いもありました。



最後に部会長から


今年、マツダの裁判も終わりました

彼らの想いを引き継いでやっていきたい


という挨拶があり、最後に「団結がんばろう」



こうして、結成総会が終わりました。


これからの活躍を期待すると共に、私そらみみも裁判の経験者として、少しでも力になればと思います。

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12月6日 山口地域労連 第27回定期大会

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12月6日 山口地域労連第27回定期大会が行われました。



私そらみみは、ユニオン山口の代議員として出席。同時に大会議長という大役を仰せつかりました。



大会では、来賓として出席された山口県労連議長より、マツダ派遣切り裁判が今年の7月に和解解決したことを報告。これまでの支援・応援に尽力を尽くしてくれたことに感謝の言葉が送られました。


また活動経過報告では、マツダ派遣切り裁判の5年3ヶ月に及ぶ闘いの内容が紹介されました。


討議の時間では、衆議院議員総選挙前ということで「選挙には必ず行きましょう」という意見が多い中で、ある代議員の意見で


マツダ派遣切り裁判の支援に関わって、多くの経験をした。この経験を今後の運動に生かしていきたい。


という意見もありました。



私たち原告は今年7月の和解成立以来、山口県内外の各組織の定期大会などで、和解の報告と裁判支援のお礼を申し上げて行きましたが、おそらく今回が最後の報告になりそうです。


私たちの原告としての活動も、いよいよあとわずかになりました。

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Temporary employee

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和英辞典で「派遣社員」という言葉を調べてみました。



すると…



「Temporary employee」と表示されました。


続いて「Temporary」の意味を、英和辞典で調べてみました。




すると…



「一時的な」「臨時雇い」という結果が表示されました。


つまり「派遣社員」という言葉を英語に訳すと「一時的な・臨時雇いの従業員」と言うように、派遣労働とは「一時的・臨時的」なものという認識は、世界では当たり前の原則なのだということが分かります。


しかしながら…日本では、そうはさせない動きがまた起こっています。



労働者派遣法改悪

再提出には大義も道理もない


2014年10月2日 しんぶん赤旗



先の通常国会で廃案になった労働者派遣法改悪案を、安倍晋三政権が再び臨時国会に提出しました。同法案は、派遣労働を無制限・無期限に拡大するものです。働く人が正社員への道を閉ざされ不安定雇用のままの「生涯ハケン」を強要されるとともに、正社員を派遣労働者に置き換える「正社員ゼロ」をすすめる重大な内容です。国民の批判の広がりのなかでいったん廃案になった改悪案を再び持ち出し、国民に押し付けようという安倍政権のやり方は異常です。


不安定な働き方を拡大


改悪案は、「臨時的・臨時的業務に限定し、常用雇用の代替にしてはならない」としてきた労働者派遣の大原則を覆すものです。


いままでは企業が派遣労働者を使う場合、通訳など「専門26業種」を除いて受け入れ期間は原則1年で、延長しても3年を上限にしてきました。改悪案は、これらの業務区分や期間制限を事実上撤廃します。3年経っても、その部署の人を入れ替えれば、労働組合などの意見を聞くだけで、無制限には派遣労働者を使うことができるようにします。専門業務区分も廃止して、どのような仕事でも派遣に任せることが可能になります。


企業にとってこれほど都合のいい仕組みはありません。正社員よりも低いコストの派遣社員への置き換えがきわめて容易になります。派遣社員はどんどん拡大し、正社員になれないという「ハケンが当たり前」の社会をもたらす危険な暴走です。


今年はじめの通常国会に政府が提出した労働者派遣法改悪案は、派遣事業者に対する罰則規定の条文で「1年以下の懲役」にするところを「1年以上の懲役」とする重大な誤りがあることが発覚し、一度も審議できないまま6月に廃案になりました。政府は「転記ミス」などとして審議入りを画策しましたが、改悪案にたいする反対世論の大きな広がりが許しませんでした。単なる「ミス」にとどまらず、改悪案そのものが労働者・国民の生活と権利を根底から脅かす本質を持っていたためです。


安倍政権が、条文を訂正したこと以外はまったく同じ中身の改悪案を、臨時国会開会日に閣議決定し再提出したことは、あまりにも無反省です。「世界で一番企業が活躍しやすい国」を掲げる安倍政権は雇用破壊に強い執念を燃やしています。


「労働規制緩和」が持論の塩崎恭久元官房長官を厚生労働相にすえたことは、労働者の件を守る仕組みを「岩盤規制」と見なし、それを破壊する「切り込み隊長」という位置づけです。


労働者派遣法改悪に続き、「残業代ゼロ」や長時間労働を野放しにする労働法制改悪の具体化を急いでいます。派遣労働、非正規雇用を増大させ、過労死するほど働かされる社会のどこが、女性や若者が「活躍」できる社会なのか。日本経済の健全な成長にとっても雇用破壊はマイナス以外の何ものでもありません。


世界の流れに逆行


労働者派遣法は臨時的・一時的業務に限定することは世界で当たり前の原則です。国際社会は「人間らしい労働」の実現が大勢です。安倍政権の雇用破壊にはが大義も道理もありません。労働者派遣法改悪案を再度廃案に追い込むことをはじめ、労働法制大改悪を許さない共同を広げましょう。



(+o+) (+_+) (>_<) (T_T)



ところで、「寿司」「天ぷら」「芸者」「すき焼き」など、英語にしなくても通じる日本語は多くあります。


これは日本にしかないもので、さらに日本を象徴する言葉でもあります。


その中には「過労死」「サービス残業」などの言葉もあります。悲しい事ですが、これもまた、今の日本の現状を表す言葉でもあるかもしれません。


このままでは近い未来「派遣社員」という言葉も、英語にしなくても通じる日本語になるかもしれません。


もちろん、本来の「Temporary employee(一時的・臨時的な従業員)」という意味ではありません。


「コストが低く、会社の都合ですぐにでも解雇できる、とっても使い勝手の良い労働者」


という意味です。



私そらみみは皆さんに、こう聞きたい。


日本人として、日本で働く労働者として、本当にそれでいいのですか??

【共に闘う仲間たち】下関造船じん肺 逆転勝訴

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下関造船じん肺 逆転勝訴

広島高裁

三菱重工に賠償命令


2014年9月25日 しんぶん赤旗




三菱重工業下関造船所(山口県下関市)で働いていた下請け会社の元従業員と遺族の計4人が三菱重工を相手に、じん肺になったのは作業場の粉じん対策を怠ったためだなどとして、約1億4000万円の損害賠償を求めた裁判の控訴審判決が24日、広島高裁でありました。川谷道郎裁判長は請求を認めなかった一審山口地裁下関支部判決を変更し、三菱重工に約8000万円の賠償を命じました。


川谷裁判長は「従業員は長期間造船所で勤務し、じん肺になったと推認できる」と指摘。会社側が従業員のために十分なじん肺防止策を実施したとは認められないとして、安全配慮義務違反があったと判断しました。


判決によると、原告ら4人は1955年から2006年にかけ、下請け企業の従業員として船室の内装作業やボイラーの修理などに従事。多量の粉じんが舞う中で作業し、じん肺を発症しました。


一審は「造船所の粉じんは、じん肺になるほど高濃度ではなく、原告らの呼吸疾患がじん肺に起因するとは認定できない」として請求を棄却しました。




マツダ訴訟原告団も3年前の「争議フェスタ」などで交流もありましたし、下関地区のメーデーの式典では一緒に裁判支援の訴えをさせて頂いたこともあります。


また、広島高裁の裁判長も「マツダ派遣切り裁判」と同じ裁判長であり、正当な判断をしてくれたのだと認識しています。


しかし、私たちは勘違いしてはなりません。


今回の三菱造船の裁判判決に然り、私たちの裁判の判決に然り、決して「画期的」な判断ではなく、これが「当たり前の普通の判断」なのだと。


そして、この「普通」のことが「普通」に言えることができる社会にしていかなければならないということを、私たちは忘れてはなりません。