おはようございます。
今日は、反基地運動の末
アメリカ軍基地が撤退した国がどうなったか
お伝えします。
その国はフィリピン共和国です。
■念願のアメリカ軍撤退!
1991年、フィリピンから
アメリカ軍が撤退しました。
その理由は、国内の反米世論が、多かったこと
そして、ピナツボ火山の噴火に伴い
火山灰が基地に降り積もり
滑走路や設備などが使用できなくなり
復旧に莫大なお金が必要となったのです。
○ピナツボ火山の噴火 その凄さがよくわかります。
スービック基地は、艦船修理能力もあまり高くなく
アメリカにとって日本の基地の方が
価値が高かったのです。
待っていたのは明るい未来!
のはずでした・・・
ところが(゜д゜;)
■職を失い、経済の低迷
元々、基地では、4万人のフィリピン人が働いていました。
撤退とはすなわち、職がなくなることを意味します。
地元を支えていた巨大な産業基盤が
一気になくなり経済が低迷しました。
これは、まあ予想の範囲内かなと
さらに
なんと(°д°;)
■中国人民解放軍→島々を占拠!
1995年、中国が南シナ海のミスチーフ礁など
フィリピン主張の島を占領して建造物を構築。
⇊
2004年、フィリピンと中国が
海底資源の共同探査で2国間合意成立。
⇊
2011年、中国探査船がフィリピンが
主張する領海内において探査活動をくり返し、
無断でブイや杭などを設置。
これが中国のやり方なのです。
力の空白地帯に入りこみ、そこを占領していくのです。
■南シナ海の青い海が、赤い舌にのまれる
それでも中国は実効支配をやめることなく
2013年より
スプラトリー諸島(南沙諸島)に岩礁を埋立て始め
現在、大きな人工島になっています。
東京ドームの170倍にも広がる大きな島です。
そこには艦船がうごめき、滑走路、対空砲、火砲があります。
○中国が、南シナ海の岩礁を占拠し作った人工島
■米軍見直しの声が高まる…
この一連の流れの中で
フィリピンの世論では
米軍再駐留の声も高まっていくのです。
しかし、米軍基地撤退の際、
米軍駐留を禁じた憲法を作っていたのです。
艦船や航空機による巡回を行うのみです。
フィリピンは、20年もの間、中国により領土を奪われています。
さらには、マニラなどは華僑が多く
経済も、牛耳っており、フィリピン人を苦しめています。
さて、
日本の沖縄でも
「米軍基地はいらない」という声が聞かれますが。
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