”おめでとう”
これは私の入院を知って駆けつけてきてくれたママ友が私と栞菜に言ってくれた言葉です。
妊娠中も私の身体を気遣って、雨の日にはあんちゃんを一緒に家まで送ってくれたり
お天気の日でも予定の無いときは必ず私たちを車で送ってくれました。
死産した翌日もお天気が雨で。
いつものように”一緒に連れて帰るね~”ってメールをくれた。
私からの返信に、きっとすごく驚いたと思う。
そのママ友が、次の日病院に駆けつけてくれました。
まさか来てくれるとは思ってなくてすごくびっくりした。
栞菜が病室に居たので、『赤ちゃんどうしますか?』って看護師さんに尋ねられて・・・・。
会ってもらい気持ちもあり、でも見せるべきではないかなって気持ちもあって迷ったのですが
『聞いてもらって大丈夫ならこのままで』
ママ友がいいなら会ってもらうことにしました。
しばらくして病室に入ってきた瞬間に泣き崩れた彼女。
私も一緒になって泣きました。
コットに寝ている栞菜を見て
『可愛いね~、すごく可愛い。』
そう言ってくれた。
『来ても泣くだけだと思ったけど、今日来たら会えるかなって思って来たよ。』
ママ友は栞菜に会いに来てくれていたのです。
『毎日一緒に帰ってたおばちゃんよ~。
会いたかったよ。
頑張ったね~。
おめでとう』
そう言って何度も何度も栞菜の身体を撫でてくれました。
この言葉を聞いた瞬間、ものすごく嬉しかった。
生きて生まれることのなかった栞菜。
”おめでとう”なんて、決して言われる事のない言葉だと思ってました。
ほんとに、ほんとに嬉しかった。
『頑張って産んでくれてありがとう』
私にもそう言葉を掛けてくれた彼女。すごい人だと思いました。
退院後も私が送り迎えができるようになるまでの間約1ヶ月間あんちゃんの送り迎えをしてくれて、
どんなに感謝しても仕切れない。
人付き合いが苦手で、幼稚園でもあまり深い人付き合いはできていなかった私に。
栞菜が結んでくれた大切な縁。
彼女に何か困ったことがあったときは、全力で力になりたい。
以前に記事に載せたことのあるエコー画像ですが・・・・・・・。
この4D画像、すごく何かを言いたげな顔に見えるなぁ。
よかったらこちらの記事も読んで下さいね
不思議な事-栞菜からのmessage-
栞菜が私たちに残してくれたいろんなメッセージのお話です。
あの日の事-常位胎盤早期剥離-
あの日の事-死産-
栞菜を亡くした日の記憶。
妊娠中の方には刺激の強い記事かも知れませんが、でも同じ経験をされる方が一人でも
少なくて済みますように、胎盤剥離と言う怖い病気について知って欲しいです。
ありがとう。
死産後の私の心を軽くしてくれた2冊の本との出会い。
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