勝者の責任として、あえて主審に問題提起します | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)

 

この項は、基本

いち日本サッカー応援者、

としての意見です。

 

ただ、私はたまたま鹿島サポなので、

「鹿島が負けた時は、あれは責められる

 誤審だ、と確信あってもここに書けない」

という事情は抱えていますが(笑)。

 

 

今のタイミングで書くのは、

「鹿島サポ皆が、血も涙もないのか」

という誤解を招くリスクあるかもだけど、

 

その一方、

「自分が勝者の立場でいられるのは、

 長く見積もっても、今日いっぱいまで」

と思うので、書くことにします。

 

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前置き長くなりましたが、本題。

 

なぜ、昨日の天皇杯決勝

延長後半終了間際の

 

川崎エドゥアルドの

鹿島植田に対する危険な体当たりに、

 

なぜ松尾主審はカードを呈示せず、

2枚目黄紙退場させなかったのかは

問題視されるべき、という意見でいます。

 

あれが許されたら、サッカーは

暴力の応酬になる、としか思えない。

 

 

自分なりにニュートラルな立場に

立って、想定シミュレーション述べるなら、

 

あの『情緒的退場見逃し』により

大きな被害者とならずに済んだのは

川崎関係者の皆さんだった、と思う。

 

あの後、もう1度川崎に攻撃チャンス

あったけど、もしそこで同点ゴールが

生まれ、PK戦の末川崎が優勝してたら、

どうなっていたか。

 

当然鹿島サポの多数から、

「主審が明白な誤審したから、

 11対11でPK戦が行われた。

 主審に優勝妨げられた!」

との声が上がったろう。

 

その時川崎サポがどういう気持ちに

なるか、オレは凄く分かるつもり。

 

言葉にするなら、

「せっかくの、せっかくの、悲願の

 初タイトルなのだから、こういう

 後味悪くない形で獲りたかった」

と、胸苦しさが取れにくかったろう。

 

 

まとめると、

「誰も幸せにする可能性のなかった、

 悪い意味で、空気読み過ぎた誤審

 であった」と断定できると思う。

 

それより大きな話として、オレが

見て来た限り、あのシーンでカードを

出さない主審は、欧州どころか

アジアでも、ほぼ見かけない。

 

「試合中は、人情を捨てて主審に

徹する」が、普通に世界常識と映るし、

サッカーにおける王道だろう、とも思う。

 

(※現在の鹿島とRマドリードぐらい、

  “クラブの格”が違えば、先のクラブW杯

  にて、セルヒオ・ラモスに主審がカード

  出せなかったのは、悔しいが納得できる。

  これから、そこを“下克上”してゆくつもりだが)

 

 

鹿島が今、タイトル懸かった試合に

強い理由も、詰まる所は日々の

「課題洗い出し→解決」の蓄積によるもの。

 

日本の主審団が「世界基準」に至る

道筋も全く一緒だろう、と思う。

 

審判の走量や、プレー見る位置や、

試合コントロールは、時間のかかる事を

サッカーファンの多くも、理解してると思う。

 

だけど、昨日の『退場見逃し』の様な

事象は、「日本国内でのみ通用する

判官贔屓だったな。次回から改めよう」

で、早期に改善でき得る事と思う。

 

1日頭冷やして冷静になったうえで、

「やはり、あのシーンについては、

 誰かが書かねばいけない」との

結論に私は至り、

 

昨日あった「大惨事に至る可能性の

あった、何でもなさそうな誤審」について

書かせて頂きました。

 

相手チームにも配慮したつもりですが、

もし気分悪くされた方がいたら、

遠慮なくコメント付けて下さい。

次回以降に、きちんと生かします。

 

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以前書いた事ある気もするけど、

私はたまたま、現JFA会長の田嶋さんの

枠で大学の1年間、週1サッカー授業を

履修したご縁がありました。

 

普段も、テレビと同様、ソフトな語り口で、

話してくれる内容も、その通り分かり易く、

且つタメになる話が多かったです。

 

たまたまニュース読み損ねてて

昨日、田嶋さんが会長になってた事を

知ったのですが、人物としては

「納得」の一言です。

 

JFA会長に、昔たまたま縁があって、

直接人柄知っている方が就いたという、

 

会長に対し、人間的信頼が置ける立場に、

運良く自分がなったので、

 

「正しい」と自分の感じた事が、

「日本サッカーの為になる」と

検討してみてイエスなら、

 

これからも、

「あくまで、いち日本サッカー応援者の

 意見に過ぎません」

と前置きしたうえで、

 

気になった事象のあったタイミング

にて、時々書こうかと思ってます。

きっと田嶋さんなら響く、と自分が思えるので。

 

 

P.S.

あの頃若くて精悍だった田嶋さんも、

ふくよかな体型になってましたなぁ。

 

そりゃ当然、オレもいつの間に

古株サポ側になっている訳だ(苦笑)。