古株鹿者の、今のそのままの気持ち書きました | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)

 

※古株鹿サポの気持ちを、

  先に、そのまま吐露します。

 

 

『世界2位になるより、

 日本一になる方が価値ある』と、

 

鹿島に関わる人の多くが言ってる理由が、

次世代鹿ファミリーにも、今日で伝わったかな?

 

苦戦した事による収穫がある

とするなら、その一点か(苦笑)。

でも、とても大事なこと。

 

勝ったけど、それでも

「タイトルを1つ取るって、本当に難しい」

と、再々々確認させられた試合でした。

 

 

別に自分達・古参鹿者も、最初から

無条件に『ジーコが言ってる事の数々』を

信じてた訳じゃないんですよ。

 

例えば1997年CS、たったワンミスにて

「何処見ても磐田より鹿島が強い年だった

 のに、リーグ優勝をさらわれた」。

 

あの時の不条理としか思えない悔しさ、

何処にぶつけていいか分からなかった…。

 

付け加えると、その「CS制度の恩恵を

大きく受けた優勝」が大きなキッカケと

なり、その後の磐田黄金時代が始まった。

 

 

そんなこんなの失敗積み重ねで

「だてに、世界のサッカーファンから

 “神様”という愛称を付けられてる

 訳じゃないんだ」

 

と、ジーコが“サッカーの本質”知ってる事を

鹿島の皆も信頼する様になり、それを

クラブ哲学として、受け継いで来てると。  

 

 

 

私が一昨日にブログを更新した直の理由は、

“言霊”になるの恐れて書かなかったけど、

 

2003年元日決勝で京都に負けた時と、

今回の雰囲気が似てる、と感じたから。

 

「79年組が一本立ちしてきた。更に

 野沢や青木らも居る。今日は

 負けたけど、鹿島の未来は明るい」

 

なんて雰囲気で、天皇杯決勝で

京都に負けた後も、少しホワっとしてたら、

(当時は私も、ゴール裏住民だった)

 

それが結果的に『暗黒期の入口』と

なってしまい、

「勝てない→客入らない→更に弱くなる」

の負のスパイラルに陥ってしまった。

 

 

本当、全くの本気で

「あの時の様に、何年も後悔するハメに

 ならなくてよかった」

と、今心底安堵している所です。

 

勝負事に関しては、

『好事魔多し』『一寸先は闇』

『アリの穴から堤も崩れる』

といった、

 

ネガティブ過ぎる位のことわざを、

全部心得ておいて、本当に丁度いい位。

 

 

川崎には、人として申し訳ない気持ちもある。

でも「すまんね。オレ達も必死なんだ」としか

言い様がない。

 

“勝ち癖”を1度手放すと、

取り戻すのが本当に大変な事を、

オレらも身に染みて知っているので。