〔私見フォロー〕2013年鹿島の戦力整理・追訂版 | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)


今年の1/14に、フライング気味に『2013年鹿島の戦力整理』をこのブログに
アップしましたが、それからキャンプ等を経て、当時と見通しが変わった
部分も出て来たので、


シーズン直前のこのタイミングで、改めてマトリクス形式にて整理して
おこうか、と思います。


    レギュラー候補……戦力……………………育成…………
 FW:大迫、ダヴィ    川島             中川、豊川
 OH:野沢、ヤス     中村、ジュニ、本山   土居
 DH:岳、満男      本拓             梅鉢、宮内
 SB:大伍、中田     前野            隆雅、伊東
 CB:岩政、青木     山村、昌子        植田
 GK:ソガ         佐藤、川俣         八木
 (※複数ポジション書くとキリがないので、半ば無理やり1つに
   絞っています)


結果的には、1/14に載せたモノが、自分自身の自信度以上に(^^;
当っていたので、改めてのチーム構成への細かい言及は省略します。


(※もし「1/14の項は読んでない」or「読んだけどすっかり忘れた」
  という方で、参考にしたい方がいらっしゃいましたら、右下にある
  カレンダー等から、行ける様になっております。参考まで<(_ _)>)



〔1/14時点後の、私見追訂について〕


キャンプで最も眼を引いたのが、中田が左SBとしてトレーニングを
積んでいた点、という鹿サポの方は多いのではないでしょうか。


私も、最初聞いた時はやや意外でしたが、少し噛み砕いて「あぁ、納得」
となりました。


1月に私も書きましたが、多くのライターが「今季鹿島の、唯一の不安」
に挙げてるSB。大伍は、ジョルジの指導のかいあり、昨年で一本立ち
した。故障さえなければ…、というレベルまで来ている。



しかし、昨年はJ2が舞台だった前野の所に、バックアップが居ないままでは、
「本気でリーグ優勝を目指すチーム」としては、確かに物足りない。


そこに、キャンプで4バック左のトレーニングを中田にやらせ、ここ数年
眠らせたままだった、運動量やクロス精度等を復活させておくプランかと。
上記マトリクスをみても、戦力バランスが良くなってますよね。


移籍したイバだって同年齢だった訳だし、アウグストという前例も居るので、
シーズン前から準備しておけば、今季34歳になる中田でも充分こなせるはず。


それと、指摘しているライターも居たが、トルシエ代表でのフラット3と、
鹿島のボランチを、難なく両立してたように、中田はサッカーセンスが
全体に良いのが、大きな長所。


だからシーズン中に万一、DHやCBに一時的に穴が開く事あっても、
今までの経験と合わせて、中田ならそのフォローもこなせるはず。


そこからの逆説で、「キャンプで、中田に左SBをやらせてた=前野が
期待以下だった」と決め付けるのは、早計かと。


まず開幕は左SB中田でスタートするかもだが、今年目指してる“元来の鹿島の、
主導権を握る(ブラジル的)スタイルの復活”から鑑みても、中田から
左SBレギュラーを奪い取るのを、攻撃力のある前野には期待される。



他にも、今回のキャンプでは、よい情報多かったですよね。箇条書きにて。
・植田だけでなく、豊川も高卒1年目から出番あるかも?
・2番手GKの佐藤が、好調の模様
・岳もバチも源も、着実に成長してるっぽい


そして、何と言っても、前回監督時は怪我人多かったセレーゾ政権だが、
今回は科学的トレーニングも取り入れる進化をみせ、実際にキャンプを
怪我人無しで終えたというのが、最も明るい兆候かと。



というのも、セレーゾの前回監督時は、
“戦力揃わない時のやり繰り上手”には定評あった一方、戦力が揃った時は
メンバーチョイスに疑問符が付く事もあり、それが『攻撃主導サッカーでの、
タイトル獲得』に届かなかった理由にあった、と私個人は感じてるので。


コンディション管理の進化をみると、試合中の采配にも『年齢相応の進化』を
セレーゾに期待できそう、とワクワク度が高まっています(^^)


セレーゾ、グレードアップ版采配も頼むぞ!!
そうならば、間違いなく望んでる開幕ダッシュを切れるはずだ!!!