〔本日のスタッフダイアリーの所感考察〕昌子源の背番号変更に透ける『狙い』 | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)


今日(2/18)のスタッフダイアリーに、本音かスカシか分からないが、
源が「なんで15番になったかは知らない(笑)」と言ってる、とある。


だけど私は「青木が背番号変わるらしい」という噂を聞いた時から、
「そしたら、空く15番に源をスライドさせるのでは」と予想していました。


先日のジュニの様に大外れな場合もあるので、“想像と妄想のあいだ”

として読んでもらうのが、丁度いいと思いますが(苦笑)、まぁオフネタと

しては面白いかと感じたので、その私的根拠を書いてみます。



まず、岳は1年目から、良い予想通り“同世代とは別格”の活躍をして、
昨年で不動のレギュラーを掴み、今年は『チームの顔』を狙う勢い。


もし次に背番号が変わる時は、10番かひと桁と、皆思ってる所だろう。
なので、今回の源の背番号変更に、岳は大して関係なかったかと。



では何故、強化部長が楽しみにしてて、且つ重視もしてる背番号付けで、
今年の源が番号変更の対象になりそうと、個人的に予想してたかというと、


昨年、ナビスコ杯獲得に貢献するなど、同期のバチ・聖真より少し先んじた
源に対し、それを“眼に見える形”にすれば、色々な効果が期待できそう、
と私も思ったからです。



まず1つ目は、ストレートに、同期のバチ・聖真に刺激を与える、という部分。
もし今日の発言が“スカシ”だとしたら、それはやはりバチ・聖真の胸中を
おもんばかっての事だろうし、実際2人の内心は穏やかでないだろう。



そしてもう1つは、植田の獲得に成功した事が、私の予想の根拠でした。
秋田・岩政と『鹿島の3番』と言えば、高さ・当りに絶対の自信を持つ
“チームの壁”であり“ハードマーカー”という、強いイメージですよね。


そこに、まだプロでは未知数とは言え、それを絵に書いた様な個性を持つ
植田の獲得に成功した。


岳・源ら世代の入団会見で社長が「将来は、ここから十の位を取った番号に」
と説明した流れでゆけば、今年も「植田のスタートに、3絡みの番号を付け
させたい」と考えるのではないか、と思った次第。


そこで、もし30番が空いてたら、その番号もインパクトがあって、候補に
挙がったかもだが、昨年30番の宮内は試合出場無しで、それなのに背番号を
変えたら、宮内を軽視してる事になってしまう。
33番も、元々川島大地が付けていた番号なので、同じく。


そう考えてゆき、フロント(強化部)は植田のスタートに23番を付けさせる
のでは…と、勝手に(笑)予想していた訳です。



まぁ毎年毎年、強化部の狙い通りに、限られた背番号を割振れてる
訳じゃないでしょうが、


過去の鹿島を振り返ると、田代入団時に19番('05)、篤人入団時に20番('06)
を与えた頃から、なるべく獲った選手に見合った番号からのスタートと
なる事を志向してる感を、鹿島強化部から受けるようになりました。



源の話に戻しますが、だから今回の源の番号変更は「昨年のパフォに対する
評価」という面と「植田という“新たな3番候補”が入った」という面と、
源にとっても二律背反してる部分があり、今回は特に面白いなと(笑)。


まぁ、それを示唆するやり取りが、今年オフに有ったか無かったかは、
当人達のみぞ知るだが、源はそういう所鋭い感じするから、口で言わなく
とも、実際は彼自身も刺激を受けてるのでは、と推測してます。


なんだか、面白がって終わりじゃ、源にちょっと悪い気がするので(苦笑)、
源へのプラス要素を書くなら、今回の青木だけじゃなく、岩政入団時も
15番だった、というゲンの良さを、書き添えておきます。



でも、昨今の悪い流行りの「海外に在籍」ではなく、『海外で活躍』する為に、
プロとしての基礎を鹿島で積むのはよい事、と本気で思うし、


源にも植田にも、今の年齢ぐらいのウチに国内で爪を研いでおくのは、
中長期的な眼でみれば、プラスに働くはず。


そして、選手として“勝ち癖”を付ける事も大切。
こういう高いチーム内競争をしつつ、今年はぶっちぎりでJリーグ優勝だ!