〔恐縮ながら〕『いばらきサッカーフェスティバル』再考の余地は? | 鹿島アントラーズと歩むブログ

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鹿島アントラーズに関する所感・考察を書いてます。 戦術系より、選手プレーや心理、及びクラブ・監督の戦略が中心かも。 ◇専門家含め世論を読まず、自分の思った是々非々にて書いてるので『くさや系ブログ』かもしれません(苦笑)


千葉県民の私が、このテーマに触れるのは、あまり適切でないと思い、
今までためらって来ましたが、そろそろ看過できない時期に差し掛かってきた
気がするので、書く事にします。


それは、昨年のいつかの『ANTLERS REPORT』で、鹿島フロント(モバイルサイト
運営系だったか)の人が「アントラーズのサポーター・ファンには、他クラブ
より“カシマでの観戦経験や練習見学経験無いけど、鹿島が好き”という方の
割合が多い事が、分かってきました」と言ってた事も、後押しとなってます。



私の場合、文字通り「中途半端に、茨城県の雰囲気を知ってる」という部類
なので、今回に関しては、その半端知識は排除して、上記の様な方々に近い
目線から書く事にします。


まず、今年の現状から入りますが、先日セレーゾ監督は「今のJでは、
開幕ダッシュをかける事が重要」と、新体制発表の時に強調してました。


しかし、昨年来日して貰ったにも関わらず、スケジュール的には、
その監督意志が反映されたのは、宮崎キャンプ内に大学生との練習試合が
1試合増えただけ、に留まっている。


かと言って、昨年の天皇杯を準決勝(12/29)まで戦ったので、従来の鹿島と
照らしても「これ以上早く始動したら、選手の心身に良くない」という
判断に関しては、(ACLも無いし)納得できる。
(ガンバはもっと早かったけど、それは「ヨソはヨソ」という事で)


そんな中、キャンプから帰ってきた後の、例年以上に貴重なこの1週間を、
J2で、特に昇格候補に挙げられてる訳でない水戸との試合に費やす意義を
見出しにくいのは、昨年や2007年で、既に証明されてるかと。
(07年も昨年も水戸には勝ってるが、最悪の開幕スタートとなってる)



Jリーグの理念に照らしても、『いばらきサッカーフェスティバル』の
存在自体は、当然有意義と思います。


ただ、それが開幕前の大事な時期に固定されてる状況は、鹿サポとしては、
そろそろ見直しを求める時期でないか、との感に至ってしまいます。


かと言って、J2は基本1年間コンスタントに週1回試合があるので、
今年の日程をみても、具体的に「この時期なら、よさそう」という時期を
呈示できないので、そこが心苦しいのですが。



強いて言えば、必ずしもプロトップチーム同士の試合だけが『いばらき
サッカーフェスティバル』の名に値する、という訳でないのでは?
とは思います。一般論の域を出ませんが。


例えば今回だと、水戸戦の前に鹿島OBの本田さんが“子供サッカー教室”を
行いますが、両チームのOBが、其々の場所で継続的に“子供サッカー教室”
をするとか、


茨城県の各地域で、草サッカーをやっている大人チームのチャンピオンシップ
の様なモノを行うとか、クラブや協会の専門の方が知恵を出し合えば、色々な
形が出てくるのでは、と思われます。



「他県の鹿島サポのエゴ」と言われたら、当然何も反論できません。


でも、現在の水戸とのPSMを惰性で続ける事が、最初に書いた様に、
全国にも点在してる事が分かってきた鹿島サポに対してどうなのか、
という一面もある事も確からしいので、参考レベルの疑問提起まで。



なんか、小難しくなってしまいましたけど、
率直に「このスケジュールで、本気で開幕ダッシュ目指してるのか?」と、
他県在住だけど、鹿サポだから率直な疑問を感じてるという事です。ハイ。