昨日は、近く完成見学会の開催が
予定されるお宅の撮影でした。
ちょっと空模様が心配されたものの、
何とか降らずに終了することが出来ました。
前日の月曜は雨、
そして、今日は春の嵐のような
強風吹きすさぶ荒天、といった合い間の
僥倖のようなタイミング。
さて、施主は20代の若いご夫婦で、
まだお子さんのいらっしゃらない
共働きのお宅です。
土地だけ先行して
ご自分方で探して購入済み。
そして、建物は以前から相談に
乗ってもらっていたビルダー
～当社の得意先～で
建てることになったのです。
さて、そのお住まいですが、
「リゾート 日常のなかの非日常」
と、そんなテーマだそうで。
リビングの吹抜けが、とても開放的。
無垢の天然木をふんだんに使った
ウッディ感覚いっぱいの
コテージのような味わいのあるお住まいです。
施主の希望で、東京を拠点にされる
建築デザイナーを起用。
先のテーマも、施主の希望を伺いながら
そのデザイナー氏が提案されたものだそうです。
半地下に、将来用に子供部屋ほか。
1階はリビングと和室だけで、
キッチンとダイニングは中2階。
そして、主寝室のほか
洗面、バス等の水廻りは2階に。
「リゾート」だけあって（？)
ダイニングへの階段には、
手摺りの代わりに、何と、
ロープが張ってあるだけです。
こちら、バルコニーとは別に
バスに隣り合わせてロジア仕立てで設けた
言ってみれば、バスコート。
リクライニング・チェアなど置いてくつろげば、
さながらスパ・リゾートの趣きを
満喫できそうです。
夕方くらいにシャワーを浴びて。
でもって、おチャケなど、
ぐいっと飲ったりして・・・・・
あー、うらやましいっ！
これから夏に向かっての季節など、
とても気持ちいいひと時が過ごせそうです。
＊＊
ところで、この得意先のビルダーは、
ふだんはこうしたデザイナーズ建築を
主に手がけられているわけではありません。
むしろ自然素材にこだわった、
住む方の健康によい家づくりをモットーとされ、
採用する素材や設備の開発にも
余念がありません。
一戸建てだけでなく、最近は
若いカップルやシングルの方向けに
コンパクトなマンションも手がけられています。
そこでも、販売価格にはね返らないよう
イロイロ工夫しつつ、そうした「健康仕様」を
追求されています。
理系のご出身でもないのですが、
社長さんがもっぱら開発を担当されていまして、
最近、熱を入れているのがマイナスイオンの
発生原理とそれを応用した設備。
試験的に、先のマンションに導入され
おおむね入居者の方々には好評のようです。
原理は企業秘密に属するので
ここで明かすわけには参りませんが、
一番手は寝室の壁に埋め込んだもの。
そして、昨年暮れあたりから
実用化し始めたのが、
バブルジェット装置と組み合わせて
浴室のバスタブ内にマイナスイオンを含む
気泡を発生させるものです。
先の見学会のお宅にも採用されています。
（浴室なので写真アップは控えますが、
バスタブも羨ましいほどワイドで広々～）
そこで、好評なのに気をよくされて、
後付けで使用できる装置を試験的に開発。
まさに今、市販前のモニター期間中・・・
といったことになりますか。
ある時、制作物のご提案の打合せ中に
そのマイナスイオン関連に話が及び、
皮膚の乾燥を防ぐことから、
アトピーにも効果が期待できるというくだりで、
つい、私、手を挙げてしまいまして・・・・・
なら、広告表現の企画に当たっても
ぜひ自身でも体験してもらわないと、と
まぁ、その時の社長殿の
にんまりと嬉しそうな表情ときたら！
6台作られたという装置は、その時
すべて貸し出し中のため、
追加でモニター専用の
装置をつくっていただくということに。
＊＊
で、それから数週間後のこと。
外出から席に戻ったら、
デスク脇に置いてありました。
別件で打合せに出掛けた
当社の社長（兼、この得意先担当営業）が
私あてのを預かって来たのです。
それが、先月の最終週あたりのこと。
貸し出し期間は1ヶ月。
返却時に、使用した感想レポを
添付することがモニター条件となっています。
で、先方の社長から
言付かったということには・・・・・
ぜひ、これを水道水に用いて
マイナスイオン水もこしらえて
飲用してみてほしい、と。
きっと、効果もさらに期待できると思うよ、と。
以降、私を含めて一家3人、
ほぼ毎日使用しております。
借りた時期は、ちょうど
寒の戻りがあった頃でしたので、
風呂好きの嫁からは・・・
ポカポカして湯冷めしにくい気がするという感想。
これは、あらかじめ聞かされていた通り。
血行を促進するので、
そこから得られる効能とのことです。
が、それはそもそもバブル自体が果たす
機能によるところでは、などとも思うのですが・・・
で、私はと言えば、
確かに、当時ちょっと悪化しかけていた
首周りの痒みが緩和したこと。
それと、もともと
閉所で湯に浸かっていることに
息苦しさを覚えるタチでして。
お風呂そのものが得意ではなく、
バスタイム自体も短い方でしたが
～いわゆる、カラスの行水ってヤツで～
それが何だか、呼吸が
いつもより深く出来るような心持ちで、
長く湯に浸かっていても、
それほど苦にならないような気がするのです。
な～るほど、コレはいいかも！
と、思いきや・・・・その後
仕事の多忙さというベースの上に
親関連のもろもろが恐らくトドメとなってか、
この数年来ないほどアトピーが悪化。
これまで発症していなかった
両手の平と甲、そして腕の下部全体が
発赤状態で、とりわけ手の甲は
ストレス状態のセンサーみたいなもので、
気がつくと、ついつい掻いてしまっていて
もう、ひと回り腫れたような状態にまで。
考えてみれば、使用直後に覚えた
変化の内、前者の痒みの緩和は
たまたまその部位が
終息の時期だったかもしれないし。
そして後者、深い呼吸と落ち着き感は
私にありがちな暗示に掛かって・・・と
いうものだったかもしれません。
いや、今にしてみれば
そうであったに違いないと確信します。
そのひどいアトピー状態が
10日ほども続いた頃、これは
何とかしなければ、と。
(途中、皮膚科の定期診察もありましたが）
で、思い起こして
症状が悪化したのに先立つ頃、
何かそれに関わりそうな
生活習慣の中の変化は・・・・・？
と、考えをめぐらせると、
二つありました。
ひとつは、これまた得意先である
ドラッグストアチェーンから
ありがちな「押しつけ販売」。
これで、今年はずいぶん高い
花粉症予防の薬をセレクトしたらしいのです。
（高さ6cm程度の小瓶に120錠、定価8000円也）
これを2月の中旬頃から服用しました。
そして、もうひとつが
ここでご紹介した、マイナスイオンを含む
水を毎朝一番にコップ1杯飲み始めたこと。
こちらは、機器試用と時期を同じくして
2月の下旬頃から。
いずれも、それ以前には
摂ってなかった成分で、
しかもダイレクトに体内に摂取するもの。
で、疑わしき順に要因を排除するという
正しく科学的な判断から
試しに、これらを飲むのを中止したところ・・・・・
ほぼ一週間で、該当部位の
猛烈な痒みは沈静化し、現在に至るデス。
＊＊
さて、一体犯人は何だったのか？
それとも、やはり
そもそもは別のものに起因して
たまたま終息すべき時期に
治まっただけなのか？
さて・さて・さて・・・・・・
