日本橋高島屋の「大東北展」にて。
「東北6県ご当地パンまつり」まあ呼んで字の如しです。
TV番組で有名に“なってしまった”ご当地パンが催事場の一角に積み上げられ。
来店客は長い行列の果てにスーパーのカゴを持ってぞろぞろと売り場を一周し、パンをとって出口ではい精算。
あほらし、と思いつつも、そうせんと買えへんからしゃあない。
行列が大嫌いな京都人も並んで買いましたのは。
岩手県盛岡市のコッペパン専門店・福田パン。
お店では、お客さんのリクエストに応じてその場でコッペパンに具材をはさんでくれるそうです。
クリームやあんこ、バター、ジャム、サラダなど、常時60種類の具材がありまして。
好きなように組み合わせてオリジナルのコッペパンを作れるとあって大人気とか。
もちろん、百貨店の催事では再現できませんので。
初日だけは、人数限定でジャムやクリームのリクエストを受け付けたらしいですが。
我々が買えるのは、袋に入ったスーパー用商品のみ。
「ジャム・バターサンド」「ピーナッツ・バターサンド」「クッキー&バニラ」の3種類をいただきました。
コッペパンはコンビニ・スーパーのものより1.5倍くらい大きくて、ちょっとびっくり。
ただし生地がふわふわしているので、食べ過ぎで苦しいことにはならんかな。
クリームやジャムの量は、他社スーパー用コッペパンよりすごく多い…わけではありません。
味は、ふつうに美味しいですけどすごく突出した味でわないよ?
だって、地元の小中高生たちが買うておやつにするような菓子パンなのですから。
されどコッペパン、たかがコッペパン。
百貨店で並んでいた人々は、どんな美味珍味を求めてやって来たのでしょう。
そんなん、ご当地に行って、お店でリクエストしてはさんでもらうから美味しいんやん。
わかっちゃいたので私は確認したまで。
とはいうものの、地域の日常食の一端が覗けるのが、ご当地パンであります。
無意味な企画とまでは申しません。
こちらは「気仙沼発 黒糖クリームサンド」。
宮城県気仙沼市民のソウルフード「クリームサンド」の黒糖版です。
宮城県気仙沼市の気仙パン(気仙沼製パン)が、1970年代から1996年くらいまで製造販売していた「クリームサンド」。
コッペパンにピーナッツバターをはさんだだけの素朴なパンですが、「パンと牛乳」でお昼、おやつというと必ずそれ。
大手メーカーの多種多様な菓子パンが売り場を制覇しても「クリームサンド」だけは圧倒的に売れ続けました。
気仙パンが倒産後は、宮下県石巻市のフレッシュ製パンが製造を受け継ぎ。
今もなお、気仙沼では「クリームサンド」が売られており、ロングセラー記録を更新しています。
このピーナッツバターは、濃いぃて美味しかったです。
黒糖生地のコッペパンも、味わい深くてええもんですね。
つづく。
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