【復興応援部会】千葉県産ほうれん草とたまごのサラダパン | コン美味食文化論2

コン美味食文化論2

東日本大震災被災地を中心に、食べて復興応援!
時に風味舌禍な「いけずな京女」のブログです。


コン美味食文化論2-1
コン美味食文化論2-2


 こちらはコープとうきょうで注文した商品です。
 千葉県茂原市・白鳥製パンさん製造の「千葉県産ほうれん草とたまごのサラダパン」ちょっと珍しいですよね?

 届いてみたら、これがタダモノではありませんでした。


 千葉県の専業農家出荷組合「和郷園」で、冷凍ほうれん草を作る過程の中で、今まで利用されていなかった規格外品のほうれん草をペースト状にしてパン生地と混ぜ合わせ、焼き上げました。(時期により世紀品も混ぜる場合があります)


コン美味食文化論2-3


 ほほお、それで「むだをなくす」マークがついているのですね。


 このマークは、コープとうきょうが所属するコープネット事業連合のテーマ開発商品のひとつ。
 コープネットでは「日本を、食卓から元気にしたい。」のメッセージのもと。
 「食料自給率の向上」「地域の生産者の応援」「むだをなくす(資源の有効活用)」をテーマにした冷凍食品の取扱いを2011年から始めました。
 詳しくはこちらをご覧ください。

 http://www.coopnet.jp/products/nattoku/2010/201101.php


コン美味食文化論2-4


 パッケージの裏には、さらに詳しい情報が。


 畑で自然にのびのびと育った野菜は、大きさや形がバラバラです。
 またほうれん草を作る、収穫から製造までの過程で、折れなどで商品化できない原料は収穫の約7%程つねに発生し、一般的には規格外となり使用されません。
 このような野菜も栄養価や食味に大きな差はないため、「食べ物を無駄にしたらもったいない」との考えから千葉県の専業農家出荷組合である「和郷園」直営の工場でペースト加工しました。
 本品は、このほうれん草ペーストを混ぜ合わせたパン生地で、千葉県産のたまごで作られたたまごサラダを包み込み焼き上げました。


 ええことや!合格合格合格合格合格
 そやけど、本来は当たり前のことが、今までできていなかっただけのこと。そこは謙虚にネ☆


コン美味食文化論2-5


 生協の組合員は、ほうれん草を栽培してくださった生産者さんと、商品化してくださった和郷園さん、製造された白鳥製パンさんに感謝して、いただきましょう。
 あっ、企画してくださった生協さんにもね。


 さて、この「千葉県産ほうれん草とたまごのサラダパン」て、冷凍なんです。
 食べたい時に食べたい数だけ、電子レンジでチンすると。
 ホカホカでふっくらしっとりした「たまごサラダ入りのパン」が食べられます。これって便利!


 ほうれん草の香り、いうても青くさくはないですよ、ふわりと心地良い。
 噛み締めるほどに味わい深いパン生地です。
 

コン美味食文化論2-6


 中のたまごサラダも、しっかりと卵の味わい豊かで。
 言うまでもなくほうれん草との相性は、抜群です。


 「もったいない」を「有効活用」するだけでなく、惣菜パンとしての「美味しさ」も完成された、これはええもんを見つけました!
 白鳥製パンさんの楽天ショップでも購入できますので、ご興味のある方はのぞいてみてください。

 http://www.rakuten.co.jp/shirapan/


 白鳥製パンさんは、茂原市周辺と千葉の一部の学校給食、その他冷凍パンを全国の生協向けに製造している会社。
 和郷園さんは、香取市で自然循環型農業にとりくみ、栽培された野菜をそのまま販売するだけでなく自ら冷凍野菜やカット野菜に加工しています。
 つまり、原料の産地も加工地も製品の製造も、すべて「千葉県産」の希少なパンなのでした。


コン美味食文化論2-7


 こういうとりくみが、全国の生協を中心に広がればいいのになと、思います。
 志のある農業者や食品メーカーも、全国にいらっしゃるのですから。
 そしてこのとりくみは地域の活性化や町おこしにも、必ずつながるのですから。



●こちらもご覧ください
いけずな京女のジコチュウな日々を綴る
「いけずな京女のwagamama日記」
本日は「おにせん しあわせのカルボナーラ味」
http://blogs.yahoo.co.jp/taka24562002


●本日のお友だちのアメブロ
Two Pumpsさん「AKAGIDAN(AKG)『キャベツ畑のお嬢様』」

http://ameblo.jp/iio0907/entry-11353923248.html