研修DAY 3 「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」
OMG TGIF!!
(Oh My God, Thank God It’s Friday)
今日は研修レポート、最終回です!★
素晴らしいリーダーになるためには DAY 3
― Avatar listening (アバター・リスニング) ―
映画のことではありません。
Avatar(アバター)を辞書で調べると:①権化、具現。②仮想現実における自分の化身。という意味です。
要するに、他の人になりきる。彼/彼女の視点から世界を見る。見るだけでなく、体感する。ということです。
ではアバター・リスニングは具体的に何か?
①自分が相手の鏡になる。自分が話し手だと想像して物事を考える。
②自分の考え・個人的意見・アドバイス・底意を一時的に忘れる。
③話している相手に全神経を集中させる。自分の考えと切り離す。
④もっと話をしたくなる雰囲気をつくってあげる。「そしてどうなったの?」など聞いて、導いてあげる。
⑤わからないことがあったらちゃんと質問をする。後からの誤解を防げます。
⑥相手の話している内容に対して本当に理解できること・共感できることがあれば、理解を示す。
⑦アバター・リスニングとは「賛否」ではなく、「理解する」が最も重要なポイントです。
⑧もしどのようなリアクションをして欲しいか分からなかったら、聞く。最終的にアドバイスが欲しいのか、話を聞いて欲しいのか、自分の立場からの意見が欲しいのか、など。
自分が話しているときに携帯をいじったり、まったく違うことを話し始めたり、反対されたり、「私の方が~」と対抗意識を示されたり、話をせかされたり、アイコンタクトをしてくれなかったり、相談したつもりが説教された、など嫌な思いをした経験はみんなあると思います。
会話をしているときの自分の姿勢を振り返ってみてください。
ちゃんと相手の気持ちを考えてあげていますか?話を聞いてあげていますか?
アドバイスをする、自分の意見をはっきり言うのが相手のため!と思っている人もいると思いますが、話を聞いてあげるだけでも十分相手は満足しています。相手が本当にアドバイスを欲しいと思っていれば「どうしらいいと思う?」「アドバイスください」とちゃんと言ってくれるはずです。
“The best listener is the best conversationalist!”
「よい喋り手はよい聞き手」
みなさんもアバター・リスニングに挑戦してみてください★
良い週末を!
研修DAY 2 「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」
昨日に引き続き、研修のレポートをご報告します★
素晴らしいリーダーになるためには DAY 2
-ありがちな思い込み・勘違い-
①自分の価値観≠現実
人はそれぞれの人生を歩んで来ているのでもちろん価値観も違います。自分の思っていることが現実と比例していません。物事は客観的に見つつ、チームメンバー個人個人の視点からも見ることが大事です。
Zoom IN & Zoom OUT!!
②「間違い」は存在しない
チームメンバーから自分が考えていた結果と異なったものを提出された場合、リーダーは「違う!間違っている!」と否定してはいけません。彼/彼女の視点に合わせて物事を見て、一緒に理解を一致させることができるのが良いリーダーです。
③「怒る」よりも「興味を持つ」
もしあなたが「X」と伝えたつもりだったのに、相手が「Y」と解釈してしまったら、「なんでわからないのだ!」って怒るのではなく、「どうしてYと解釈したのだろう?」と興味を持てばいいのです。そして、違うアプローチで説明すればいいのです。
Be “curious”, not “furious”
④失敗は存在しない
どんな結果も成果です!失敗なんて存在しません。
エジソンが最高の例です:
「私は実験において 失敗など一度たりともしていない。
この方法ではうまく行かないということを発見してきたのだ。」
⑤×「自信がない・・・」
「私は自信がないから~ができない。ネガティブになってしまう。」
その「自信がない」と思っていることは具体的に何ですか?きっと良く考えてみたら、日常生活のほんの一部と思います。その「ほんの一部」のせいで全ての自信をなくすのはもったいない!!
⑥人はそれぞれ持っている知識をフル活用して、ベストを尽くしている。
新しい情報を与えて、育て、滞在能力を引き出してあげるのが良いリーダーです。
⑦Be the CHANGE!!!
ガンディーも言いました:
「他人に変わって欲しければ、 自ら率先して変化の原動力となるべきだ。」
明日は金曜日です★
Have a good evening!
研修DAY 1 「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」
先月、「良い関係づくりのための、マネージメントとリーダーシップ」というトレーニング・セミナーを会社で初めて受けさせていただきました。人をリードする立場の方々、これからリーダーになる方々のための実践的セミナーです。皆さんが考える、「素晴らしいリーダー」とはどのような人でしょう?
トレーナーはDavid Chard(デービッド・チャード)さんというエデルマンの各国の支社でトレーニングを行っている方です。
「信頼できる」、「チームを引っ張ってくれる・まとめることができる」、「時間管理ができる」、「尊敬できる」、「仕事の効率が良い」、などなどいろんな要素があがってくると思います。そのようなリーダーになるためには何をしなければいけないのかを考えるセミナーです
聞いていて「当たり前じゃん!」って思うけれど、意外とできていないということに気付かせられた3日間でした。
素晴らしいリーダーになるためには -DAY 1-
①信頼関係を築く
どんな人間関係も「TRUST(信頼)」がなければうまくいくはずがありません。
以下4つの要素が揃うと信頼関係が生まれます:
1. 誠実さ(Sincerity)
うわべだけの返事するのではなく、心から思っていることを相手に伝える。思っていないことを言っても、相手は感じ取ってしまいます。元々行く気がないのに「今度ランチ行こうよー」と言ったり、本当は会いたくない人に会ってしまって「お会いできてうれしい!」と言ったりするのも誠実じゃないですよね。
Mean what you say, and say what you mean!
2. 能力(Competence)
自分の能力を理解し、それに相当する業務をこなす。
3. 頼りがい(Reliability)
やるといったことを確実にする。口だけはダメです。
4. かかわり合い(Involvement)
相手に関心もつことです。趣味、家族構成、誕生日、好きな食べ物、なんでもいいので「仕事外」の相手のことを知り、常にコミュニケーションをとることが最も大事です。
②外見だけで判断しない
今日初めて会ったクライアントがこの女性だったとします。
彼女の第一印象は何でしょう?
スカートが短すぎる、堂々としている、自信過剰、気が強そう、いじわる、などなど出てくると思います。
・・・でも実際の彼女は闘病生活を送っているかもしれない、シングルマザーかもしれない、小心ということを頑張って隠しているかもしれない、職場でいじめられているかもしれない。
人間は無意識に他人を「~だ」と決めつける傾向があります。あなたが↑の女性を判断したように、他人もあなたのことを判断しています。お互い誤解し合わないよう、直接話しをして知り合うことがはどんな人間関係でも不可欠です。もしかしたら共感できる点がたくさんあるかもしれません。
③嫌な点ではなく、いい点に注目する
何に関しても、1つの事に集中しすぎると周りが見えなくなってしまいます。脳がその他をブロックアウトしてしまうのです。
David さんは この現象を “Seeing red cars”(赤い車ばかり見える)と呼んでいました:
あなたは新品の真赤な車を買いました。そうしたら、なぜかその日以降赤い車がやたら多いことに気付き始めました。スーパーに行っても、高速道路を走っていても、近所を見渡しても赤い車ばかり目につきます。本当は赤い車が増えたわけではないのに、意識しているからそう見えるだけなのです。
嫌なことに注目すれば、「赤い車の現象」ように嫌なことばかりが自然に目につきます。もし好機が訪れたとしても、違うことばかりに集中していてそのチャンスを逃してしまうかもしれないですよね?
マインドセットを「ネガティブ」から「ポジティブ」にシフトするだけで、色々なチャンスが訪れるようになります★
You get what you think!!!
ではみなさん、have a nice afternoon★